

【カムカムエヴリバディ】京都人なら分かる?ひなたがお嬢様の一恵や優等生の小夜子と同じ高校な理由!
なぜこの3人がクラスメイトなのか? そんな疑問を抱いた視聴者も多かったのではないだろうか。
2月11日放送のNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第72話では、ヒロインの大月ひなた(川栄李奈)が高校卒業後の進路に悩む場面が描かれた。
高校の昼休みに教室で、親友の一恵(三浦透子)や小夜子(新川優愛)と一緒にお弁当を食べるひなた、ここで二人に「やっぱり就職かな。経済的に無理だと思う」と打ち明けていたが、そのシーンに違和感を感じる視聴者が少なくなかったのである。
この仲良し3人だがひなたは回転焼き店の娘で、勉強はさほどできない様子。それに対して一恵は良家の子女で、将来は茶道の先生になる予定だ。そして小夜子は小学生のころから英会話などの習い事に通っている優等生で、卒業後は四大に進学して教師になるのが夢だという。
「一恵が私立高を選ばなかったことはともかく、普通ならひなたが公立高の下位~中堅校で、小夜子は進学校に通っていそうなもの。それが小中学校ならともかく、3人とも同じ高校というのは実に不自然です。いくら幼馴染だからと言って高校まで一緒というのは、設定として安易ではないかと感じる視聴者もいたのではないでしょうか」(テレビ誌ライター)

だがこの場面、ひなたたちが住んでいる京都の人々にとっては、これといって不自然さは感じられないという。とりわけ作中の昭和58年に高校生だったひなた世代の視聴者にとっては、ごく当たり前の光景だというのである。
「幼馴染の3人が机を並べる姿に、50代以上の京都人は『当時は小学区制やったからな』と、懐かしい気持ちになっていたはず。というのも京都では昭和59年度まで、住んでいる場所で進学できる公立高校がほぼ自動的に決まる方式を採用していたのです。だから近所同士のひなたたち3人が成績に関係なく同じ高校に通うのは、京都人にとっては当然のことでした。他の都道府県にも似たような制度はありましたが、早期に撤廃されていたり、学区内で複数の高校から選べたもの。京都が最も最後までガチガチの小学区制を維持していたのです」(受験事情に詳しいライター)
その後、京都では「通学圏・類型制度」(いわゆるバス停方式)が導入され、自宅から近いバス停を基準に行ける高校が決まるように。ただ複数の高校に振り分けられるため、今度は同じマンションでも同級生が違う高校に通うといった状況になっていたという。
「現在では基本的に自分の行きたい高校を受験できるように。そのため京都では世代によって高校受験に対する印象がまるで異なるという状況になっています。ひなたの世代では京都大学への現役合格を目指す生徒と、卒業後は就職する生徒が机を並べているのは当たり前の光景でした。だから本作でもあえて、ひなた・一恵・小夜子の3人をクラスメイトにしたのでしょう」(前出・ライター)
そんなひなたたちは学校で制服を着ていないが、京都の公立高校では当時から私服だったという。どうやら京都人の視聴者は、自分の高校時代を懐かしく思い出しているのかもしれない。
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