崎本大海、結婚を発表 「闇金ウシジマくん」カウカウファイナンス高田役で山田孝之と共演し話題に
2022.04.27 21:09
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俳優の山田孝之主演の映画・ドラマ「闇金ウシジマくん」にカウカウファイナンス高田役で出演し、現在はファイナンシャルアドバイザーの文化人として活躍中の崎本大海(35)が、一般女性と結婚したことが27日、わかった。
崎本大海、一般女性と結婚を発表
崎本は、令和4年1月11日に入籍したことを報告。約4年ほど前に「後輩の男の子に呼ばれた会で出会った」というお相手について、「礼儀や相手への気配りなどがきちんとしているという印象でした。真面目で我慢強く、物事に対する考え方や言葉がハッキリしている所が特徴です」とし、「逆に、どうでも良いことに関しては本当にどうでもいい。そういう気分屋なところが自分と似ている部分かもしれません」と明かした。結婚に踏み切れた理由については、「一番つらいときに、彼女が僕に対して安心を与えてくれ、それが僕の自信になった」「守りたい人がいるという事が自分に与えてくれる力が、何より大きいと気付かされたから」とコメント。
また、お相手の「変なところ」に惹かれているとのことで、互いに名前の頭文字をとって一文字で呼びあっていると惚気も見せていた。
崎本大海インタビュー全文
― 結婚について出会いとお付き合い、結婚に至るまでの経緯を教えてください。崎本:出会いは約4年ほど前になります。後輩の男の子に呼ばれた会で初めて会いましたが、そのまた友人の、更に友人が、彼女でした。こう話すといつも、「遠いなぁそれ!」と笑われるのですが、実際のところ、紹介を受けたというより、たまたま隣の席に座っていたところに僕が声をかけたという感じです。もともと洋服の接客業に就いていたこともあってか、礼儀や相手への気配りなどがきちんとしているという印象でした。真面目で我慢強く、物事に対する考え方や言葉がハッキリしている所が特徴です。しかし逆に、どうでも良いことに関しては本当にどうでもいい。そういう気分屋なところが自分と似ている部分かもしれません。
交際が始まったのはどちらからともなく。。コロナ禍で人と会う事が難しくなり、交友関係が自然と整理されてしまうなか、不思議と一緒に過ごすのが当たり前になっていました。
当時は使えるお金も少なかったので、あまり楽しい思いをさせてあげられませんでしたが、ぼくのつまらない冗談にいつでも笑ってくれ、そばにいてくれました。出会った時は僕にとって精神的にも辛い時期でしたが(実は彼女は知りませんでしたが)そんな僕にとって、本当に救いであり支えになってくれました。
正直いうと、今まで、誰かを守りたいとか、幸せにしたいという気持ちを持つ事はとても稀でした。結婚のことを想像したり、真剣に考えるのを避ける傾向がありました。それは、育ちもあるかもしれませんし、経済的な自信がなかった事もあるかもしれません。
そんな僕が結婚に踏み切れた理由は、一番つらいときに、彼女が僕に対して安心を与えてくれ、それが僕の自信になったこと。そして月並みですが、守りたい人がいるという事が自分に与えてくれる力が、何より大きいと気付かされたからでした。
相手の事を思う気持ちが自分の心を豊かにしてくれる、、なんて、J-POPの歌詞のようなフレーズを30代半ばのおじさんが言うと気持ち悪いでしょうが、彼女は、そういう存在の大切さを僕に教えてくれました。
― お互いにどんな部分に惹かれましたか?
崎本:彼女は、誰かに聞かれるといつも「変なところ」と言っています。。交際したばかりの頃は「居心地の良さ」と話していましたが、最近は「変なところ」と本音を出すようになりました。「僕が変なので、居心地がいい」ということなのかもしれません。
ぼくは大海の頭文字をとって「ひ」と呼ばれ、ぼくも「〇ちゃん」と一文字で呼んでいます。
― 「ウシジマくん」で全国的な知名度の俳優となったかと思いますが、「ウシジマくん」出演に至ったきっかけと撮影時の主演の山田孝之さんとの思い出はありますか?
崎本:出演のきっかけは、既知のプロデューサーからのお声がけでした。「ウシジマくん」は原作が大好きで読んでいたので、実写化に出られることが嬉しかっただけでなく、やはり山田孝之さんが主演という事も大きな喜びでした。
山田さんのすごい所は挙げればキリがありませんが、何よりもすごいと感じるのは「常に、もし明日死んでもいいように生きている」と言い切っているところかもしれません。
撮影で集中している時、真剣に何かに打ち込んでいる時、ダラけている時、どんな一秒を切り取っても、その人生を本気で味わって、楽しんでいるように感じます。
全てフラットに、他人も、自分も受け入れる。そういう変な打算のない「生き方」がとても野性的でかっこいいと思いました。「ウシジマ3」で、本郷奏多さん演じる沢村真司の家に、高田ひとりで会いに行くシーンがあります。意外に高田ひとりで債務者に会いに行くことは少なく、気合を入れて撮影に臨みました。そして、あとで映像を見た山田さんが、「あれは良かったよ」と言ってくれたのが、6年間のシリーズの中で一番嬉しかったです。
― 「ウシジマくん」出演後の俳優活動と今に至るまでの経緯は?
崎本:「ウシジマくん」出演後は、「ヘキサゴン」に出演させてもらっていた時と同様、人気作品に出ていることで人からの見られ方もすこし変わるというか、そういう面はありましたが、実際に仕事が増えるかという事とは別問題でした。
もちろん、自分の努力や才能やタイミングなど全ての結果です。だけど、人からの評価が全ての俳優という特殊な業種ですから、やっぱりきつかったです。
成果が伴っていないことを受け入れたくない気持ちがあったり、それを繕うように「ウシジマも出てるんだぞ」というスカスカな自尊心で自分を慰めたり…そんな時間を過ごしながら、だんだんと心がすさんでしまいました。
色々ともがく時代がありました。バイトをするにも踏ん切りがつかなかったり、資格の勉強をしてみたり。勉強をしても収入が増えるわけではないですが、何かに打ち込むことが出来たことで気持ちが楽になりました。
ですが生活は困窮しました。困っていることも周りに言い出せず、「ウシジマくん」で借金取りの役をやっているのにも関わらず、プライベートで消費者金融に通う日々が続き、ある時には借金が数百万円までふくらんでしまいました。
その時になってやっと開き直る事が出来たんです。いつまでも「いつか何とかなる」と言い聞かせてきましたが、ついに、自分がどん底に陥ったんだと受け入れることができました。
3年近くかかって借金を完済しましたが、長年払った利息は、もちろん(「ウシジマくん」の)10日で5割よりは少ないですが、大きな額だったと思います。
少しずつ生活を立て直すことが出来たのも、そして今ではこうして幸せな家庭を築きつつあるのは、もちろん家族や周りの支えがあったからに他なりません。もちろん未熟な自分たちですから、まだまだ必死ですけれど…。
― 今後、どういった活動をしていく予定ですか?
崎本:自分がお金や生活に困った時代を経て、ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)の資格取得をした経験を活かし、「ファイナンシャルアドバイザーの文化人」活動を開始しています。
賃金が増えない、物価が上がる、、そんな今の日本に必要なのは「資産運用」だ!!お金に働いてもらってお金を増やそう!そういう言葉があふれかえっていますし、やはり、とても魅力的に映ると思います。
でも逆に、情報が増えすぎて混乱している方も多いのではないでしょうか。大切なお金、大切な家族だからこそ、しっかり守りたいし、しっかり増やしたい。そういう方のためにも、基礎から情報を整理してやさしく伝え、寄り添った発信をしていきたいです。
そんな中で、それぞれの身の丈に合った投資運用を、じぶんで選択する力を身に着けてもらえるようにと心がけています。
実は今年から、義務教育における金融の教育に関するカリキュラムが一新されたんです。僕たちの子供は学んでいくのに、僕らの世代は、金融リテラシーの低いのが当たり前、の世代。そのままで良いのでしょうか。
ファイナンシャル・プランニング技能士の国家試験の試験教材を手にしたときに、僕は愕然としました。こんなにも大切な税金や年金のことすら、なぜ僕は学んでこなかったのだろう、と。
自分の子供たちに残してあげられるものは、決してお金の金額だけではありません。お金との向き合い方、お金と共に生きる方法を、一緒に学んでいきたいと思います。
― 著書「もうお金で悩まない」が発表されますね。どういった人たちに読んでもらいたい内容になっていますか?
崎本:何かにお金を使うということは、そのお金を、他の何かに使わないという事でもあります。僕はその優先順位を間違えたおかげで大変な遠回りをしました。
遠回りをした僕だからこそ分かる事があると思います。もっと貯金がしたいのに節約ができないとか、見栄をはってしまい支出が管理できない、ちょっとした借金がやめられない、、そういう方への有効なアドバイスをちりばめました。
一人でも多くの人が、自分と同じような落とし穴に陥らないように、しっかり将来のビジョンを描き、キャリア形成していくための知識が身につくようにこころがけています。
今回の書籍、少し読んでもらえば分かりますが、子供の教育費や老後の生活費には、とんでもないお金がかかります。
記事を読んでくれている読者の中には、若年の方もいると思いますが、両親が、どんな気持ちで稼いだお金を自分に対して使って育ててくれたのか、、、想像したことがあるでしょうか?逆にもし、あなたがそれに感謝できているならば、あなたはとても幸せな人だとも思います。家庭を築き、子供を育て、家族を養い、老後を過ごす。
ただこれだけの当たり前のことをする為に、どれだけのお金がかかるのか、若いころの僕は想像したこともありませんでした。そしておそらく、そういう人は僕以外にもたくさんいるはずです。
「ウシジマくん」で僕がいつも印象的に感じていたことがあります。債務者のみなさんは、たいてい家族の事をないがしろにしながら、本当に困った時に、最後の最後に頼るのは、助けてくれるのは、いつでも家族なのです。(ぼく自身もそうでした。。)
もし今、大切な人がいなかったとしても、そういう人が現れた時に、将来の資産形成に対して「自信を持って」臨めるようでありたいー-
そう思っている人ならば、必ず力になれる書籍になっているのではないかと思っています。
(modelpress編集部)
崎本大海(さきもとひろみ)プロフィール
1986年、東京都生まれ。6歳から子役として活動する。海城中学校・高等学校を経て、慶應義塾大学法学部政治学科を卒業。俳優として主な代表作は連続テレビ小説「わかば」「闇金ウシジマくん」「科捜研の女」など。また、イケメン秀才として人気クイズ番組「クイズ!ヘキサゴンII」でも注目を集める。現在は俳優業だけでなく、「ファイナンシャルアドバイザーの文化人」として金融に関する情報発信活動を行う。「日刊SPA!」にも活動掲載。4月28日には、初の著書「もうお金で悩まない」(扶桑社)をリリース。
書籍「もうお金で悩まない」
借金と苦労を重ねた慶応卒イケメン俳優が本気で伝える「絶対に知っておくべきお金の基礎知識」僕は「お金」でドン底を味わった俳優。だからこそ、ゼロから「お金」について勉強し、しっかり稼いで、しっかり貯めて、しっかり資産形成を始められました。もう誰にも、お金で悩ませない。
同世代のサラリーマンは果たせない高収入を手にし、住まいはタワーマンション、高級外車に乗っていた20代。しかし、そんな毎日は長くは続かない。減り続ける仕事、それでも下げられない生活水準……華やかな暮らしはすぐに破綻を迎える。久しぶりに掴んだ連続ドラマの主要キャスト。「闇金ウシジマくん」で借金取りの役を演じる一方で、私生活では消費者金融の無人契約機に変装をして通うことに――。
【Not Sponsored 記事】
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