松村北斗(C)NHK

SixTONES松村北斗、役と重ね「苦しさ」共感 “キュンキュン”シーンも匂わす<カムカムエヴリバディ>

2021.11.03 08:15

女優の上白石萌音、深津絵里、川栄李奈がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(総合:あさ8時~、BSプレミアム・BS4K:あさ7時30分~)に出演するSixTONES松村北斗が、朝ドラ出演への思いや役柄への印象などを語った。


2021年度後期朝ドラ「カムカムエヴリバディ」

連続テレビ小説105作目となる今作は、連続テレビ小説『ちりとてちん』の藤本有紀氏が、ラジオ英語講座と、あんこと野球とジャズと時代劇を題材に書き下ろすオリジナルストーリー。

安子・るい・ひなたとして、母から娘へとバトンを繋ぐ、戦前から戦後、そして令和までの物語をヒロインの3人が紡いでいく。初代ヒロイン・橘安子を上白石、二代目ヒロイン・るいを女優の深津、三代目ヒロイン・ひなたを同じく女優の川栄が演じる。

松村演じる雉真繊維の社長・千吉の長男・雉真稔(きじまみのる)は、家業である繊維業を海外に展開させることを志す大学生。地元で有名な名家・雉真家の跡取りで英語が堪能な好青年。稔との出会いが安子の運命を動かしていく。

松村北斗インタビュー

松村北斗(C)NHK
松村北斗(C)NHK
Q1、「カムカムエヴリバディ」に出演することが決まったときのお気持ちは?

やっぱりプレッシャーはありましたね。だからと言って他の作品にプレッシャーがないという意味ではないですし、その作品ごとに独特のプレッシャーがありますが、“朝ドラ”は確立された存在ゆえに特別でした。いくつかお芝居をやらせていただいて「こういうものなんだな」と思う瞬間もあったんですけど、きっとそれが通用しないんだろうな、“朝ドラ”には“朝ドラ”の世界が存在しているんだろうなと思って、ものすごいビビりながら新幹線に乗って大阪へ向かいました。

Q2、ご自身の役柄についての印象(ご自身との共通点・異なる点など)は?演じるうえで楽しみにしていること、役のここに注目してほしいという点は?

稔は長男で僕自身は次男だったというのが実は自分の中で大きな違いでした。「カムカムエヴリバディ」は稔が長男だということが大切な作品ですが、僕は26年間「弟」としてしか生きてきていないので、それがすごく邪魔になるだろうなと感じていました。妹や弟がいないので、弟を愛(め)でるという感覚を味わったことが実はないんです。自分が兄として慕われることもないですし。そこが、大きな違いかなと思います。長男役は完全に空想の世界でした。

稔と僕自身の似てるかなと思う部分もあるんですよ。きっと稔自身は、自分にはある程度「あそび」というか、緩やかさもあると思っているんだろうけれど、周りからはすごくしっかりしているように見られているし、「真面目だね」「頼りになるね」と言われてその言葉に押し流されるしかない瞬間も多いのかなと思うんです。僕もすごく派手な性格というよりは、「大人しそうだね」「物静かそうだね」と言われるんですが、自分の中ではそうではないので本当はもっと声をあげたいし、「普通にふざけるんだぞ」という想いもあって。だけど、しっかり者でいなきゃいけないのかなと思う瞬間もあったりします。その苦しさは、少し似ているかなと思います。

Q3、収録に参加されてみて、現場の印象は?

今までいくつか経験させていただいた現場とは、全然違うなと思いました。改めて感じるような強烈さというか、強い説得力を感じる現場でしたね。その空気に飲み込まれそうになったり、なんとか耐えたり…。単純に1話が15分と短いじゃないですか。台本にいろんなものが詰め込まれていて、僕ら役者もそこにいろんなものを詰め込まなくちゃいけないんです。ガツガツ表現していくことも必要な現場で、僕はちょっとのろまだったかなと思うほどです。

Q4、放送を楽しみにしている視聴者の方々へのメッセージをお願いします。

「カムカムエヴリバディ」は三世代の物語になっている分、1話1話が凝縮されているので、1話でぜいたくに物語を吸収したような気持ちになれるのではないかなと思います。いろんなことがめまぐるしく進んで、どんどん状況が変わっていくとてもエンターテインメント性を感じるドラマです。とにかく1話の食べごたえがすごいんですよね。キュンキュンするシーンもたくさんあるなと思いました。毎朝爽やかな内容というわけではないですが、朝「カムカムエヴリバディ」を観たら、その1日、自分の人生がドラマチックに感じるだろうなと思うくらいドラマチックです!

(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】

関連リンク

関連記事

  1. SixTONES松村北斗、アンニュイな表情で“大人の色気”醸す
    SixTONES松村北斗、アンニュイな表情で“大人の色気”醸す
    モデルプレス
  2. SixTONES松村北斗、“同棲中の彼氏”姿にドキッ「SPRiNG」初表紙
    SixTONES松村北斗、“同棲中の彼氏”姿にドキッ「SPRiNG」初表紙
    モデルプレス
  3. SixTONES松村北斗「CLASSY.」創刊38年で初の男性カバーに抜擢 “後輩の松村くん”をイメージ
    SixTONES松村北斗「CLASSY.」創刊38年で初の男性カバーに抜擢 “後輩の松村くん”をイメージ
    モデルプレス
  4. SixTONES松村北斗「めちゃくちゃカエルが苦手」撮影中にみせた可愛い一面「Hanako」初単独表紙
    SixTONES松村北斗「めちゃくちゃカエルが苦手」撮影中にみせた可愛い一面「Hanako」初単独表紙
    モデルプレス
  5. SixTONES松村北斗、意外な自己分析明かす「俺、性格めっちゃザコキャラっぽい」
    SixTONES松村北斗、意外な自己分析明かす「俺、性格めっちゃザコキャラっぽい」
    モデルプレス
  6. SixTONES松村北斗、偏食を告白「常に顔色が悪い」会場ざわつく<きのう何食べた?>
    SixTONES松村北斗、偏食を告白「常に顔色が悪い」会場ざわつく<きのう何食べた?>
    モデルプレス

「ニュース」カテゴリーの最新記事

  1. 千葉雄大“6年のすべて”詰まった書籍に感慨 連載ゲストに呼びたい芸能人とは【喋って食って零キロカロリー】
    千葉雄大“6年のすべて”詰まった書籍に感慨 連載ゲストに呼びたい芸能人とは【喋って食って零キロカロリー】
    モデルプレス
  2. 超特急アロハ、アメ車を所有 1年の修理期間経て起こったこと「バンって閉めた時に」
    超特急アロハ、アメ車を所有 1年の修理期間経て起こったこと「バンって閉めた時に」
    モデルプレス
  3. 超特急タクヤ「CDTVライブ!ライブ!」ロケ先での裏話 リョウガが再現「興奮してた」
    超特急タクヤ「CDTVライブ!ライブ!」ロケ先での裏話 リョウガが再現「興奮してた」
    モデルプレス
  4. ムロツヨシ「だれかtoなかい」MC卒業へ 小栗旬&山田孝之が友情出演
    ムロツヨシ「だれかtoなかい」MC卒業へ 小栗旬&山田孝之が友情出演
    モデルプレス
  5. 『ライオンの隠れ家』7話 発達障害の弟と生きてきた兄の本音…笑顔の裏の真実に涙
    『ライオンの隠れ家』7話 発達障害の弟と生きてきた兄の本音…笑顔の裏の真実に涙
    Sirabee
  6. HaL.、むっちり太ももがたまらない「けしからん」ショットに絶賛の声
    HaL.、むっちり太ももがたまらない「けしからん」ショットに絶賛の声
    ENTAME next
  7. 吉岡里帆、横浜流星の印象語る「共鳴し合えた」
    吉岡里帆、横浜流星の印象語る「共鳴し合えた」
    モデルプレス
  8. NEWS加藤シゲアキ、釣りにハマったきっかけは大野智「25時間した」
    NEWS加藤シゲアキ、釣りにハマったきっかけは大野智「25時間した」
    モデルプレス
  9. ひろゆき氏、モテると思う女性の特徴は「…のある人」 「まちがいない」共感の声
    ひろゆき氏、モテると思う女性の特徴は「…のある人」 「まちがいない」共感の声
    Sirabee

あなたにおすすめの記事