中条あやみ「TOKYO MER」の救急医を演じる秘訣は「悲しげな目元」!?
7月11日に第2話が放送される医療ドラマ「TOKYO MER~走る救急救命室~」(TBS系)にて、若き研修医の弦巻比奈を演じる中条あやみがその演技力を試されることになりそうだ。
第2話の予告映像では「若き医師に課せられた『命』という試練」というテロップが大書され、救急救命の現場に思い悩みながら奮闘する中条がメイン級の扱いで登場。第2話では彼女を中心にストーリーが展開される様子が見て取れる。
「本作では救急医療チームの『TOKYO MER』を率いる喜多見幸太(鈴木亮平)が、自分の身を危険にさらす向こう見ずなシーンが続出。研修医役の中条はそんな喜多見に反発心を抱きつつ、理解を深めていく様子が描かれます。そこで重要な役割を果たすのが、中条の表情なのではないでしょうか」(芸能ライター)
中条は日英ハーフのエキゾチックな美貌と169センチの長身を活かし、人気モデルとしても活躍中。「GU」や「ハーゲンダッツ」など数々のCMでもおなじみの存在だ。
一方で女優としては「棒演技」との批判が絶えず、今回の「TOKYO MER」では研修医という役柄にあたって<中条あやみにしか見えない>という強すぎる存在感も指摘されている。だが今作ではそんな中条だからこそ、救急救命医の役柄を演じられるというのである。
「彼女の表情で特徴的なのは、すまし顔がなぜか悲しげに見えてしまうところ。笑顔も得意な一方で、きりっとした場面では勇ましさよりも何かに困っているかのように見えがちです。そんな悲し気な目元の印象的な中条が今回、医者としての自分の在り方に悩み続ける比奈の役柄にピッタリとハマっているのではないでしょうか」(前出・芸能ライター)
第2話の予告映像では全体を通してネガティブな様子の比奈。その様子はTOKYO MERへの適性や、医者としての自分に悩み続ける心模様をそのまま表しているかのようだ。
「他の女性出演者では看護師役の菜々緒が常にキリッとした顔つきを見せ、ベトナム人看護師役のフォンチーは笑顔を絶やしません。そのなかで中条が憂いをたたえた表情を見せることで、ちょうどバランスが取れているのです。また、厚労省医系技官の音羽尚(賀来賢人)が主役の喜多見と対立する構図も、中条が弱気な表情を見せることで際立っています」(前出・芸能ライター)
その悲し気な表情を理由に中条を起用したのであれば、制作側の目利きもなかなか大したものかもしれない。
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