“元NO.1キャバ嬢”椎名美月、現役時代に学んだ「ポジティブな言葉選び」の重要性 アドバイスする時のポイントは？＜モデルプレスインタビュー＞

北海道札幌市の繁華街”すすきの”元NO.1キャバクラ嬢、椎名美月。18歳でキャバクラ嬢になり、3ヶ月でNO.1に上り詰めるも、半年後、結婚により退店。

出産・離婚を経験し、シングルマザーとして20歳でキャバクラに復帰後、すすきのNO.1キャバクラ嬢を決める「ミスナイツグランプリ」を受賞。北海道最大手グループ「BARCELONA GROUP」でも最高売上を記録したり、最年少で4年連続ナンバーワンになったりと、多くの功績を残した。

その後、雑誌「姉ageha」の専属モデルや、関西コレクションにも出演。 2019年、人気絶頂の中キャバクラ嬢を引退し、2020年には初著書「自分を信じる力」を出版。現在は「ビューティースリム専門店MEILLI（メイリー）」を札幌と表参道の2店舗で経営する社長として活躍している。

これまで様々な壁を乗り越えてきた椎名が、問題を解決する上で大切にしていることとは？

椎名美月「相手に合わせて言葉を選ぶ」アドバイスで意識していること明かす

― 現在経営者として多くの従業員を抱える椎名さんですが、相談を受けたりアドバイスしたりする際に意識していることはありますか？

椎名：主観で話さないことを大切にしています。悩んでいるときはみんな視野が狭くなってしまうので、「こういうパターンもあるよ」「こういう考え方はどうかな？」と提案したり、「美月さんだったらどうしますか？」と聞かれるまでは基本的に自分の考えは言わないようにしたりと、客観的に意見を言うことを意識しているんです。

また、その人が私に何を求めて相談してくれているのかも考えるようにしています。相手や状況、悩みに合わせて言葉を選ぶことや、できるだけネガティブな言葉を遣わないなど、相手が必要とする言葉を伝えられるように努力しています！

― 相手の悩みと真摯に向き合っているのですね。ネガティブな言葉を遣わないというのは、経営者になってから意識し始めたことですか？

椎名：キャバ嬢を始めた頃から意識していました。人間そんなに強くないので、周囲の影響をとても受けやすいと思うんです。社会に出てから色々な人がいることを知り、その考えがより強くなったので、できるだけポジティブな人と関わることも大切にしてきました。

私自身も元々すごく落ち込みやすい性格だったのですが、どんな顔をしていても時間は同じように過ぎていくし、私が悲しい顔のときに出会う人もたくさんいるので、辛くても口角を上げて笑顔でいることを大切にしています。

― そう思えるようになったのも、キャバクラ嬢を始めてからですか？

椎名：そうですね。最初からずっと笑えていたわけではなかったので、キャバクラ嬢やシングルマザー、経営者など、色々な経験をする中で多くの壁を乗り越えてきたことで、強くなることができたのかなと思います。

椎名美月、落ち込んだときの乗り越え方明かす

― 現在、落ち込んだときはどのように対処していますか？

椎名：まずは何が原因かを突き止めて、ひたすら問題と向き合うことを心がけています。自分の頭の中で考えることも多いのですが、それでも整理がつかないときはノートに書き出しているんです。

経営者になってからもつい後回しにしたくなったり、見ないフリをしたくなったりすることがたくさんあるのですが、たとえ面倒でも1つ1つの問題と向き合って解決したことの方が良い結果に繋がっていたなと思います。

― ご自身の悩みに関しても、客観的に対処しているのですね。

椎名：そうですね。私は0か100という性格なので、主観で考えてしまうと全て投げ出したくなってしまうので、客観的に問題を考えた方が解決しやすいし、効率も良いんです。

でも、悩みはじっくりと考えて解決していくことも大切なので、時間に余裕があるときは散歩に行ったりお風呂に長く浸かったりと、1人で向き合える時間を必ず作るようにしています！

― とても参考になります！ありがとうございました。

（modelpress編集部）

椎名美月（しいな・みづき）プロフィール

生年月日：9 月 30 日
出身地：北海道

2021年4月より、インフルエンサー専門のサブスク型プレミアムファンクラブコミュニティプラットフォーム「COVERJU（カバージュ） by Mi-glamu（カバージュ）」でファンクラブ「しいなごと」を開設。限定写真や動画、様々な特典を展開している。