二階堂ふみら輩出「美少女図鑑アワード2022」グランプリは福島県出身の13歳・菅原夕亜さん

「美少女図鑑」グランプリは菅原夕亜さん 先輩・山本舞香からアドバイスも

「美少女図鑑」は、“街に美少女を増やそう”というコンセプトのもと、全国各地にいる美少女を被写体として、2002年に創刊したフリーペーパー。授賞式の司会はドーキンズ英里奈が務め、準グランプリには八畝田心優さん（18歳／広島県）、審査員特別賞には向井純葉さん（15歳／広島県）、Sangoさん（12歳／熊本県）が選ばれた。

かつて「鳥取美少女図鑑」で活躍し、今回のAWARDテーマの「和」にちなんで和をイメージした衣装でサプライズ登壇した山本は「当時はこういうランウェイを歩いたりとかはなかったので。だから、すごく緊張するだろうなという風に思いますし、ここから皆さんがデビューしていくっていうのはすごく私自身も楽しみだし。私とはまた違うデビューの仕方なので、こういう会に呼んでいただいてすごく嬉しいです」とにっこり。

先輩としてのアドバイスを求められると「お仕事をするようになったら、精一杯楽しんでくださいっていうのは伝えたいですね」と言い「大変なことも多いですけど、それだけ応援してくれる方々に元気を与える仕事なので。自分たちが元気でいないと、やっぱりそれは応援してくれている方々にも失礼なことになるので。自分が好きなことをやってほしいなっていう風には思いますね」と語った。

その後、山本の口からグランプリだと発表された菅原さんは「今ものすごく緊張していて、何を言えばいいのかちょっと困惑しているんですけど。本当にこの賞をもらえてとっても嬉しいです。ありがとうございます！」と笑顔でコメント。

今後については「私は憧れが…山本舞香さん、大好きで。いつも見てます。山本舞香さんのような人になりたいです」と山本に対する憧れの気持ちを明かし、この言葉に山本は「いやあ…緊張するよね？私も緊張してます。でも、夢に向かってしっかり頑張ってください」と笑顔でエールを送り、菅原さんは「ありがとうございます」とはにかんでいた。

山本舞香「人生が変わりました」芸能界に入ってからの変化明かす

その後、囲み取材に応じた山本はグランプリ発表を務めた感想を聞かれると「こんな、人生が懸かっているって言っても過言ではない、この大切な時間に私を呼んでいただいて、本当に感謝しています。嬉しかったです。だから、すごい緊張しました」と笑顔。

芸能界に入っての変化を問われると「人生が変わりましたよね。憧れられる存在というか、みんなに元気を与える存在になっているっていうのは本当に二十歳を超えてから自覚するようになったので。それまでは部活感覚というか。なんて言うんだろう（笑）？楽しい時間がずっと流れてたっていう感じなので。自分が女優っていう、モデルっていう自覚は、そんなになかったですね」と回想。

二十歳を超えてからの変化に関しては「映画でお芝居をしているときに、役がスッて入ってきた時に『あ、楽しい。お芝居って』って思ったのがきっかけで。変わりましたね。お芝居に対しての気持ちというか」と述懐し、「嫌々やってても自分のためにならないというか。見ている人にもそれって伝わっちゃうので。楽しいなって思う。『ああ、やっててよかった』って思えたら、それが一番いいんじゃないかなって思います」と楽しむことの重要性を語った。

山本舞香、自由過ぎて怒られた経験は「いっぱいあります」

芝居が好きか聞かれると「好きです。もちろん」と答えた山本は、大変だったことを質問されると「多かったですね。やっぱり地方から出てきている分、両親もいないですし、頼れる人がいなかったので。私はすごくひねくれていたというか。その時は『大人ってみんな敵』って思ってたので。でもやっぱり二十歳を超えて、全部自己責任ってなった時に『すごく自分のことを助けてくれていたんだ』とか。事務所の後輩とかの相談を聞いていても『あ、大人の人たちって私を守ってくれるために、ああやって言ってたんだ』とか、こうしてくれてたんだっていうのが、すごく分かったので。私もそういう大人になれたらいいなっていうのは感じましたね」と心境の変化を振り返った。

本アワードのファイナリストたちが、憧れの存在として自分の名を挙げていたことに「嬉しいですね」と喜びの表情を見せた山本は、改めて後輩たちへのアドバイスを求められると「まんま私にならない方がいいっていう風には言いたい（笑）」と発言。

続けて、「やっぱり、自由過ぎるから私って（笑）。嬉しいですけど、どうなんだろう？」と話しつつ、「服が好きだしメイクも好きなので、お手本になれたらいいなって。そういう女性に私自身もならなきゃなっていう風に思っているので。今年25歳になりますし。その辺はもっともっとしっかりしていかなきゃなっていう風には思っています」ともコメントした。

自由過ぎて怒られた経験があるか問われると「いっぱいありますよ」と笑い「両親がいないし、ホームシックだし、事務所に対してすごいわがままは言っていました。だけど、事務所の方々はそこをなんとかカバーしてくれて、助けてくれていたので。私の事務所も、すごいまじめな方々ばっかりなのにこんな自由な奴がいていいのかって不安だけど、私もインセントを引っ張っていきたいっていう風には思っているので。その辺も、もっともっとしっかりしていかなきゃなっていう風には思っています」と伝えていた。（modelpress編集部）