

最強の敵はアザラシ? 女王・アンジェラ佐藤が振り返る大食い対決
『元祖!大食い王決定戦』(テレビ東京)で2009年に初の優勝を果たし、フードファイターとして活躍しているアンジェラ佐藤。同番組の司会の中村ゆうじから歌手のアンジェラ・アキに風貌が似ていることから、アンジェラ佐藤と命名され、北海道の大食い女王として数々の戦いに挑んできた。なぜ33歳という遅咲きで『元祖!大食い王決定戦』に出演したのか、また過去の過酷な戦いについてたっぷりと話しを聞いた。そして、彼女の人生を大きく変えた“大食い”と“恋愛”の関係とは!?(前中後編の後編)
──たくさんの大食い大会に挑んできたアンジェラ佐藤さんですが、特に印象に残っている戦いはありますか?
アンジェラ 大食い番組から離れた話になりますけど、北海道にノースサファリパークという動物園がありまして、私は毎年そこで動物と競っているんですよ。アザラシ、ベンガルトラ、ハイエナ、ポニー、アイリッシュ・ウルフハウンド、ライオン、それから黒王号……これは『北斗の拳』に出てくるアホみたいにデカい馬なのですが。どの相手も強敵揃いでしたね。
──VS.アザラシ戦はアンジェラさんのツイッターで固定ツイートになっていますが、あの様子はどうかしていますよ。
アンジェラ 大食い界広しと言えども、ここまで動物とムキになって張り合っているのは私くらいだと思います。とうとう来るところまで来てしまったなと(笑)。
──人間の相手だと、モーリー・スカイラー選手以外にすごいと思うのは?
アンジェラ それはやっぱり魔女・菅原(初代)さんということになるでしょうね。私は3回目の優勝時に勝ったことがありますが、いまだに超えられない壁だというのが正直な気持ちです。噛む力、嚥下力(飲み込む力)、胃容量、そして勝負で何よりも大事な負けじ魂……すべて揃っているんですよ。菅原さんこそ本物のオールラウンダーだと思います。それに加えて、駆け引きの組み立ても見事ですし。
──駆け引きというのは?
アンジェラ 大食いって結局、スポーツと同じなんですよ。競技でいうと、マラソンに似ているかな。駆け引きの力が非常に大事なので。たとえば隣で食べている人がスローペースになってきて、「苦しい。もう食べたくない」みたいな表情をしている。でも、果たしてそれを信じていいのか? あるいは相手が途中からガーっと一気に勝負を仕掛けてきた。そこで自分はどう動くのか? 相手のペースに振り回されてもいいのか? 当然、サッカーでいうところのシミュレーションみたいなこともしますし。
──奥が深いですね。ところでロシアン佐藤さんから「アンジェラちゃんは相当な酒飲み」と伺いました。
アンジェラ (『元祖!大食い王決定戦』の)アメリカ大会で大失敗しちゃったんですよね。私、生まれて初めての海外だったから勝手がわからなかったんです。そうしたら「飛行機の中は機内食が食べ放題だよ」とか「お酒も好きなだけ注文していいから」とかそそのかされましてね。それでガンガン注文していたら、4回目くらいのおかわりで“NO!!”ってCAさんに厳しく注意されました(苦笑)。
お酒もだいぶ飲んで気持ちよく酔っぱらって、そこら中徘徊して……。この一件以降、あの番組では選手の飲酒禁止というルールが新設されました。
──日常生活を送る中、大食いで苦労することもありますか?
アンジェラ 出入り禁止のお店が地元だけで11軒あります。よくあるパターンとしては、私が食べ終わるとお店の偉い方が名刺を持って近づいてくるんですね。そして、ここからは2種類の発言が想定されるんです。ひとつは「お店の宣伝になります。ぜひまた来てください」。もうひとつは「申し訳ないんですが、もう来ないでいただけると……」。向かってくる時点で、こっちはドキドキですよね。「今日はどっちのカードを切られるんだ?」って。
──今、アンジェラさんは肩書的には「タレント」ということになるんですか?
アンジェラ そうですね。北海道の片田舎に住みながら、地元を盛り上げる活動も積極的にしていきたいと考えています。
──最近は食べるだけでなく、食事を作ることにもハマっているそうですね。
アンジェラ そうなんです。コロナ禍に入ってから、節約料理に目覚めてしまいました。今は山の中に住んでいるので、お金をかけずに山菜など自然の美味しいものが手に入るんです。もともと人一倍たくさん食べる人間なので、食費を削りながら好きなだけ食べる生活をしたいと思うようになりまして。お米をお粥状態にしたり、パスタをふやかして食べたり、基本的には伸ばして食べる方法が多いですね。私のYouTubeでも「豆腐丼を300円で作りました」といった動画を上げています。
──健康的にもよさそうです。
アンジェラ そうかもしれないですね。今は食費を月3~5万円で抑えているんです。これは大食い選手としては相当低い額じゃないかと。私の場合は1日2食で7kgずつ、つまり1日で合計14kg食べるんですけど、無計画に食べていたら食費がバカにならないんですよ。
──極端に大食いじゃなくても、家計の中で食費を見直したいという人は多いはずです。
アンジェラ 実を言うと、これはコロナ前からずっと考えていたことではあったんです。今は食品ロスの問題が取り沙汰されるようになりましたけど、節約レシピの開発もその一環として私は捉えているんですね。ただ意地汚く食べ散らかすだけじゃなく、私が食べる姿を見せることで食品ロスの問題を少しでも改善する方法はないかなって。
残り物を有効活用しつつ、衛生面の課題もクリアにして、地球環境に優しい食のスタイルを提言する。その具体的なアプローチについては私も頭を悩ませているところなので、この記事を読んでいる方でいいアイディアをお持ちの方は、ぜひ私のSNSに書き込んでください! お願いします。
──話を伺っていると、食を本当に大切にしていることが伝わってきます。
アンジェラ 私のことはさておき、大食い選手って可愛い子が多いじゃないですか。これはなぜかと言うと、食べることで幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが分泌されるからなのではと思います。やっぱり食と幸せって間違いなく直結していると思うんです。これからは食べることを通じてそういったメッセージを伝えていければというのが目標です。
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