佐野勇斗

佐野勇斗、「高3での頑張りが今の自信につながっています」<ドラゴン桜>

2021.04.25 16:25
佐野勇斗

2005年に阿部寛主演で放送されて大きな反響を呼んだドラマ『ドラゴン桜』が、16年ぶりに復活。前作の15年後を舞台に、阿部演じる伝説の弁護士・桜木が再び低偏差値の落ちこぼれ生徒たちを東京大学に導く、日曜劇場『ドラゴン桜』(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系※初回は25分拡大)が4月25日(日)にスタートする。佐野勇斗が演じるのは、桜木の元教え子の米山役。桜木に心酔している役だというが、一体どんなキャラクターなのだろうか。佐野自身の勉強体験と共に聞いた。

「運命的なものを感じました」

――前作の『ドラゴン桜』を見ていらしたそうですね。

そうなんです、すごく好きでした。当時僕は7歳で小学2年生ぐらいだったと思うんですけど、毎週楽しみにしていましたね。あの時はただ面白いと思って見ていたけど、今思えば、おバカな高校生が試行錯誤して頭が良くなっていくっていう成長ストーリーが刺さったのかなと思います。『ROOKIES』(TBS系)なども好きで見ていたので、弱かった人たちが強くなっていくっていう少年漫画的要素がきっと好きだったんだと思います。

――その続編に出演すると知った時は、相当うれしかったのでは?

うれしかったですね~! もちろん『ドラゴン桜』の続編をやると思ってこの世界に入ったわけではなかったですけど、まさかあんなに夢中で見ていた作品に僕も出させてもらえる未来が待っているなんて。何か運命的なものを感じましたし、一つの夢が叶った気持ちになりました。

――正直、ちょっと生徒役がやりたい気持ちもありました?

ありました! やりたかった~!(笑) 僕も生徒役のみんなと一緒に東大を目指してみたかったです。

「阿部寛さんはオーラが全然違いました!」

――佐野さんが演じる米山は、過去に阿部寛さん演じる桜木のもとで東大を目指していました。どういう形で物語に関わってくるのか楽しみです。

この作品は学園モノですが、僕の演じる米山サイドのストーリーは、学園モノとは少しかけ離れているものになります。1話から衝撃的なシーンもありますし、ドラマにちょっといいスパイスを加えられる役なのかなと思いますね。生徒たちが東大に合格するかどうかというメインのストーリーだけじゃなく、この米山のストーリーにも注目してもらえたら、うれしいなと思っています。

――阿部さんの印象は、いかがですか?

カッコ良いです…! 僕は普段テレビでよく見ていた方に実際にお会いしても、あまり驚かない方なんですよ、でも今回は「うわ、ヤッバ!」と、ちょっと驚きました。まだしっかりお話ができたわけではないですが、見た目だけでもオーラが全然違うというか。本当にカッコかったです。ああいう大人になりたいなと思いました。

――ダンディーな雰囲気を持った大人に?

そうですね。今の僕は多分、ダンディーとは正直、かけ離れていると思うんですよ。どちらかと言うと“なんか面白い兄ちゃん”みたいな感じのイメージが強いと思うんです(笑)。いつか阿部さんのようになれたらいいなと思いますね。

高3から「必死に勉強するようになりました」

――ご自身は、勉強は得意な方でしたか?

小学校の頃は勉強が得意で、100点ばっかり取っていました。中学校も大体トップ10に入るぐらいだったんですけど、高校1、2年でちょっと、さぼってしまって。芸能界での仕事を始めたこともあって、勉強をおざなりにしてしまって、甘えてました。でも高3になってから「勉強を頑張らなかったら、大人になっても成功できないんじゃないか」と思うようになって、そこからまた必死に勉強するようになりましたね。

――どういう勉強法を?

効率が大事だなと思って、はじめの数カ月間は“勉強の勉強法”を学びました。数学で言ったら何よりも暗記が大事、公式を覚えなきゃいけないだとか、何個も問題を解くよりも一つの冊子を完璧にした方がいい、など。そういう細かいことから始めていきましたね。

――それで成績が上がっていった?

上がりました。ドベの成績だったのに、最終的には高1、2の成績からは考えられないぐらいに伸びましたね。そう考えると最初から、もっとちゃんとやっておけば良かったなと思いましたけど、でも頑張ることはできたので。それは今でも自分の自信に繋がっていると思います。

――佐野さんの、やる気スイッチの入れ方はなんですか?

僕は多分、昔から「人が見ている」と思うと頑張れるタイプなんですよ。高3の時も「佐野勇斗の受験を応援しよう!」というような企画を立ち上げていただいて、模試の結果なども全部発表して。それもあって頑張らなきゃなって思えましたし、例えば今、僕は英語を勉強しているんですけど、それもM!LKのメンバーに伝えていて。ちょくちょく「まだ続いてるの?」って聞かれるんですけど、そこで「やめちゃったんだよね」って言うのが恥ずかしいから頑張って続けているんです。本音を言うと隠れてやって「お前、なんで急にこんなことできるの!?」って驚かれたいタイプなんですけど(笑)、それじゃ続かないので、積極的に周りに言って自分を追い詰めています。

――根底に負けず嫌いもあるんですね。

そうかもしれないですね。結構、負けず嫌いかもしれないです。

おすすめ記憶法は「歩きながら覚える」

――台本の覚え方は、どうされているんですか?

記憶を定着させるために効率がいいと言われている方法を実践することが多いです。例えば寝る前に一回覚えて、朝にまた読み返すと定着するとか。あとは歩きながら覚えるとか。歩くのは本当に「ドラゴン桜」に出てきた勉強法の一つですね。歩きながら覚えると、集中力がずっと続くみたいで。長セリフの時は特に家の中をグルグルと歩きながら覚えています。

――歩くのは家の中なんですね。

ずっと家にいたい人間なので(笑)。散歩もカッコいいし「趣味は散歩」なんて言ってみたいんですけど、ダメですね。自分は結構だらしない方だと思います。朝も起きられないし、基本的に家の中で全て済ませたいし。カフェなどに行って勉強もしてみたいですけど、絶対に無理です。それなら家に宅配でコーヒーを持って来てもらうと思う(笑)。

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