「egg」復活させたギャル編集長・赤荻瞳、引退発表 2代目編集長オーディションを開催 決意の理由とこれからのギャルを語る
2021.08.19 17:00
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ギャル雑誌『egg』を2018年にWEBで復刊させ、当時21歳で編集長に就任した赤荻瞳編集長(24)が、来年3月をもって編集長を退任することを発表。2代目編集長を決めるオーディションを開催する。モデルプレスでは、赤荻編集長に引退決意の理由とこれからの『egg』、ギャルへの思いを聞いた。【前編】
ギャルのバイブルとして愛されてきた『egg』は、ギャルの減少とともに2014年に休刊。2018年3月のWEBでの復活の立役者となったのが赤荻編集長だ。小学生の頃から『egg』を愛読し、高校時代はギャルサーで活動するなど自身も“生まれながらのギャル”。『egg』を運営するエムアールエーの代表取締役社長も務め、メディア出演など自ら表舞台に立ってギャルカルチャーの盛り上げに努めてきた。
赤荻:ありがたいことに今年の2月に結婚しまして。元々将来の夢が3つあって、渋谷のカルチャーに携わる仕事をすること、女社長になること、お母さんになることだったんです。eggを通して2つを叶えることができたので、次はお母さんになる夢を叶えたいなと。18歳の頃から仕事をしてきたので、その夢を叶える前に、まだ経験できていないことを自分自身で挑戦していきたいなと、今年に入ってから引退を決意しました。
― お母さんになるという次の夢のための引退なんですね。
赤荻:はい。先に引退するのはモデルの子たちに申し訳ないなとも思うんですけど、テレビ番組など色々なメディアで『egg』を取り上げていただいて知名度が上がっていたり、YouTubeも雑誌も調子がどんどん上がってきていて。新しいモデルたちも加わって、本当に任せられるたくましい子たちになったというか。「私が卒業してももう大丈夫っしょ!」と思えるくらい頼り甲斐のある子たちになってくれました。
赤荻:『egg』が復活した当初は、ギャル自体「え?絶滅したんじゃなかったの?」「まだいたんだ」って声がすごく大きかったんですけど、今ギャルが生きる場所は昔と違ってストリートではなくSNS。すごいギャルの子たちをSNSで見るようになりましたし、オーディションでは地方から来る子も多くて、今は各地方にギャルがいるのが当たり前になってきたと思います。ギャルはいなくなってしまったのではなく、生きる場所が変わってきたんだなと。
『egg』の媒体としても、SNSでの反応や街中でロケをしているときの反応で世の中にかなり浸透してきているなと常日頃感じますね。立ち上げの時とは全然違うなと思います。
― ギャルカルチャーの発信源がストリートからSNSに変わってきた中で、編集長として心がけてきたことはありますか?
赤荻:『egg』はYouTubeに力を入れて発信しています。他の媒体と違ってモデルたちのカラーを作り込むことはしないので、その子の良さ、リアルを発信したいということは常に思っています。モデルたちに言葉をかけるときも「もっとこうした方がいい」というよりは「あなたの好きなことをどんどんやっちゃいなよ」「もっと強気にやってもいいんじゃない?」とか。「もっと自由にやりなさい」ということは言わせてもらってきました。
自分の中のルールに縛られずに自由に生きてほしい、ということは『egg』を通して読者にも伝えたいことです。
― 赤荻さんご自身にとって、編集長に就任されてからの約3年半はどんな時間でしたか?プレッシャーもあったのでは?
赤荻:めっちゃ楽しいです(笑)!強いて言えば、雑誌の編集もやったことがなくて、最初は専門用語もわからないし、何をどうしたらいいのかわからないって時期もありましたけど、ずっと楽しいですね(笑)。WEBでスタートしてから1年後に雑誌で復活したときが1番の転機で、やっぱり形に残る雑誌が蘇ったときの思いは特別でした。それから今年4月に1年遅れで、ぴと、あやか、りょうへいの卒業式を兼ねたイベントをしたときに、みんなでめっちゃ泣いて(笑)、やっぱり『egg』って最強だなって思いました!
私が編集長になれたのは運がよかったのが大きいんですけど、eggのことが大好きだった自分がまさかeggを復活できるとは思ってなかったですし。色んなことが積み重なっての今なので、本当に周りの方に感謝しています。
― これから2代目編集長オーディションが始まるということで、どんな方に編集長を任せたいですか?
赤荻:1番はモデル達への愛とegg愛がある人。それさえあれば何でも楽しく、一生懸命やってくれると思うので、そこが大事かなと思います。
― ではこれからの「egg」に期待することは?
赤荻:よりグローバルになってほしいです。渋谷カルチャーやギャルマインド、ギャルメイクやファッションが世界中に広がったら明るくなりそうですよね。”ジャパニーズギャル”が広まってほしいです。そういう意味では雑誌だけでなくWEBで展開していることは大きいと思いますし、広くバズらせて、例えば海外の専属モデルとかができても面白いなと思います。
それからYouTube100万人突破。開設からチャンネル登録者の伸びが停滞したことはなくずっと上り調子なので、さらに増やしていってほしいですね。私が引退するまでに1バズりできるくらいにこれからもっと頑張ろうと思います!
― 赤荻さん自身は、引退されてからもギャルを続けていきますか?
赤荻:もちろん、そこはブレないです!生まれ持ってのギャルなので、一生マインドギャルだと思います!
― 赤荻さんが思うギャルの魅力とは?
赤荻:いくらでもありますけど、仲間を大事にするってところは本当に昔からいいなと思います。仲間を大事にすることや、自分の信念、信じているもの、やりたいことをちゃんと大切にすることって実は難しいと思うんですよね。今のような状況でも、自分の好きなものを貫けるギャルの精神は、やっぱり何年経っても素晴らしいなと思います。
― ありがとうございました。
インタビュー後編では「egg」モデルの伊藤桃々、聖菜を交えた対談の模様を配信。モデルたちから見た赤荻編集長の姿、これからの「egg」について語る。(modelpress編集部)
赤荻瞳編集長『egg』を通して叶えた夢・次の夢は“母”
― 今回、編集長引退を決めた理由を教えて下さい。赤荻:ありがたいことに今年の2月に結婚しまして。元々将来の夢が3つあって、渋谷のカルチャーに携わる仕事をすること、女社長になること、お母さんになることだったんです。eggを通して2つを叶えることができたので、次はお母さんになる夢を叶えたいなと。18歳の頃から仕事をしてきたので、その夢を叶える前に、まだ経験できていないことを自分自身で挑戦していきたいなと、今年に入ってから引退を決意しました。
― お母さんになるという次の夢のための引退なんですね。
赤荻:はい。先に引退するのはモデルの子たちに申し訳ないなとも思うんですけど、テレビ番組など色々なメディアで『egg』を取り上げていただいて知名度が上がっていたり、YouTubeも雑誌も調子がどんどん上がってきていて。新しいモデルたちも加わって、本当に任せられるたくましい子たちになったというか。「私が卒業してももう大丈夫っしょ!」と思えるくらい頼り甲斐のある子たちになってくれました。
egg復刊からの3年半「ギャルは絶滅した」から「ギャルが当たり前の存在」に
― 編集長に就任された18年のWEB復刊、19年の雑誌復刊を経て、約3年半『egg』はどのように変化してきたと感じていますか?赤荻:『egg』が復活した当初は、ギャル自体「え?絶滅したんじゃなかったの?」「まだいたんだ」って声がすごく大きかったんですけど、今ギャルが生きる場所は昔と違ってストリートではなくSNS。すごいギャルの子たちをSNSで見るようになりましたし、オーディションでは地方から来る子も多くて、今は各地方にギャルがいるのが当たり前になってきたと思います。ギャルはいなくなってしまったのではなく、生きる場所が変わってきたんだなと。
『egg』の媒体としても、SNSでの反応や街中でロケをしているときの反応で世の中にかなり浸透してきているなと常日頃感じますね。立ち上げの時とは全然違うなと思います。
― ギャルカルチャーの発信源がストリートからSNSに変わってきた中で、編集長として心がけてきたことはありますか?
赤荻:『egg』はYouTubeに力を入れて発信しています。他の媒体と違ってモデルたちのカラーを作り込むことはしないので、その子の良さ、リアルを発信したいということは常に思っています。モデルたちに言葉をかけるときも「もっとこうした方がいい」というよりは「あなたの好きなことをどんどんやっちゃいなよ」「もっと強気にやってもいいんじゃない?」とか。「もっと自由にやりなさい」ということは言わせてもらってきました。
自分の中のルールに縛られずに自由に生きてほしい、ということは『egg』を通して読者にも伝えたいことです。
これからの『egg』はグローバルに 新編集長に期待すること
― 赤荻さんご自身にとって、編集長に就任されてからの約3年半はどんな時間でしたか?プレッシャーもあったのでは?
赤荻:めっちゃ楽しいです(笑)!強いて言えば、雑誌の編集もやったことがなくて、最初は専門用語もわからないし、何をどうしたらいいのかわからないって時期もありましたけど、ずっと楽しいですね(笑)。WEBでスタートしてから1年後に雑誌で復活したときが1番の転機で、やっぱり形に残る雑誌が蘇ったときの思いは特別でした。それから今年4月に1年遅れで、ぴと、あやか、りょうへいの卒業式を兼ねたイベントをしたときに、みんなでめっちゃ泣いて(笑)、やっぱり『egg』って最強だなって思いました!
私が編集長になれたのは運がよかったのが大きいんですけど、eggのことが大好きだった自分がまさかeggを復活できるとは思ってなかったですし。色んなことが積み重なっての今なので、本当に周りの方に感謝しています。
― これから2代目編集長オーディションが始まるということで、どんな方に編集長を任せたいですか?
赤荻:1番はモデル達への愛とegg愛がある人。それさえあれば何でも楽しく、一生懸命やってくれると思うので、そこが大事かなと思います。
― ではこれからの「egg」に期待することは?
赤荻:よりグローバルになってほしいです。渋谷カルチャーやギャルマインド、ギャルメイクやファッションが世界中に広がったら明るくなりそうですよね。”ジャパニーズギャル”が広まってほしいです。そういう意味では雑誌だけでなくWEBで展開していることは大きいと思いますし、広くバズらせて、例えば海外の専属モデルとかができても面白いなと思います。
それからYouTube100万人突破。開設からチャンネル登録者の伸びが停滞したことはなくずっと上り調子なので、さらに増やしていってほしいですね。私が引退するまでに1バズりできるくらいにこれからもっと頑張ろうと思います!
赤荻編集長「一生ギャルマインド」自分の信念を貫けるのがギャル
― 赤荻さん自身は、引退されてからもギャルを続けていきますか?
赤荻:もちろん、そこはブレないです!生まれ持ってのギャルなので、一生マインドギャルだと思います!
― 赤荻さんが思うギャルの魅力とは?
赤荻:いくらでもありますけど、仲間を大事にするってところは本当に昔からいいなと思います。仲間を大事にすることや、自分の信念、信じているもの、やりたいことをちゃんと大切にすることって実は難しいと思うんですよね。今のような状況でも、自分の好きなものを貫けるギャルの精神は、やっぱり何年経っても素晴らしいなと思います。
― ありがとうございました。
インタビュー後編では「egg」モデルの伊藤桃々、聖菜を交えた対談の模様を配信。モデルたちから見た赤荻編集長の姿、これからの「egg」について語る。(modelpress編集部)
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