北村匠海「ミステリと言う勿れ」第11話より(C)田村由美/小学館 (C)フジテレビジョン

「ミステリと言う勿れ」殺人鬼・ジュートは北村匠海 狂気の演技に視聴者驚愕「鳥肌」「ハマり役」

2022.03.21 22:18

俳優の菅田将暉が主演を務めるフジテレビ系月9「ミステリと言う勿れ」(毎週月曜よる9時~)の第11話が、21日に放送された。DISH//で俳優の北村匠海が出演し、反響が寄せられている。<※ネタバレあり>


菅田将暉主演「ミステリと言う勿れ」

菅田将暉/「ミステリと言う勿れ」第11話より(C)田村由美/小学館 (C)フジテレビジョン
菅田将暉/「ミステリと言う勿れ」第11話より(C)田村由美/小学館 (C)フジテレビジョン
累計発行部数1,300万部突破の人気コミックが原作の本作は、天然パーマがトレードマークの主人公・久能整が淡々と自身の見解を述べるだけで難事件や人の心の闇を解きほぐしていく、令和版・新感覚ミステリー。菅田のほか、伊藤沙莉、尾上松也らが出演する。

菅田将暉/「ミステリと言う勿れ」第11話より(C)田村由美/小学館 (C)フジテレビジョン
菅田将暉/「ミステリと言う勿れ」第11話より(C)田村由美/小学館 (C)フジテレビジョン

連続殺人事件の犯人は“スーツケースを持つ少女”?

伊藤沙莉、船越英一郎/「ミステリと言う勿れ」第11話より(C)田村由美/小学館 (C)フジテレビジョン
伊藤沙莉、船越英一郎/「ミステリと言う勿れ」第11話より(C)田村由美/小学館 (C)フジテレビジョン
3人の犠牲者が出た連続殺人事件の応援要請があり、風呂光聖子(伊藤)は捜査本部へと向かう。事件は遺体を交差点の真ん中に磔のように遺棄する猟奇的なもので、3人目の遺体の傷口から被害者本人のものではない血液が検出された。血液は殺人鬼・羽喰玄斗による連続婦女暴行殺人事件の17人目の被害者、辻十岐子のものだった。

伊藤沙莉、松本若菜/「ミステリと言う勿れ」第11話より(C)田村由美/小学館 (C)フジテレビジョン
伊藤沙莉、松本若菜/「ミステリと言う勿れ」第11話より(C)田村由美/小学館 (C)フジテレビジョン
18件目の殺人を犯して以来、姿を消していた羽喰がまた殺害を始めたのかと捜査本部はどよめくが、羽喰の事件をよく知る備前島操警部(船越英一郎)は羽喰の犯行ではないと主張。部下の猫田十朱(松本若菜)も賛同し、風呂光は猫田とバディを組むことに。

そして捜査本部では遺体が一時的に折り畳まれて運ばれた可能性が上がる。猫田は遺棄現場付近でスーツケースを押しながら歩く少女が目撃されていると報告し、刑事たちはその中に遺体が入っていると予想する。

我路、ジュートと愛珠の繋がりに迫る

永山瑛太/「ミステリと言う勿れ」第11話より(C)田村由美/小学館 (C)フジテレビジョン
永山瑛太/「ミステリと言う勿れ」第11話より(C)田村由美/小学館 (C)フジテレビジョン
一方、妹・愛珠(白石麻衣)を殺したバスの運転手を殺害してから警察に追われている犬堂我路(永山瑛太)は、愛珠の死の真相を知るためにジュートという人物を追っていた。調べていくうちに、愛珠が生前に闇カジノで働いていたことを知る。さらに愛珠と一緒に働いていた女性スタッフから、連続殺人事件の被害者が皆カジノで働いていたことを聞き、風呂光にタレコミの電話を入れた。

そして愛珠が趣味で集めていた寄木細工の一つに何かが入っていることに気付いた我路は、それを開けてもらうために寄木細工ミュージアムに向かい、学芸員・辻浩増(北村)と出会う。彼は愛珠と知り合いで、寄木細工の作者・月岡と3人での交流もあったという。

永山瑛太/「ミステリと言う勿れ」第11話より(C)田村由美/小学館 (C)フジテレビジョン
永山瑛太/「ミステリと言う勿れ」第11話より(C)田村由美/小学館 (C)フジテレビジョン
そこで流れていたテレビのニュースでは、連続殺人事件の4人目の被害者が出たことが報じられ、我路はその被害者が以前自分が話を聞いたカジノのスタッフであったこと、そしてその横に「羽喰十斗」と署名があったことを知る。

ジュートは辻浩増だった

北村匠海「ミステリと言う勿れ」第11話より(C)田村由美/小学館 (C)フジテレビジョン
北村匠海「ミステリと言う勿れ」第11話より(C)田村由美/小学館 (C)フジテレビジョン
寄木細工ミュージアムに我路が訪れたと情報が入り、風呂光と猫田は現地に向かう。猫田は辻に名刺を渡し、辻は「いいお名前ですね。とてもバランスがいいです」と褒めた。その後、辻から猫田に電話が入り「ちょっと思い出したことがあって」と話をするため閉館後にまたミュージアムに来てほしいと言われる。

伊藤沙莉/「ミステリと言う勿れ」第11話より(C)田村由美/小学館 (C)フジテレビジョン
伊藤沙莉/「ミステリと言う勿れ」第11話より(C)田村由美/小学館 (C)フジテレビジョン
カジノの従業員に話を聞いた風呂光は、スーツケースの少女が占い師としてカジノを訪れていたこと、少女は女装していただけで実は男性であったことを知る。偽名で働いていたスタッフたちは、姓名判断をしてもらうために皆その占い師に本名を教えてしまっていたという。

そこで風呂光は被害者たちの名前の漢字に「十」が入っていること、遺体の置き方も含め羽喰十斗が「十」にこだわっていたことに気付く。ジュートは植物で、繊維にすると黄色い麻ができるためコウマとも呼ばれており、風呂光は辻が他の学芸員に“浩増”の音読みで「コーマちゃん」と呼ばれていたことを思い出した。辻が連続殺人犯の“ジュート”だったのだ。

同時に猫田の名前の漢字にも「十」が複数含まれていると気付いた風呂光はジュートが猫田の名前を褒めていたことを思い出し、猫田が殺されそうになっていることを察しミュージアムへと急いだ。

猫田、ジュートに刺される

松本若菜/「ミステリと言う勿れ」第11話より(C)田村由美/小学館 (C)フジテレビジョン
松本若菜/「ミステリと言う勿れ」第11話より(C)田村由美/小学館 (C)フジテレビジョン
しかし、猫田はミュージアムで気を抜いた隙にジュートに刺されもみ合いになる。控えめな青年だったはずの彼は、自身がジュートであることを明かしてから雰囲気が一変。「僕が辻浩増だよ。コーマとも呼ばれてる。あ、コーマってジュートのこと。そう、羽喰十斗。僕が羽喰玄斗の息子だよ」と名乗り、玄斗に息子はいないと主張する猫田に「警察は何もわかってない。何度も何度も伝えたのに!結局何も調べてくれなかった」と感情をあらわにした。

永山瑛太/「ミステリと言う勿れ」第11話より(C)田村由美/小学館 (C)フジテレビジョン
永山瑛太/「ミステリと言う勿れ」第11話より(C)田村由美/小学館 (C)フジテレビジョン
何度も猫田に暴行を加えたジュート。もう一度刺そうとしたところで止めたのは我路だった。一方、猫田がジュートに暴行されているのを見つけた風呂光は電話で助けを求めるが、何者かに後ろから口を塞がれてしまう。

ジュートと我路が対峙する中で第11話は幕を閉じ、次週が最終話であることが予告された。

北村匠海のジュート役に反響殺到

北村匠海「ミステリと言う勿れ」第11話より(C)田村由美/小学館 (C)フジテレビジョン
北村匠海「ミステリと言う勿れ」第11話より(C)田村由美/小学館 (C)フジテレビジョン
大きな鍵を握る役柄であるだけに、原作ファンの間でも誰が演じるのか注目を集めていたジュート。その変貌ぶりを圧巻の演技力で表現した北村には「鳥肌立った…!」「ハマり役」「ジュートの変貌ぶりに衝撃受けた」など、反響が殺到。ジュートが起こした事件の経緯は次週明らかになると思われ、視聴者からは「最終話が待ちきれない」といった声も上がっていた。(modelpress編集部)

情報:フジテレビ
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