『第十六回声優アワード 新人発掘オーディション』合格者・高野大河さん(C)Deview

『第十六回声優アワード 新人発掘オーディション』最多7社のスカウトを受けた北海道出身の22歳・高野大河さん「人柄まで丸ごと愛していただけるような声優が目標」

2022.03.16 20:00
提供:Deview

 才能ある声優の卵を発掘・育成する『第十六回声優アワード 新人発掘オーディション』が、文化放送メディアプラスホールにて開催された。最終選考に出場した34名のうち、21名の声優のたまごたちに声優事務所のスカウトの札が挙がった。今回最多7社からのスカウトを受けたのは北海道出身の22歳・高野大河さん(たかの・たいが)。「作品に自然に溶け込んで、リアリティのある演技をなさっている方に衝撃を受けます」と目標とする声優像について語った。

 『声優アワード 新人発掘オーディション』は、年度毎に印象に残る活躍をした声優を称える『声優アワード』の誕生とともに産声をあげ、今年十六回目の開催。当日は事前に行われた声優事務所による一次選考を通過した34名が集結(2名欠席。同日に名だたる声優が登壇する『声優アワード受賞者発表番組』と同じステージを使い、自己PR・テキストリーディング・2人1組での掛け合い台詞・質疑応答の審査を実施。そして、最終的に21名に参加声優事務所からスカウトの札が挙がった。

■声優アワード 新人発掘オーディション合格者
高野大河さん(22歳)北海道出身

――最終審査のステージを終えての感想は?

「小中学校の頃にお芝居の経験は少しあったんですが、高校・大学の時には表現の世界から離れていてたのですごく不安はありました。そのなかで、僕が持ち合わせているもの、過去に経験したものを合わせて、どうやって高野大河という人柄、人となりを見せられるか、楽しむことを重視して参加しました。結果、予想以上に多くの方に札を挙げていただいて、本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。司会の長谷川のび太さんが“札をどうぞ!”と言った瞬間に続々と挙がって。もうあのときは何が何だか分からなくて、とにかくありがとうございます!という気持ちでした」

――最終的に7社からスカウトの札が挙がりました。

「7ですか!! ステージに上がっている間は緊張がほどけなくて、どのぐらいの人が挙げてくれたかは考える余裕すらなかったんですが……ありがとうございます!」

――オーディションの出来栄え、手応えはいかがでしたか?

「自己PRの一言めからミスってしまって、崩れかけたんですが、自分が堂々としていれば間違いも払しょくできると思って、自分を信じて続けさせていただきました。その後の掛け合い台詞の審査では、15分弱の練習時間で相手役の方と演技プランを出し合ったんですが、お互いのイメージしているシチュエーションが近かったので、かなりやり易く感じました。その短時間のなかで、“絶対に受かりたい”という気持ちが芽生えました」

――演技の世界を目指したきっかけを教えてください。

「小学校4年生の頃から、親の勧めもあってヒップホップダンスを習っていました。小学校6年生の時に、札幌で上演する劇団四季の『ライオンキング』のヤングシンバ役の一般公募のオーディションがあることを聞いて、ダンスも歌も好きなので飛び込んでみました。そこで、何かになり切って演じること、自分の声や体を使って表現することってなんて楽しいんだ!っていうことに気付いたんです。無事『ライオンキング』のオーディションで合格をいただいて舞台に出演しましたが、その後も演技に対する気持ちが抑えられず、地元の劇団『フルーツバスケット』にお世話になりました」

――そこから声優をめざしてオーディションを受けたきっかけは?

「高校の時は勉学との両立が難しいと感じて、表現の世界を離れて大学にも進んだんですが、大学3年生で周りが就職活動を始めたとき、僕は一体どんな仕事をやりたいんだろうと考えて。就活の間も、毎日台詞を読んだり歌を歌ったりしていたので、自分が本当に進みたいのは表現の世界なんだと決心して、声優を志しました。いくつか一般公募の声優オーディションも受けたんですが、そこでは結果が出なかった時、お世話になった劇団に相談したところ、声優アワードを勧めていただきました」

――今後、どんな声優を目指したいですか?

「作品の中に凄く自然に溶け込んで、リアリティのある演技をなさっている方に、衝撃や感動を受けるので、そんな演技ができる声優が目標です。そして、高い演技力や技術力も重要だと思うんですが、自分自身の人柄まで丸ごと愛していただけるような、そういう声優を目指して頑張りたいです」

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