林田百加 撮影/荻原大志

“令和のハイレグプリンセス”林田百加の原点「挑戦しないで夢を諦めたくなかった」

2021.10.22 06:03
提供:ENTAME next

“令和のハイレグプリンセス”の異名を取り人気を博す、林田百加。黒髪パッツンの清楚系ビジュアルで突如グラビア界に舞い降りた彼女のパーソナルに迫る。(前中後編の前編)

──昨年8月に1stイメージDVDの『ピュア・スマイル』をリリースし一躍注目を集めましたが、その前から芸能活動は行っていたんですか?

林田 女優になりたいと思っていて、大学入学と同時に芸能スクールに1年間通っていたんです。その関係で、今の事務所に昨年3月に所属させていただくことになって。初めてのお仕事は「ミスジェニック2020」(※「ミスジェニック」は2019年2月に始まった「動画映えする次世代アイドル」を発掘する賞レース)で、それが大学2年生になるタイミングでした。

──女優になりたいというのはいつ頃から描いていたんですか?

林田 小さい頃からドラマや映画を観るのが好きで、漠然と女優さんに憧れていました。小学生ぐらいから芸能活動をしたいなと思っていたんですけど、両親が厳しくて反対されていて。でもこのまま挑戦しないで夢を諦めるのは嫌だなと思ったので、大学進学を機に勝手にスクールのオーディションに応募して(笑)。合格してから「学費は自分で出すし、1人暮らしも始めるから」と両親を説得して、芸能スクールに通いだしました。

──ものすごい決意で通い始めたんですね。芸能界以外の夢はなかったんですか?

林田 普通に就職するなら化粧品会社など美容系に興味がありました。でも自分が会社員として働いているイメージがしっくりこなさ過ぎたんです。それに、就職はいつでもできるけど、芸能は若いうちに始めた方がいいかなと思ったんですよね。

──芸能スクールでは演技中心の授業だったんですか?

林田 そうですね。週5でレッスンがあって、自分で言うのもなんですけど成績が良かったんです(笑)。卒業審査で芸能事務所の方々が200社ほど集まる場があって、舞台で40秒間の演技を発表して、そこで事務所さんからお声をかけていただくんです。そのときに私は90社ぐらいから声をかけていただいて、その期では1位か2位の成績でした。

──90社! スクールに通うまで演技経験はゼロだったんですよね?

林田 そうですね。劇団にも入ってなかったですし。「演技をやりたい!」って一心で通っていました。

──周りは経験者も多かったんじゃないですか?

林田 多かったですね。小さい頃から劇団に入ってミュージカルに出ている人もいましたし、日芸に通って演技を学んでいる方もいました。私が通っていたのが大学生からのコースだったので、一番年下だったんです。だから自由にできたというか、周りに教えてもらいながらやっていました。

──卒業審査のプレッシャーはいかがでしたか?

林田 プレッシャーよりも楽しさが勝っていて、出番を待っているときは「早くやりたい!」と思っていたし、出番が終わった後は「もう1回やりたい!」って気持ちでしたね。もともと緊張しないタイプなんですよ。なので卒業審査は、やりたいことがやっとできたという気持ちで、開放感もありました。

──芸能スクールと大学の両立は難しくなかったですか?

林田 めちゃめちゃ大変でした。1年生のときはスクールを優先させていたので、かなり単位を落としましたね(笑)。

──林田さんが大学2年生になるタイミングでコロナ禍になりましたが、リモート授業は課題が多いので大変という声も多いですよね。

林田 いや、むしろ個人的には「リモート授業ありがとうございます」って気持ちです。仕事の合間にも授業に出席できますからね。この前もスチールの撮影中に講義があったので、ラジオのように流していました(笑)。私は暗記が苦手なので、レポート課題の多いリモート授業の方が好きなんです。おかげで、今年はかなり単位が取れています!

──1年生のときは芸能スクールを優先して、2年生になるとコロナ禍になって……と、ほとんど大学の校舎に行ってないんじゃないですか?

林田 丸2年は校舎に行ってないですね。でもサークルにも入ってないですし、付属だから高校からの友達とはいつでも連絡が取れるので、全く不便を感じないんですよね。今はいわゆるキャンパスライフよりも、いかに仕事に支障をきたさずに単位を取るかが重要です!

>>中編は

(取材・文/猪口貴裕)▽林田百加(はやしだ・もか)2000年9月14日生まれ、東京都出身。162センチ/B82・W59・H88。Twitter:@moka_hayashida

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