福山絢水

“あやみん”福山絢水、コンプレックスを生かした“一重メーク”で話題に「最大の転機になりました」目標は藤田ニコルと渡辺直美

2022.05.12 08:30
福山絢水

ファッション誌の専属モデルを務める他、「SEA BREEZE」新CMのキャスト、花王「リーゼ」のアンバサダーに選ばれるなど、活動のフィールドを拡大中の福山絢水。“あやみん”の愛称で親しまれている人気モデルの彼女に、出演CMのこと、注目されるきっかけとなった“一重メーク”についてなど、さまざまなことを語ってもらった。

CM撮影で筋肉痛も「青春だなぁ!」(笑)

――「SEA BREEZE」の新CMが話題ですね。

これまでの「SEA BREEZE」のCMに出演されている方々がすごい人ばかりなので、「私が!?」って最初は思ったんですけど、一ついいきっかけをいただけたのかなって思ってうれしかったです。

――高橋文哉さん、吉川愛さん、安斉星来さん、曽田陵介さんとの共演となりましたが、撮影はいかがでしたか?

これまでの「SEA BREEZE」のCMは男女一人ずつで恋愛的な設定が多かったんですけど、今回はキャストが5人で友達同士の青春みたいな、新しい感じになっています。撮影も楽しかったですね。

SEA BREEZEをバトンにして走ってつないでいくという内容になっていて、ひたすら学校内を走っていました(笑)。高校を卒業してから走るってことがあまりかったので、次の日に筋肉痛になりまして、それも含めて「青春だなぁ!」って(笑)。

――共演者も同世代の人たちですからね。

吉川愛さんは子役のころから好きだったので、一緒にお仕事できたのがうれしくて、最初に会った時に「好きでした!」って伝えたんです。「ありがとう!」って言ってくれました(笑)。あぁ、頑張ってきてよかったなって思えた瞬間でしたね。

渋谷に巨大広告「テンション上がりました」

――巨大な広告が4月上旬に渋谷の地下街に展開されていました。

SNSにも写真をアップしたんですけど、実際に行ってきました。東京といえば渋谷っていうイメージが私の中にあって、そんな場所に私の広告があるって思ったらテンション上がりました。実際に見てみたら本当に大きくてすごかったです。たくさんの方が見てくれていたので、「私だよ!」って心の中で叫んでいました(笑)。

――そして、花王「リーゼ」のアンバサダーにも就任されましたが、こちらのCM撮影はどうでしたか?

テレビCMが初めてで、撮影自体もすごく緊張しました。テレビで流れたのを見た時、「ついに私もテレビCMデビューか!」ってうれしかったです。お母さんから「見たよ」って連絡がありましたし、ファンの子からも「テレビで流れていたよ」とか反響が大きかったです。

外見も中身も大人の女性らしくなりたい(笑)

――テレビCMはいつ流れるか分からないので、流れたのを偶然見るとうれしくなりますよね。

出会った感じがあります。「リーゼ」の方は、CMやスチール撮影の他に、インスタでのマガジンみたいなのもあって、泡カラーで染めたり、スティックで色をつけてワンポイントカラーを試したり、髪色で遊んでいる感じが楽しいです。

モデルのお仕事は「Popteen」(角川春樹事務所)でやらせていただいていますが、「リーゼ」は髪色が主役なのでまた違う雰囲気の撮影を経験できました。

――もし自由に髪色を変えていいって言われたら何色にしたいですか?

金髪とかブロンドとかを一回やってみたいです。でも、髪質的に難しいかなって思うので、憧れというか夢ですね。

――じゃあ、髪色に限らず、何か変えたいと思うことは?

今年二十歳になるので、外見も中身も大人の女性らしくなりたいです(笑)。

――DHCテレビ「#渋谷オルガン坂生徒会」では、一足先に振り袖を着られていましたね。

振り袖を着させていただいて、気持ちだけ先に二十歳を味わいました(笑)。「まだ10代だからね」っていう言い訳ができなくなるので、しっかりしたいです。

――二十歳ってどういうイメージを持っていましたか?

一人で行動できたり、たくさんのことを知っているイメージがあるので、会話の中にも知識とか知性が出てくるような女性になりたいなって。頼れる感じとか。

「Popteen」専属モデルで最年長に

――「Popteen」では後輩も多く、頼られる存在にならないといけないですね。

そうですね。気付いたら年齢的に一番上になっていました。以前は、「先輩!」って話し掛けたり、相談に乗っていただいたりしていたのが、どんどん先輩が卒業していって、最近は相談されることも増えました。「私を頼ってくれるんだ」って、すごくうれしいです。

「Popteen」のモデルはあいさつなど礼儀に対しては厳しく、それもいいところだなって思うんですけど、学校の部活じゃないですけど、先輩から後輩に教えたり伝えたりすることで伝統が受け継がれていくところもあると思うんです。なので、頼れる先輩でいたいですし、伝えたり教えたりすることもちゃんとできたらいいなと思っています。

――「Popteen」専属モデルの活動の中で、ターニングポイントとなったことは?

元々メークとかファッションが好きだったんですけど、モデルの人はみんなメークやファッションが好きだし、みんなスタイルもいいんですよね。なので、私を好きになってくれるような個性とかキャラが必要だと思ったので、いろいろ考えた中で、“一重メーク”をどんどん発信していこうと思いました。

最初は一重がコンプレックスで、「二重になりたいな」と思っていたりもしたんですけど、一旦そのままの自分でメークしてみようと思ってやってみたのがきっかけでした。メーク動画やSNSなどを参考にしながら、最初はコスメもあまり持っていなかったんですけど、プチプラなものを買って試していくうちに、「あ、これ盛れる」とか「私の目に合うんじゃない?」とか、いろいろ発見があって、それが積み重なって今があるのかなって思います。

――コンプレックスが今では長所に?

はい。自分しかないものを見つけるのは大変でしたけど、それが今のお仕事につながっていますし、私を知っていただけるきっかけにもなったので、一重メークを見つけた時が私の中の最大の転機になりました。

キャラ設定の濃い、ぶっ飛んだ役をやってみたい

――去年歌手デビューされましたが、「アイ・メイク・アップ」というタイトルで、内容もまさにメークとリンクしています。

元々歌も好きだったんです。地元でバンド活動とかもしていたので、いつか自分の思いを歌にして出したいというのも夢の一つでしたね。デビュー曲として「アイ・メイク・アップ」を出せてうれしいです。

――プロフィールを見ると、やりたいお仕事として、演技、リポーターとか、いろいろ書かれていますね。

これから挑戦したいことになるんですけど、演技に興味があります。昔から友達となりきって演技するみたいな感じで遊んでいたこともあって、「SEA BREEZE」のCMでは設定があって演技みたいな感覚でやれたので、今後ドラマにも挑戦してみたいなって思います。

――どんな作品とか役をやってみたいですか?

コメディーが好きなので、現実味のある人物よりも、キャラ設定の濃い、ぶっ飛んだ役をやってみたいです。

――リポーターは?

食べることも好きなので、食レポとかできたらいいなって。欲を言えば、全国各地の名産品を食べるのをやってみたいです(笑)。

――では、モデルの仕事に関連する仕事でチャレンジしてみたいことは?

一つはランウエーです。経験させていただいたんですけど、あの空気感はなかなか経験できるものではないので、またランウエーを歩けたらいいなって。目標はTGC(TOKYO GIRLS COLLECTION)です。

あとは、プリ機モデルですね。プリ機ってずっと愛されていて、高校生とか同じぐらいの世代の子がいつもいる場所なんです。コンプレックスを持った子がプリ機だともっとかわいく慣れたりするので、一重の子も盛れるようなのがあったらいいなって。これも夢の一つです。

目標は藤田ニコルと渡辺直美

――ちなみに、目標としている人は誰ですか?

「Popteen」の先輩でもある藤田ニコルさんです。私が今後やってみたいプロデュース業だったり、テレビのお仕事だったり、いろんなジャンルでマルチに活躍されていて、しかも実績というか結果を残していらっしゃるので憧れますね。

もうお一方は渡辺直美さん。ジャンルが全然違うんですけど、演技というか表現力がすごくて、世界でも活躍されていて。最近YouTubeを見始めたんですけど、それを見て人柄が分かって、より好きになりました。

――最後は今後の抱負も含めて、読者へのメッセージをお願いします。

「Popteen」などこれまでやってきたお仕事もしっかりとやっていきつつ、今までは同世代の方が知ってくださっていたと思うんですけど、もっと幅広い世代の方にも知ってもらえるように頑張っていきたいと思っています。

さっき、二十歳になったら大人な女性になりたいとか変わりたいとか言いましたけど、私らしいものは変えずにやっていきたいと思っていますので、応援よろしくお願いします。二十歳になっても変顔とかやっていきます(笑)。

◆取材・文=田中隆信

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