左から池田裕楽(STU48)と野島樺乃(SKE48)(C)WWSチャンネル編集部

【インタビュー】池田裕楽(STU48)と野島樺乃(SKE48)が『はじまりの唄』への想いを語る!「明日に繋がる活力に」

2021.06.28 20:00
提供:WWS channel

「第3回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦 ファイナリストLIVE」出演メンバー9人によるユニット「Nona Diamonds」(ノナ ダイヤモンズ)のシングル『はじまりの唄』が6月30日にリリースされる。

この曲は同大会で審査員を務めたゴスペラーズ・黒沢 薫が作詞・作曲を手掛けるオリジナル楽曲となっている。リリースを控え、メンバーの池田裕楽(STU48)と野島樺乃(SKE48)がWWSチャンネルのインタビューに応じ、レコーディングの裏話からお互いの“歌声”について語ってくれた。

【池田裕楽(STU48)と野島樺乃(SKE48)・インタビュー】
————今日の衣装は「ファイナリストLIVE」のときのものですね!



野島樺乃(以下、野島):『はじまりの唄』のために作っていただい衣装で、曲の初披露と一緒に衣装もお披露目になりました。

————池田さんにとっては実力で勝ち取った衣装だと思いますが、気持の面で“重み”は違いますか?



池田裕楽(以下、池田):私は今まで衣装をいただいても、先輩や同期の子と一緒に使ったりとか、自分だけの衣装ではなくて、今回初めて自分のためだけに作っていただいた衣装だったので、初めて見たときも『自分のために作っていただいたんだ』と思ってすごく感動しました。

————野島さんの視点から見て、今回の衣装のポイントはありますか?



野島:この衣装はファイナリスト9人それぞれみんな形が違うんです!裕楽ちゃんは可愛い蝶々リボンが付いているんですけど、私は紐状のリボンで、アクセサリーや髪飾りも違っていて。一人ひとりのカラーに合うように、フィッテングの時に衣装さんが一緒に考えてくれました。私も自分の衣装を作っていただく機会はなかなかないので、楽しかったしありがたいなと思って着ています。





————さて、「ファイナリストLIVE」で『はじまりの唄』を初披露してから、周りの反響はいかがですか?



池田:アイドルっぽくないというか、9人の歌が好きな人たちが歌っているように見ていただけて、今までは歌って踊る姿しか見せられてこなかったんですけど、歌だけを歌ってる私を見て「新しい裕楽ちゃんを見れた」とか「新しいユニットだね」って言っていただけて、6月30日のリリースがすごく待ち遠しいという声をたくさんいただいてます。




野島:私は「AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」(以下「歌唱力決定戦」)に第1回から出場してきてますが、今回のようにファイナリストがCDのリリースで曲をいただけることは初めてなので、本当にすごいなってめちゃくちゃ思ってます。裕楽ちゃんが言ってくれているように、いい意味でアイドルらしさを消して、可愛くてステージでキラキラしている部分だけじゃなくて、こうして歌の実力を表現する部分もあるんだよって、一アーティストとしてファンの方達に見ていただけたらと思います。ファンの方々も「ファイナリストLIVE」以降、そういう視点で私たちのことを見てくださっているのが新鮮です。

————会場で拝見してましたが、最初の『I Will Follow Him』を歌う9人のユニゾンには惹き込まれました!



野島:『I Will Follow Him』の出だしは本当に竹中さん(TBS番組プロデューサー)チョイスなんですよ!難しかったよね!?




池田:セットリストが来たときに紙に英語が書いてあって、歌詞見たら全部英語だったんです。




野島:リハーサルは裕楽ちゃんが隣だったんですけど、裕楽ちゃんのノートを見たらカタカナで「アイ ウィル フォロー ヒム」って書いてあったんです!そういう私も歌詞にカタカナや日本語で振り仮名をふって書き直してました。英語が分からなすぎて大変でした(笑)。




池田:初めてのことだったので、「これをやるの!?」ってすごくビックリしちゃったんですけど、でも楽しかったです!初めての経験だったので。





————シングルのレコーディングでは、プロデュースされたゴスペラーズの黒沢薫さんから個別のアドバイスなどはいただきましたか?
池田:黒沢さんがすごく優しい方で、自分でも気がつかないところまでいっぱい褒めてくだささいました。自分で納得いかないことを伝えたら的確なアドバイスをいただけて、最初はどんな形で教えてもらうんだろうって不安だったんですけど、一人ひとりの歌い方に合わせ、個性を消さずにアドバイスをしてくれる感じがすごく優しいなと思いましたし、歌ってて楽しいなって思えました。


野島:裕楽ちゃんが歌っているときに、私はブースで黒沢さんの後ろで聴いていることがあったんですよ。ちょうど裕楽ちゃんがレコーディングの一番最初だったんです!緊張してる中、一番最初なのでサビ部分の最後の終わり方や伸ばし方を裕楽ちゃんに合わせることになったんですけど、裕楽ちゃんの歌い方や伸ばしを切るところがすごくて、黒沢さんが「めっちゃすごいな」ってボソッとつぶやいて、めちゃめちゃ感心してたんです!
裏話なんですけど、「(Nona Diamondsのメンバー含め)日本で活動している歌手の皆さんそれぞれ“ため”とか伸ばし方とか、一つ一つが今時だし、新鮮だし、感動する」って言っていて、みんなで感心してました。

池田:えー!すごい!

野島:歌ってるときは自分じゃわからないもんね。

————やっぱり無意識でできてしまうんでしょうか?
池田:気にしちゃうと、気にしてる感じが全部に出てしまうので、歌ってるときは他の方達にもちろん聴かれているんですけど、自分からは見えないので「よし、やろうと!」と頑張りました。





————ちなみに、池田さんは他の8人のレコーディングを見る機会はありましたか?



池田:はい。私もブースで他の方の声を聴いていて、同じところを歌っていても全然表現の仕方も違うし、すごく勉強になりました。

————なるほど。では、お互いの歌声や歌い方についてはどんな感想をお持ちですか?


池田:私は一回目の「歌唱力決定戦」を見たときに透き通った声のイメージがあって、一つひとつの言葉が丁寧で透き通った感じが野島さんっぽいなって思ってたんですけど、「ファイナリストLIVE」の練習や今回のレコーディングで野島さんの歌い方がちょっと変わったと思ったんです。なんかアーティスト感が増しているというか!


野島:(笑)

池田:そしたら新しいユニット(野島がSKE48卒業後に活動するボーカルユニット「&(アンド)」)の曲を聴く機会があって、「あっ、アーティストっぽくなった」ってびっくりしました!

野島:私から見て裕楽ちゃんは、いつ歌っても上手くて、何回歌っても音を外すとか失敗を聴いたことがないんです!人間だから絶対そういうのってあるじゃないですか?
けど、いつも整っていて、状態がいつも良くてすごいなって思います!
私自身は毎回毎回練習していても、上手くいくときも失敗するときも多々あって、逆に上手く歌えたときとかは「どんな感じだっけ?」って忘れちゃったりすることもあるんですね。
でも裕楽ちゃんは私が聞くと、上手だな、テクニックを使ってるのかなって思うことも多くあって、安定した歌を歌えているってめちゃめちゃいいなって思います。

池田:ありがとうございます!

————絶賛ですね!では、今回のレコーディングに向けて実践したことはありますか?

野島:「歌唱力決定戦」の前はゲン担ぎで豚骨スープを水筒で持って行ってました。

池田:えー、すごい!

野島:レコーディングの為に整えていたことは、そうですね。私も裕楽ちゃんも新幹線での移動が多いので、移動中に寝ちゃったりして喉が乾燥することが多いので、のど飴を舐めたり・・・。あと「ファイナリストLIVE」の時に黒沢さんからもらったハチミツののど飴がめちゃくちゃ美味しくて!メンバー全員いただいたんですけど、それが自分の中では魔法の飴になっていて、それを食べて挑みました。


池田:私は「ファイナリストLIVE」の期間中はホテルで過ごしていたんですけど、いつもは買わないホットアイマスクと蒸気のマスクを2つ付けて、顔をアツアツの状態で寝てたら、顔面が40度ぐらいまで上がっちゃいました。

————それからカップリングに『365日の紙飛行機』や『また あなたのことを考えていた』も収録されますが、歌割りとかも新しく変わっているんでしょうか?

野島:基本的には「ファイナリストLIVE」と同じ形で自分の歌割りを歌っていますね。



————ということは、あの時の感動が耳元で蘇るということですね!
野島:なので裕楽ちゃんの歌い出しにも注目してほしいです。

————では、改めて『はじまりの唄』が楽しみにしている方々の手元に届くということで、伝えたいことはありますか?
野島:黒沢さんが「ファイナリストLIVE」の最後に『はじまりの唄』を初披露したときに、コメントしてくださった「この『はじまりの唄』を歌った彼女たちのストーリーも始まったし、今この会場で、画面を通して聴いてくださったみなさんのストーリーも『はじまりの唄』を聴いて始まりました」という言葉がすごく印象に残っていて、歌詞を見るとすごく何かはじまりそうだなとか、胸を高鳴らせるとか表現がわかりやすくて、聴いていてワクワクする何か自然と力が湧いてくる歌だと思うんです。
この歌を聴いて私自身も歌ったときに力がもらえたりとか、ファンの方々がこの歌を聴いたときに、元気になってもらえることはもちろんですけど、辛いときとか、楽しいときとか、それぞれの感情のときにこの歌を聴いて、また明日も頑張ろうって、自分たちの歌がそれぞれ聴いてくださった方の明日に繋がる活力になればいいなって思います。何かを成し遂げる活力の歌になったらいいなって思います。


池田:今回「AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」のファイナリストでつくられたユニットなので、自分のファンの方やAKB48グループが好きな方は聞いてくださるとは思うんですけど、それ以外の普段AKB48グループの曲を聴かない方にも聴いてほしい曲だと思います。
今、こうした時期でなかなか思うように活動ができないですし、私たちも普段生活をされている方も外に出られないとか、好きな人、大切な人と会えないとか、世界中が不安なときだと思うんです。でもこの曲を聴いて今やろうと思っていることを諦めそうになるときに、自分も頑張ろうとか、さっきも野島さんが言われていた活力になれたらいいなって思います。

————そして、野島さんにとっては『はじまりの唄』がアイドル最後の曲になるんですね。門出を祝うかのようで感慨深いですね。
野島:本当にこうして特技が歌と言えるようになったのも、「歌唱力決定戦」の企画のおかげだと思っていますし、本当にお世話になっていて。もっと歌が上手い人たちってこの世にたくさんたくさんあふれるくらいいると思うんですけど、こうして生バンドの演奏とか、ファンの方々の前で照明を浴びて、衣装も着て、歌を披露する機会をいただけるってすごくありがたいことだなと思います。その機会にファンの方々が私の歌を聴いて、「すごく元気が出た」とか「涙が出た」とか言っていただけたときに、私の歌が誰かのためになっているってすごく嬉しくて、幸せなことだなって思って、これからも歌い続けたいって思いました。それこそ黒沢さんが「歌は死ぬまで自分が好きなように歌い続けられるからね」っておっしゃっていて、本当にその通りだと思うので、聴いてくださる方、声とかを褒めてくださる方がいる限り、歌い続けたいなと思うし、もっともっと上手になってたくさんの方に聴いていただけるようになりたいと思います。

————池田さんからすれば、歌の実力で道を切り開いていく先輩の姿は心強いと思いますが、いかがですか?
池田:私はグループの中でもまだ研究生という立場で、先輩たちに追いつくのもまだまだだし頑張らないといけないと思っているんですけど、このグループの中で今回チャンスをいただいて、活動できるのは自分のこれからにもきっと繋がると思っています。私のことを知らない方がたくさんいると思いますが、この活動を通してこのユニットはもちろん、自分の活動にも活かしていけたらと思います。野島さんのことも、優勝した「歌唱力決定戦」を家で見ていたので、そんな方とこうしてインタビューを受けているのって、変な感じです。野島さんは卒業されるんですけど、最後にこうして一緒に歌えるのは幸せです。毎度毎度歌う度に噛み締めながら、会うときも噛み締めながら会いたいと思います。

野島:めちゃくちゃ嬉しい!!

————ありがとうございます。それでは最後にお二人からファンの方々へメッセージをお願いします。
池田:私たちも発売するまでドキドキしているし、ワクワクしているし、この曲がどうやって世間に渡っていくんだろうってすごく楽しみなので、ファンの方も一緒に楽しみにしていてほしいです。「ファイナリストLIVE」などで歌っている私たちをこれからも見てほしいなって思います。


野島:『はじまりの唄』のリリースが6月30日ということで、SKE48としての最後の活動日に発売されるのは運命を感じます。それこそ『はじまりの唄』という感じで、私にとって6月30日は締めの日ではなくスタートの日だと思っているし、ファンの方々にも新しい私を、ファイナリストメンバーの一人ひとりの色とか魅力を見つけてほしいです。応援したいなって思うきっかけになる曲になると思っているので、7月からはこの曲を聴いて、すごく爽やかな気持ちでファンの方々もより一層推しメンのことを推していける気持ちを高めてほしいです。AKB48グループの曲を普段聴かない方々にも届いてほしい曲なので、街を歩いていてふと聞こえるメロディになったらいいなと思います。

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