三代目JSB岩田剛典、篠原涼子とのラブシーン撮影回顧 専門コーディネーター立ち会いで「信頼関係が築けた」＜金魚妻＞

篠原涼子主演「金魚妻」

妻たちは、なぜ一線を超えたのかー。それぞれの秘密と想いを抱える女性たちの禁断の愛を題材に、グランドジャンプめちゃ（集英社）で連載中、累計300万部を超える黒澤Rによるヒット同名漫画を原作にした同作。

タワーマンションに住むそれぞれの妻の一線を超える禁断の愛を描いた作品となっており、ある事故をきっかけに美容師としての夢を諦め結婚、DV、そしてモラハラに苦しむ主人公を篠原、傷ついたさくらを優しく受け入れる春斗を岩田、愛していたはずの妻をいつしか支配するようになった夫・卓弥を安藤、ある事情からさくらに挑むような態度を取るゆり葉を長谷川が演じる。

岩田剛典、篠原涼子とのラブシーン撮影を振り返る

岩田はイベント冒頭、「センシティブなシーンが注目されがちですが、すごく純愛を描いた作品だと思います」と作品の魅力をアピール。印象に残ったシーンを聞かれると、「花火のシーンか、大雨の中走ってまた出会うシーン。トレンディですごくきれいなシーンでした」とさくらと春斗のシーンをあげた。大雨のシーンは初回のクライマックスとなっており、篠原も「雨降らしでかなり痛かったんですけど、感動的なシーンになりました」と胸を張った。

Netflixならではの攻めた大人のラブシーンが多く、今回スタッフ・キャスト陣は職場でのハラスメント防止のための取り組みの「リスペクト・トレーニング」を受け、セックスシーンやヌードシーンなどのインティマシー・シーンを専門とした「インティマシー・コーディネーター」の立ち会いの元撮影。

「インティマシー・コーディネーター」について篠原は「途中で入って下さったり、自分では見えない部分も見て下さったり安心感を持って撮影できました。初めての経験だったんですけど良いやり方だなと思いました」と丁寧な撮影を振り返り、岩田も「事前に確認事項を指導して下さって現場にもずっといて下さったので、信頼関係が築けた中でデリケートなシーンも撮影できたのでありがたかったです」と感謝を語った。

安藤政信、岩田剛典は「何から何までかっこよくて…」

今回、初共演となる安藤とはさくらを巡り、対立するシーンが繰り広げられるが、岩田が「濃厚なシーンの連続で光栄でした」と安藤との共演を振り返ると、安藤も「佇まいの何から何までかっこよくて女性をエスコートして、春斗の役柄も岩田くんにしかできないだろうと芝居を見ても思いました」と絶賛。「自分のところから手を離したものは観ない」という安藤は、配信された本編を全く観ていないことをそれまでのトークで明かしていたため、「それは嘘じゃなくて本当です！」と強調して笑いを誘い、岩田も「恐縮です」と感謝した。

今作では、さくらが主人公のメインストーリー「金魚妻」、ゆり葉が主人公の「改装妻」のほか、4人の秘密を抱える妻が登場。どの妻のストーリーが印象的だったかという話題になると、篠原、長谷川、岩田の3人が「弁当妻」と回答。

「弁当妻」は夫・保ヶ辺（藤森慎吾）の“寝取られ願望”に付き合うことが愛情だと考えていたが、実は自分にもある願望が芽生えてしまう朔子（瀬戸さおり）が主人公で、岩田は「男性目線で行くと藤森さんのキャラがぶっ飛んでいて癖の強い旦那さんというかこんな愛の形もあるのかなと考えさせられてしまいました。結構僕は爆笑しながら観ていました」と藤森の役どころへの印象を語った。

篠原涼子、岩田剛典から花束を受け取る

また、終盤の挨拶で岩田はNetflixオリジナル作品の出演が初ということで、「海外の方がどんな感想を抱くのかワクワクする気持ちでいっぱい」と海外の反応にも期待を膨らませ、「今はオリンピックが話題ですが、こういう形で自分たちが世界に発信できるチャンスをいただけたので、お家にいる時間も多いと思うので皆さんの生活を彩る作品の1つになればと思います」と呼びかけ。長谷川も吹き替えバージョンで自分の役にあてられた声を確認したいと新しい楽しみ方を提案した。

フィナーレでは、イベントがバレンタイン翌日ということで、篠原が一番お気に入りと語った金魚「ピンポンパール」をイメージしたフラワーボールを岩田から篠原へプレゼント。さらにサプライズで、本作でも非常にロマンティックなシーンのひとつである花火のプロジェクションマッピングが会場を彩った。

岩田から花束を受け取った篠原は「嬉しいです」と笑顔を見せ、「岩田さんからこんな素敵な花束をいただいてすみません。ありがとうございます」と恐縮していた。（modelpress編集部）