小片リサが「発声からしてレベルが違う」“伝説”のOGとの共演で学んだ、ソロとしての在り方
道重さゆみ、田中れいな、夏焼雅、鈴木愛理らがハロプロOGが所属する「M-line club」の「M-line Special 2021~Make a Wish!~」。2021年1月からの超ロング公演となり、コロナ禍においても盛り上がりを見せたこのツアーの見所を、ハロプロファンでもあるM-line1年生の小片リサが解説。
>>ソロアルバムへの想いを語った前編は
──M-lineのツアーが盛り上がっているという話をよく伺います。どういった点がファンに支持されているのでしょうか?
小片 「M-line Special 2021~Make a Wish!~」は今年1月からずっと続いている、ものすごく長いツアーなんですよ。私は今年の6月からM-lineの一員になり、途中からの参加ではあるんですけど、このツアーは本当にすごい。というのも、毎公演、参加メンバーが違うし、ハロプロの曲やソロ活動での曲を組み合わせたりとセットリストも全然違うんです。
──なるほど。でも、そうなるとハロー!プロジェクトの曲を現役メンバーが披露するハロコンと、どこが大きく違うんですか?
小片 これは個人的な意見なんですけど、M-line Specialでやる曲ってハロコンよりもマニアックな傾向がある気がするんです。昔からハロー!プロジェクトを応援している方ならニヤリとするかもしれませんし、最近の若いファンの方は新たな発見があると思います。たとえば鈴木愛理さんなんてソロになってすでに4年くらい経っているから、そうするとファンの方の中には℃-ute時代をまったく知らないというケースもあるらしいんですね。そう言う方がM-lineのツアーを観ると「ハロプロはあまり知らなかったけど、いい曲が多いね」みたいな声をくださるそうなんです。
──小片さんは生粋のハロプロファンですし、以前からFCイベントなどでマイナーな曲を披露していましたよね。
小片 そうなんです(笑)。なので私からすると夢のような空間ですね。M-line Specialは日替わりの座長が「こういう流れで、全体曲はこれ」みたいな感じで大枠をプロデュースし、その上でソロで披露する曲は自分で決められることが多いんです。鈴木愛理さんが座長だった中野サンプラザ公演では、鈴木さんと2人で歌う曲があったんですけど「この曲がやりたいです」と何曲か候補を渡し、鈴木さんと一緒に考えながら決めていったりもしましたね。
──自分でカバーする曲を決められるというのも、ハロコンとの大きな違いになりますかね。
小片 つばきファクトリー時代は、ハロコンのシャッフルユニットで可愛らしい曲にあたることがほとんどなくて。合うタイプの子がたくさんいるのも分かるけど、正直うらやましいなと感じたこともありました。なので、M-line Specialでは可愛い曲が合うメンバーとのユニットはここぞとばかりに選曲していました(笑)。
──儚いボーカルに定評がある小片さんらしいエピソードです。ハロプロのレジェンドOGたちを目の当たりにして感じることもありますか?
小片 高橋愛さんとか道重さゆみさんは、私がハロー!プロジェクトに入る前に卒業されていて在籍期間が被っていないので、本当に私からすると「伝説」というイメージなんです。でもこの前、道重さんがつばきファクトリーの曲を選曲して披露してくれたことがあって、ものすごく不思議な感じがしました。でも在籍期間が被っている鈴木さんや夏焼さんとでも、ソロ歌手として同じステージに立っていることが信じられなくなります。10年前の私に言っても絶対に信じてもらえないでしょうね(笑)。宮本佳林さんにしたって、私はファンとして毎回Juice=Juiceのシングルを買っていたくらいなのに……。もちろん自分もM-Line Clubのメンバーになった以上は浮かれてばかりでもいけないから、しっかり先輩方と肩を並べられるようになるまで努力しなくちゃいけないなと思っています。
──同業者として刺激を受ける部分もありますか?
小片 そうですね。特にリハーサルは勉強になることばかりです。先輩たちのパフォーマンスを見ているとき、自分の耳が「ファンとして音楽を楽しむ」から「分析する」みたいに変わったところがあるんですよ。そういう角度で改めて見ると、もう最初の発声からしてレベルが違うなと。本当に新しい発見がいくつもあります。
──宮本さんや夏焼さんのSNSに登場する小片さんの様子を見ていると、すごく和気あいあいとした雰囲気が伝わってきます。
小片 夏焼さんは以前ラジオでご一緒させていただいたことがあって、私がM-Line Clubに加入したときから可愛がってくださっているんです。宮本さんは同じ年なんですけど大先輩で、すごく遠い存在だと思っていたのに、すごく親しい感じで話しかけてくれて、最近では地方の公演前にごはんへ一緒に行ったりできるようになりました。
──M-Lineはソロ歌手が中心に集まっているわけですよね。それなのに、なぜそこまで団結力があるんでしょうか?
小片 私が思うに、大きいのは宮本さんの存在。宮本さんは楽屋でもすごくたくさんしゃべって盛り上げてくれる方なんですよ。それを他のみんなが「うん、そうだね~」とか聞きつつ、話が広がっていくのがよくあるパターン。普段からそんな調子なので、「ここはもっとこうした方がいいんじゃないですか?」とか遠慮なく話せるんですよ。
──公演全体を良いものにするため、メンバーが積極的に意見を出しているわけですか。
小片 結構、その辺は私もM-Line Specialでやるようになって考え方が変わりました。つばきファクトリーのときは、リハでモニターの返りとか尋ねられても「これで大丈夫です」としか言えなかったんですよ。だけど今は夏焼さんや鈴木さんが「この会場は壁がコンクリートだから」とか「本番では高い音をもっと効かせてください」みたいなやりとりをスタッフさんとしているのを見て、私も少しずつ自分の感じたことを伝えられるようになりまして。最初にグループからソロになったとき、正直、右も左も分からない状態だったんですよ。だけどそのスタート地点で先輩たちのやり方を吸収できたから、そこはものすごくありがたかったですね。
(取材・文/小野田衛)▽小片リサ(おがた・りさ)1998年11月5日生まれ、東京都出身。A型。2015年から2020年までつばきファクトリーのサブリーダーとして活躍し、2021年6月からはソロアーティストとして活動している。Twitter:@ogata_risa_Instagram:risa__ogata.official
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