浜辺美波、女優をやめたいと思った過去を告白「『続ける』という選択が結果的に強みになった」<初耳学>
4月25日放送の「日曜日の初耳学」(MBS/TBS系)に女優の浜辺美波が登場。林修のインタビューに答え、「劣等感しかなかった」という下積み時代について語った。
今年デビュー10周年を迎えた浜辺美波。2017年、映画「君の膵臓をたべたい」で人気女優の仲間入りを果たし、同作で第41回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。2020年は映画4本、ドラマ3本に出演するという売れっ子ぶりだ。
林先生は、そんな浜辺の大ファン。「(予備校の)授業で僕が教えていることは二つしかない。一つは現代文の入試問題における解き方。もう一つは、浜辺美波がいかに素晴らしいか」というほどで、インタビューにも浜辺美波著「夢追い日記」(北國新聞社刊)を熟読して臨んだ。
つらかったデビュー当時「劣等感しかなくて…」
デビューは、2011年の「第7回東宝シンデレラオーディション」でニュージェネレーション賞を受賞したのがきっかけ。当時、小学4年生だった。
「受賞が決まった時は本当に驚いたしうれしかったんですけど、“ニュージェネレーション賞”は私の代しかないんですね。だから“保険をかけての受賞”なのかなってその時に思ったんです。一応とっておこう、みたいな。ちゃんとやらないとすぐ用なしになっちゃうんじゃないか、というプレッシャーはありました」と、危機感も感じつつの芸能界入りだった。
同期受賞は、グランプリの上白石萌歌、審査員特別賞の上白石萌音ら。「選ばれた子たちは感受性が豊かだったりスタイルが良かったり、自分にないものをいろいろ持っていたんですね。どれだけレッスンをしても追いつけない部分が本当に多くて、劣等感しかなくて。レッスンを受けて泣いて、さらに帰りの電車でマネージャーさんに怒られて泣いて…」と回想。
林先生が「(浜辺さんは)劣等感という言葉とは縁のない人生を送っていると思っている人は多いと思いますよ」と驚くと、浜辺は「幼少期からしっかりと劣等感を感じさせていただいたほうだと思います」と語った。
「『目立ちたい』という一歩が出なかった」
女優として活動するようになってからも、劣等感はなかなか克服できなかったという。
「特にお芝居。自分では精いっぱいせりふを言うんですけど、耳で聞いて下手だなって分かるし、感情を表情に表すっていうことができなかったです」と自己分析。
オーディションにも、なかなか受からない日々が続いた。「3桁かもしれない数の書類を出して、最終的に受かったのは一つか二つだと思います」。それでも何度も練習し、完成した作品を見ては反省点を洗い出すなどの努力をし、現実に向き合い続けた。
林先生から「何が原因だったと思いますか?」と尋ねられると、「ある種の優等生コンプレックスじゃないですけど、目立ちたくない(という思いが強かった)。いい子にしておくってことは、目立たず落ち着いて静かにいることじゃないですか。そこで、印象に残らなかった。『目立ちたい』という一歩が出なかったですね」と、かつての自分を省みた。
そんな浜辺にとってターニングポイントとなった作品が、2018年放送のドラマ「賭ケグルイ」(MBSほか)。4月29日(金)公開の「映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット」へと続くシリーズの最初のシーズンだ。
同作で浜辺は、優等生とギャンブル狂の二面性を持つ蛇喰夢子を演じた。「(『賭ケグルイ』シリーズの)英勉監督がなにより本当にすてきな方で。『あなたはやればできるんだから飛びなさい』って、飛べる場所を用意してくださる方なんです。飛んでみて『自分は飛べるんだ』って気付ける作品、本当にそういう作品でした」。この作品をきっかけに、劣等感から解放されていった。
浜辺美波、結婚願望は「あります」
林先生の「女優をやめたいと思ったことは?」の質問に、「たくさんあります」と率直に答えた浜辺。「でも、節目節目で『続ける』っていう選択をしてきたことが結果的にすごく強みになっていたなと思って」と打ち明けた。
自身を「とっても不器用」と評する。だが、レッスンの先生にかけられた「あなたは器用じゃないんだから、人が1回やってできることも100回やらないとできないんだよ。でも、100回やってできるようになったことは、1回やってできる人よりも体に染みるし、あなたのためになる」という言葉に支えられ、女優を続けてきた。
林先生が「本当に器用な人はいい。一番いけないのは“小器用”。なんとなく帳尻合わせちゃうような人って一番伸びないんです。それなら不器用の方がいい」と頷くと、浜辺は「あなたは不器用だって分からせてくれたのが幼少期だったのも、大きかったかもしれないですね」としみじみ。
現在20歳の浜辺。インタビューの終わりには「いざ20歳を迎えてみると、いつ結婚して出産するかっていうのが、ご縁だし分からないなと思って」と将来に思いを馳せ、結婚願望についても「ありますね。子どもはかわいいなと思うし、家庭を持つと大変だとは思いますけど、憧れはやっぱりありますね」とほほ笑んだ。
インタビューを終えた林先生は、スタジオでも「本当に透明感そのものがそこにいる。でも、いざ口から出てくるのはちゃんと考えられて咀嚼された自分の言葉。年齢は20歳なんでしょうけど、存在感は年齢とは関係ないですね」と興奮冷めやらぬ様子。「一生応援し続けます!」と力強く宣言した。
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