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interview 玉山鉄二
「ちょっと幸せ」をテーマに、グルメ・美容・健康・カルチャーなど、女性にうれしい情報満載のフリーマガジン「Poco'ce(ポコチェ)」から玉山鉄二さんのインタビューをお届けします♪
Profile
1980年生まれ。1999年ドラマ『ナオミ』で俳優デビュー。2005年『逆境ナイン』で映画初主演を果たす。2009年映画『ハゲタカ』で日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞。2014年NHK連続テレビ小説『マッサン』では主人公の“マッサン”こと亀山政春を熱演。ほかにも映画『手紙』『ノルウェイの森』『星守る犬』、NETFLIX『全裸監督』『全裸監督シーズン2』など、様々な作品で活躍。
興味を持てることがあれば、そこにスイッチを入れてみる
伊吹有喜の小説『今はちょっと、ついてないだけ』が柴山健次監督のメガホンで映画化。がむしゃらに働いて挫折をした人々が集まってきたシェアハウスを舞台に“心より欲しているものは何か”を見つめ直す物語。主演の玉山鉄二さんは、かつてスターカメラマンとして脚光を浴びたものの、バブル崩壊により全てを失った男、立花浩樹を演じる。
「脚本を読んで感じたのは、今の時代にすごくフィットした題材だなと。30代を過ぎ、40、50代に入るときに感じる恐怖や責任感は、誰しもが経験することではないかと思うんです。今までしてきたことから別の何かにシフトしてスイッチを入れ直さなきゃいけないけれど、自分の向上心に対しての妨げが大きくなって、どこかで諦めてしまう。特にコロナ禍で色んなことを諦めてしまっている人も多いと思うので、バブル世代でなくても共感してもらえると思います」
これまで数々の作品に出演し、輝かしいキャリアを積み上げている玉山さん。挫けたときはあるのかと尋ねると、「そんなのしょっちゅうですよ」と即答が。
「毎回“俺ダメだな”って凹みますよ。自分の想定している芝居のプランがうまくいかなかったり、キャラクターに違和感を感じたり。監督の要求と照らし合わせたときに自分がちっぽけに感じたりとか。僕は役作りの上で、自分が表現したいもの、監督が表現したいもの、そして視聴者が見たいと思えるものを加味して構築していくのですが、今回は特に視聴者にちゃんと伝わっているだろうか、表現が足りないんじゃないかと、結構悩みました」
悩んで凹んだときの立ち直り方を教えてもらうと。
「僕は一回ちゃんと悩みと向き合います。向き合って酒飲んで寝て、起きてもまだ悩んでいたらまた向き合って。その繰り返し。役者を始めた当時の自分が今の自分を見たら成功していると感じるかもしれない。でもやり残したことがないか、現状で満足してるのかと問われたらよくわからない自分もいて。僕も立花と一緒で、闇を感じていることは多いにありますし、人よりすごく繊細に考え過ぎている部分があるのかもしれません」
現在40代の玉山さんに、30代のうちにしておいた方が良いことを伺うと、「僕は他人から影響を受けたくないタイプなので、本当はアドバイスとかもしたくないんですけど...」と、前置きした上で答えてくれた。
「色んな情報やものに触れて自分が興味を持てることがあれば、そこにスイッチを入れてみるのも良いかと思います。僕はものすごく保守的なので、何かを実行する前には必ず調べる。調べすぎてそれで満足してしまうこともありますし、他に興味がシフトすることも多いのですが、それはそれでいいと思っていて。たぶんミスジャッジをしたくない、後悔したくないから調べてしまうんですね」
そんな玉山さんだが、先日痛恨のミスをしたのだとか。
「旅行先でどうしても食べたいものがあって、これも事前に調べて楽しみに注文したのに、出てきた料理が違う…。僕が食べたかったのは“天とじ丼”だったのに、間違えて“天丼”を注文していたんです。丼の蓋を開けたときの愕然たるや…。でもそれを言える性格でもないし、2つは食べられないので、泣きそうになりながら食べました。しかも、帰宅して届いていた荷物を開けたら、注文したサイズと違っていて…。“ちょっとついてない”どころか、最悪の日でしたね」
『今はちょっと、ついてないだけ』
原作/伊吹有喜 監督・脚本/柴山健次 出演/玉山鉄二、音尾琢真、深川麻衣、団長安田(安田大サーカス)/高橋和也 他 公開/4月8日(金)新宿ピカデリー 他
PHOTO/Hirohiko Eguchi (Linx.)STYLIN /Yoshio Hakamada (juice) HAIR&MAK /TAKÈ for DADACuBiC@3rd TEXT Satoko Nemoto
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