「年収チャンネル」出演者が違法賭博への関与認め出演自粛会社ホームページからは名前削除

2022.02.22 15:01

提供：ユーチュラ

「StockSun株式会社」の執行役員で、ビジネス系チャンネル「年収チャンネル」（登録者数20万人）にも出演する植本涼太郎氏が今月21日、チャンネルで公開された動画を通じて、違法賭博への関与を認めて謝罪。当面の間、チャンネルへの出演を見合わせる方針を明らかにしました。

違法賭博が発覚

ツイッターで30万人以上のフォロワーを有する「Z李(Jet Li)」氏は今月中旬、ビジネス系リアリティ番組「令和の虎」（登録者数43万人）出演者らが、金銭を賭けてのポーカーに興じていたことを告発。
トレーディングカードゲーム専門店「晴れる屋」社長の「トモハッピー」（登録者数10万人）や、株式会社A.ver（エイバー）の代表取締役社長で、同社が運営する学習塾「武田塾」の塾長を務める林尚弘が違法賭博への関与を認めて謝罪。林は同社の代表取締役社長を辞任しています。

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フリーランス組織「StockSun株式会社」の代表取締役で、番組にも出演する株本祐己氏は14日、ツイッターにて「私は賭けポーカーの会に参加した事は一度もなく、そのような会を開催した事もありません」と参加を否定。
その一方で、自ら運営するYouTubeチャンネル「年収チャンネル」（同20万人）の出演者がこの違法賭博に参加しており、株本氏本人もそれを黙認していたことも明らかにしています。

執行役員が関与認める

株本氏によるツイートの翌日、StockSun株式会社の執行役員で、「年収チャンネル」にも出演する植本涼太郎氏がツイッターを更新し、「本件について、金銭のやり取りを伴う遊技に参加していたことは事実です」と、違法賭博への関与を告白。
21日に年収チャンネルで公開された動画「今回の騒動について」に出演した際には、改めて違法賭博への関与を認めるとともに、「大変申し訳ございませんでした」と関係者および視聴者に頭を下げました。

ホームページからは名前削除

動画内での発言によれば、植本氏が賭けポーカーに参加したのは昨年11月。
違法賭博と認識したうえで参加したことも明らかにしており、「そこに手を染めてしまったのはひとえに私自身の慢心、コンプライアンス意識の低さ」と反省の意を示しています。

また今回の騒動を受け、植本氏は当面の間は「年収チャンネル」への出演は控える方針を発表。
StockSun株式会社執行役員としての処分については、「いま現在、代表取締役社長株本祐己の判断待ちでございまして」「改めて皆様に株本の方よりご説明させていただきます」としていますが、動画が公開された21日時点では、StockSun株式会社の公式ホームページの「役員紹介」から、植本涼太郎氏の名前および写真が削除されていることが確認されています。