飯沼愛、武山瑠香、赤穂華、三浦涼菜「私が女優になる日＿」を勝ち抜いて、ドラマ出演へ！本番前は「自分史上最大の笑みを作る」＜『この初恋はフィクションです』インタビュー＞

10月11日(月)にスタートする、よるおびドラマ「この初恋はフィクションです」(毎週月～木曜深夜0:40-0:55、TBS系※一部地域をのぞく)は、企画・原案を秋元康が担当。脚本を「私の家政夫ナギサさん」(2020年、TBS系)などを手掛けた、徳尾浩司が務めるオリジナルの青春群像ラブストーリー。

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本作の主演を務めるのは、TBSスター育成プロジェクト「私が女優になる日＿」(TBS系) で全国9000人の中から選ばれた10人による演技バトルで1位に輝いた飯沼愛。ドラマ初出演にして初主演を務め、そのほか主要キャストとして演技バトル上位者および特別枠として選出された武山瑠香、赤穂華、三浦涼菜らも出演する。

主人公の倉科泉(飯沼)のクラスに「とんでもないイケメンが転校してくる」とうわさが立つが、転校生は初日から欠席し、それ以降も学校に登校することはなかった。泉は学級委員で家が近いという理由だけで謎の転校生・祖父江広樹(そぶえ・ひろき)の自宅に宿題を届けたことをきっかけに、LINEでやり取りをするようになる。まだ誰も会ったことのない“不思議な転校生”の存在に振り回されていく高校2年生の問題や悩み、出来事が等身大で描かれる。

WEBザテレビジョンでは、全国9000人の中から選ばれ、本作への出演を射止めた飯沼、武山、赤穂、三浦の4人にインタビューを実施。自身が演じるキャラクターや、憧れている女優などについて語ってもらった。

飯沼「仲の良い友人には“かまちょ”って言われます」

――今回、作品の中で演じる役がどのようなキャラクターか教えてください。

飯沼愛(以下、飯沼)：泉ちゃんは学校の中では模範的な生徒で、誰にでも平等に接する子です。でも、意外と怖がりだったり、大食いだったり、考え方がみんなとは少し違っていたり、意外な一面を持っているかわいらしい女の子です。

武山瑠香(以下、武山)：紗羽ちゃんは、いつも元気で誰とでも話せて、クラスの中の人気者的な存在。いじめも絶対にしない、芯のあるしっかりとした女の子です。

赤穂華(以下、赤穂)：凛ちゃんは他の人と群れずに一人でいることが多い、一匹オオカミ的な存在です。話しかけられたら話すけど、基本一人でいて、一人でなんでもできる、しっかりした強い子っていうイメージです。伝えるべきところはちゃんと伝えることができるというキャラクターです。

三浦涼菜(以下、三浦)：萌子ちゃんは、簡潔にいうと不器用な子です。友達のことが好きなので周りに友達がいないと不安になるというか、周りの子が自分のことをどう考えているのかなっていうのに敏感です。

でも頑張って今の泉たちのグループに入ったので、仲間はずれにされないように他の人の意見に便乗したりして、このグループにいられるように努力している子です。

――実生活でも皆さんは学生だと思いますが、学校での自分を一言で表すと“何キャラ”ですか？

武山：あまり話したことがない人に対しては人見知りなんですが、仲の良い友人とは“わちゃわちゃ”しているので、おしゃべりキャラだと思います。

飯沼：仲の良い友人には“かまちょ”って言われます。教室で仲の良い友人の横を通るときは絶対に何かちょっかい出しちゃいます。

赤穂：はじめは自分から近づいていくのですが、相手から来られると引いちゃうんです(笑)。なのでツンデレキャラです。

一同：(笑)。

三浦：みんなと結構違うんですけど、授業中にたくさん発言します！

一同：おお～！

三浦：発言しやすいように、前の方の席を取るようにしています。でも決して“優等生キャラ”というわけではないので“発言キャラ”です(笑)。

赤穂「作品によっていろんな顔がある」

――皆さんが憧れている女優を教えてください。

赤穂：長澤まさみさんです。同時期に全然違う役の作品に出演されても、完璧に演じ分けられているし、作品ごとにいろんな顔を見せてくださるところに憧れています。

飯沼：上白石萌音さんの作品をよく見ています。一つの役の中でいろんな表情をされていて、その振り幅がすごくて勉強させていただいています。

武山：私は「TOKYO MER」(TBS系)を見ていて。中条あやみさんが新米ドクターという役柄で、どんどん成長していく設定なんですが、一人前のドクターになるまでの成長過程を細かく演じられているなと思ってすごいなって。

三浦：吉高由里子さんに憧れています。吉高さんが仕事のできる女性を演じている作品をよく見るんですが、しっかりしているけど少し抜けている部分もある、だけどみんなが“憧れる女性”を上手に演じられているなと思います。

実際に私も吉高さんが出演されているいろんな作品を見て、作品によってキャラクターは違うけど、どの吉高さんにもなりたい！と思っちゃうんです。なので、私もみんなに憧れてもらえるようなキャラクターを演じられるようになりたいです。

――ドラマ撮影の真っ只中だと思いますが、スイッチのオンとオフはどう切り替えていますか？

武山：音楽を聞くことです。朝、目が覚めて、テンションを上げるために音楽を爆音で聞いてます。テンション100%で現場に行くようにしています。よく聞くのはK-POPです。

赤穂：私も朝と寝る前に音楽を聞いたり、映画を見たりしてます。よく聞いているのは洋楽で、映画も洋画を見ています。

飯沼：私はあんまりスイッチのオン、オフをしていなくて…。休みの日も台本のことを考えていて、普段から“泉ちゃん”でいられるのが一番楽だなって思ってます。リフレッシュする方法はたくさん寝ることです！

三浦：私が「萌子ちゃんになろう！」と思うときは、結構テンションを上げなきゃいけないんです。緊張していると顔の表情も暗くなりがちなので、現場に入った時にみんなと話したり、マスクの下で自分史上最大の笑みを作ってから本番に挑むようにしています。

武山「なんでもできる女優になりたい」

――この作品を経て女優としてどう頑張っていきたいか、今後の意気込みをお願いします。

飯沼：まずはこの作品がより多くの方の目に止まって欲しいです。そしてこれをきっかけに色んなチャンスが巡ってくるといいなと思います。

今回、私はみんなの真ん中で個性的なキャラクターたちに影響を“受ける側”なんですが、実際に演じる中で誰かに影響を“与える側”の役も楽しそうだなと思っているので、いろんな役に挑戦したいです。

セリフをもらえること自体すごく貴重なことだと思うので、一つ一つのセリフに対して真剣に向き合える役者になりたいなって思っています。

武山：紗羽っていう役は、周りと比べるとちょっと外れているというかおちゃらけた感じなんですけど、今後また別の作品に出る機会をいただくことができたら違う役もしっかりハマるような、どんな役も演じられる女優さんになりたいです。

赤穂：私は、この作品では静かな役なんですが、今後は派手な役とか普段の自分とは違う役とか、いろんな役を経験して演技の幅を広げていけたらいいなと思います。

三浦：萌子ちゃんは周りに同調している子なので、アドリブとかも萌子ちゃんのキャラクターだとあまりうまく喋れないときがあって。

また機会をいただけたら、より一層ドラマの内容や役柄をしっかり理解して、自分ができることをもっと増やしていきたいなと思います。