Lil かんさい西村拓哉&當間琉巧、吉本新喜劇の裏側に潜入 笑いを支える職人たちに密着
2021.12.09 06:00
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関西ジャニーズJr.内グループ・Lil かんさいが出演するMBS「よんチャンTV」(午後3時40分~)にて、関西人の生活を支える「縁の下の力持ち」にプチ密着するコーナー「ありがとう!縁の下のマイスター」。9日放送回は、Lil かんさいの西村拓哉と當間琉巧が、笑いの殿堂「なんばグランド花月」で公演している吉本新喜劇に潜入。さらに強力な助っ人として、吉本新喜劇の座長のすっちーが「すち子」に扮して同行した。
西村拓哉&當間琉巧、吉本新喜劇の裏側に潜入
今回のマイスターは、舞台を陰ながら支え、笑いを生み出す新喜劇の裏方スタッフ3人。すち子が「吉本新喜劇ほど裏方さんに支えられている団体はない」というほど、数多くの裏方スタッフがいるそうで、まずは座員たちが裏方スタッフをどう思っているのかを知るために新喜劇の楽屋を訪問。楽屋にいたのは座員の吉田裕、清水けんじ、信濃岳夫の3人。そこに島田珠代が乱入し、早速騒がしくなる楽屋…。多くの座員から声があがった衣装さんが1人目のマイスター。吉本新喜劇の衣装は、ひと目で役柄を理解できるように通常よりもわかりやすく誇張しているのが特徴で、数万着の衣装の中から最適なものを選んだり、舞台の動きに合わせて衣装に細工を施したりしている。
ここで、衣装に関する問題。すち子がはいているスカートだが、実は既製品ではなく、マイスターがイチから手づくりしているもの。既製品ではダメな理由があるのだが、それは一体…?
2人目のマイスターは吉本新喜劇の小道具マイスター。実は楽屋で裏方スタッフについて話を聞いたときも、座員から小道具さんの仕事の細かさに感心するという声が。客席から見えなくても、一切手を抜かずに作る小道具のマイスター。倉庫では、代々受け継がれる名作小道具の管理や修理なども行っている。
小道具のナイフの修理では、プラスチックではなく木製であるゆえ、銀紙を貼り換えるのにもポイントが。実は木を傷ませず、はがしやすくするためにのりではなく、卵の白身を使っているそう。衣装、小道具と並び、吉本新喜劇の世界観で重要な舞台のセット。
そのデザイナーが3人目のマイスター。新喜劇のセットデザインを担当するスタッフに一番大変なことを聞くと、「舞台の発注から10日くらいしか作業時間がないこと」だという。時間のない中、マイスターがデザインでこだわるのは「わかりやすさ」。新喜劇のセットは、緞帳があいた一瞬で、子どもからお年寄りまで幅広い世代がひと目でわかるデザインが鉄則だそう。
ここで、セットに関する問題。吉本新喜劇でよく見るセットといえば「花月うどん」だが、すち子も知らなかった花月うどんセットに隠された秘密とは一体何か?観客から見えない部分までストイックにこだわっている吉本新喜劇。日本のお笑い業界を支えている吉本新喜劇の裏方のこだわりに注目だ。(modelpress編集部)
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