SKY-HI手掛ける「THE FIRST」運命の最終審査 涙のメンバー、脱落組との絆も
2021.08.11 17:19
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SKY-HIが手掛けるボーイズグループ発掘オーディション『BMSG Audition 2021 -THE FIRST』。日本テレビ系情報番組「スッキリ」(月~金曜、あさ8時~)では、9日より最終審査の様子が放送されている。
SKY-HIプロデュース『BMSG Audition 2021 -THE FIRST』いよいよ最終審査が開始
アジアから世界へ新しい風を巻き起こし、音楽シーンのトップを目指すという強い思いから『BMSG Audition 2021 -THE FIRST(以下、THE FIRST)』と名付けられた同オーディション。SKY-HIが費用1億円以上の私財を出資し、“クオリティファースト”“クリエイティブファースト”“アーティシズムファースト”を掲げ、日本にいる良質な才能を発掘する。1次審査を突破した231人から、2~4次審査を経て10人まで絞られた参加者たち。最終審査ではさらに半分に絞り込まれ、5人のデビューメンバーが決定する。「スッキリ」では、9日からその最終審査の様子を放送。そして最終日の13日に、番組内でデビューメンバーが発表される。
最終審査はメンバー・曲・振り付け、全て自分たちで考えパフォーマンスを行う「クリエイティブ審査NEO」と、一流アーティストが手掛けたプレデビュー曲「Shining One」を2チームに分かれてパフォーマンスする課題曲審査の2種類。
9~11日の放送では、4グループに分かれて行われた「クリエイティブ審査NEO」のステージが放送された。最終審査の会場には、共に合宿に挑むも4次審査で惜しくも脱落したタイキ、ルイ、テン、ナオキ、シュンスケの姿も。
ラン&レイコ「Just FUN’ky」
9日に放送されたのはラン・レイコのユニット“RanRei”のステージ。
ダンス歴14年の実力者・ランと、未経験ながら驚きの成長を見せてきたレイコ。3次審査から一緒に切磋琢磨してきた同い年の仲良しコンビは、楽しむことをモットーに練習でも笑顔が絶えず。
楽曲は、SKY-HIの「アドベンチャー」のトラックをベースにした「Just FUN’ky」。曲のコンセプトについてレイコは「僕ららしく音楽を感じて、何も考えずに踊って楽しむこと」と語る。
レイは「僕たちがオーディションを通して進んできた道」を表現したいと言い、本番ではファンキーなポップナンバーをグルーヴ感たっぷりに届けた2人。
レイコは「足りない部分はあったかもしれないけど、楽しかったからランちゃんと一緒のチームでよかった」とやりきった様子で、ランは「レイちゃんと楽曲制作をできたこと、一緒のステージでまたパフォーマンスできたことが、本当にうれしくて。ずっとダンスができないと言っていたレイちゃんが、こんなに楽しくダンスをやっている姿が感慨深かった」と、レイコの努力も称えた。そんなランの言葉に、レイコの目には光るものも。
SKY-HIは「トラックが求めているメロディーをレイちゃんが生み出しているという感覚もあったし、楽曲のグルーヴをもれることなくパフォーマンスに落としこんで、2人のパフォーマンスとして完成させたことをランから感じることもできた。あなたたちがいいパフォーマンスをするのは必然だったと思います」と2人のステージを認めていた。
ショウタ&ソウタ&マナト「No Cap Navy」
10日に放送されたのは、ショウタ・ソウタ・マナトのユニット“Show Minor Savage”のパフォーマンス。
ソロアーティストとして活動し、楽曲制作にも長ける最年長のショウタと、ヒップホップダンスで4度世界一に輝き、ラップの技術も磨きがかかったソウタ、ニューヨークに音楽留学経験もあり、ハイトーンボイスに定評のあるマナト。SKY-HIの「ナナイロホリデー」のトラックをベースにアレンジした「No Cap Navy」を制作した。
準備期間は、ダンスの実力者がいるだけに振り付けは順調に作り上げるも、サビの歌詞が思い浮かばず苦戦。しかし3人で話し合いを重ねることで、自分たちも納得のいく歌詞が完成した。
本番はハイレベルなダンスパフォーマンスも入れながら、抜け感のあるR&Bで楽しそうにステージを繰り広げた3人。SKY-HIは「こちら側も楽しい気持ちになれる。抜きの美学を持つ音楽は、ただダラダラせず、決めるところが決まっているから、抜いているところでよりカッコよく見える。アーティストとして1つの完成された形を見せてもらった」と絶賛した。
パフォーマンスを終えたマナトは「やっている最中も本当に楽しくて、お互いの顔を見る余裕もあって、本当にこの2人とパフォーマンスできてよかった」と笑顔に。ショウタも「楽しくてしょうがなくて。これからも音楽を永遠にしたいなという感覚。楽曲の中にいるような感覚がすごくあって、それを伝える域にまで到達できたのが本当にうれしい」と満足気。ソウタは「自分たちがやりたいなと思っていたことと、感じてほしいことが伝わったような感覚があったので達成感があった」と胸を張った。
レオ&ジュノン&リョウキ「Lonely Night」
そして11日に放送されたのは、レオ・ジュノン・リョウキの“Club JRL”と、リュウヘイ・シュントの“96BLACK”のユニット。
元大手事務所の育成生で、常にリーダー的存在のレオと、歌・ダンス未経験ながら、ハイトーンボイスが武器のジュノン、個性的な歌い方&ダンスが魅力のリョウキ。全員が20歳以上の3人ならではの、セクシーなパフォーマンスを準備した。
楽曲はSKY-HIの「Stray Cat」をベースに作り上げた楽曲「Lonely Night」。しかし、3人は振り付けの経験がこれまであまりないため、苦労も。皆でアイデアを出し合って振り付けを制作し、レオは「もっといいものがあるのではと模索し続けた」と語った。
「大人の3人組だからこそ見せられる妖艶さを見せたい」と意気込んだ“Club JRL”。レオがステージに寝ころび目を覚ます演技からスタートしたステージでは、情景が浮かぶようなムーディーなラブソングを届けた。
SKY-HIは「もちろん楽曲自体のパフォーマンスがよかったのもあるけど、ジュノンは意識していないところに色気が出るようになった。それが前に出たときによかった。素敵な効果をいくつも発揮していた」「リョウキもラップがうまくなるだろうなという感覚があったが、花を咲かせたなという感じがする」「レオは楽曲に入ったときの集中力が途切れることがなかった」と高評価。
ステージを見ていた、3人と同世代のナオキは「3人それぞれのセクシーの色が全部違って、曲が頭に残ってすごくよかったと思いました」と称え、シュンスケが「リョウキくんと少しバトったのが懐かしい(笑)。心の内を吐き合った仲で、ほかのメンバーを見るよりも感慨深い。この楽曲は誰よりもリョウキくんに合ってると思いました」と伝えると、リョウキは「あとで焼肉行きましょう」と笑顔になっていた。
リュウヘイ&シュント「Addictive Art」
14歳で最年少も、年齢を感じさせない圧倒的なパフォーマンスで現在1位のリュウヘイと、SKY-HIから天才的素質と言われる現在2位のシュントによる“96BLACK”。
SKY-HIの「Blame It On Me」をベースに制作した「Addictive Art」で、“大人ぶってないくらいのセクシーさ”を追求した。しかし、セクシーを追い求めるあまり、振り付けが思い浮かばない2人。焦りもある中で、ほかのチームの順調さに刺激を受け練習に力が入るように。
「1、2位の最強タッグみたいな感じで一発ぶちかましてやりたい」と語った2人は、10代とは思えない洗練された色気を感じるステージを披露した。
SKY-HIは「リュウヘイは楽曲との対話が一番多いタイプで、シュントは楽曲の中で自分を見せることが一番上手だと思っていたんだけど、いい部分が絡み合ってると感じた」と評価。
シュントは「僕が年上ということもあって、自分が抱え込むのではなくもっと2人でやらないと、と思っていたけど、ある夜リュウヘイに打ち明けてみたら、その返答が『なんだこいつ、絶対年齢偽ってんだろ』って思うくらい励まされる言葉が多くて(笑)。そこから順調に進んでいったと思う」と練習を振り返り、リュウヘイは「前回のクリエイティブ審査で反省があって、今回はそうはさせないぞと思ってやっていた。2人の考えが同じなら、クリエイティビティが高い低い関係なくいいものが作れるんだと分かりました」と、自身の成長も明かした。
2人と年代も近いルイは「中毒性がある。不思議な感覚でまた聞きたいと思った。2人がクリエイティブを作っているとき、その中身が見えたようなパフォーマンスがあって、お互いを信じあってパフォーマンスしていて感動しました」と称賛。
自身が脱落した際に、リュウヘイから「もっとレベルアップして見せるから」と言われたテンは、「2人の性格を知ってるからこそ、合宿で見たことがないような、知らないような色気を感じてすごくびっくりした。本当にレベルアップしてると思って、感動しています」と言葉をかけた。
4月から約4か月にわたって放送されてきたこの『THE FIRST』。12日には、最後の「Shining One」審査を2組共に放送。ついに13日にデビューする5人が発表される。また、スッキリでは放送しきれなかった映像を含め、Huluで完全版が配信されている。(modelpress編集部)
情報:日本テレビ
【Not Sponsored 記事】
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