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女性登用に多国籍、「TOKYO MER」が挑戦する“ドラマの多様性”
7月4日にスタートしたドラマ「TOKYO MER 〜走る緊急救命室〜」(TBS系)が、初回視聴率14.1%をマーク。同じ日曜劇場枠で前クールに大ヒットした「ドラゴン桜」の14.8%に迫る数字となり、さっそく勢いを見せつける形となった。
鈴木亮平の演じる医師・喜多見幸太が率いる救急救命チーム「TOKYO MER」が様々な事故現場で奮闘する姿を描く本作品では、第1話から同チームが獅子奮迅の活躍。「#TOKYO MER」がツイッターの世界トレンド1位に輝く話題性を見せている。
その「TOKYO MER」は手に汗握る医療サスペンスドラマであると同時に、“ドラマの多様性”に挑戦している一面も重要な要素として見逃せないという。
「まず注目したいのは女性キャストの存在感です。喜多見の下に就くヒロインで研修医の弦巻比奈(中条あやみ)は、TOKYO MERの趨勢を左右しかねない重要な役柄。彼女の指導医も女性医師の高輪千晶(仲里依紗)です。医師たちを支えるMER看護師の蔵前夏梅(菜々緒)とホアン・ラン・ミン(フォンチー)は、迫真の演技で救急救命の緊迫ぶりを表現。一方で『TOKYO MER』は、赤塚梓東京都知事(石田ゆり子)の肝いりで発足したという触れ込みで、その赤塚都知事をライバル視し、TOKYO MERの解体をもくろむのが厚生労働大臣の白金眞理子(渡辺真起子)。女性初の総理大臣を狙う二人の“赤白戦争”も見逃せません。このように物語の中軸を女性たちが担っているという点で、本作はこれまでの医療ドラマとは一線を画す設定となっているのです」(女性誌ライター)
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それに加えて本作では国際性豊かなキャスト陣も、多国籍という面でひとつの多様性を示しているというのだ。
「ヒロインの中条は日英ハーフ、その上司を演じる仲里依紗は祖父がスウェーデン人のクォーター、そしてフォンチーは日本で生まれ育った在日ベトナム人。海外にルーツを持つ彼女たちが主要キャストを務める姿は、様々な国籍や人種の演者が当たり前のように共演する海外ドラマを彷彿させます」(前出・女性誌ライター)
これがアメリカ製ドラマだったらレスキュー隊にも女性隊員がいて、MERには男性ナースがいるはず。日本の現状ではさすがにそこまでの多様性を描くのは難しそうだが、この「TOKYO MER」は医療サスペンスドラマとして新境地に踏み出した作品だと言えるのではないだろうか。
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