「連続ドラマW 華麗なる一族」は、WOWOWプライム、WOWOW 4Kほかにて4月18日(日)よりスタート

<華麗なる一族>吉岡里帆が内田有紀の迫力にまさかの号泣!? 「忘れられない恐怖の時間となりました(笑)」

2021.04.08 12:01
「連続ドラマW 華麗なる一族」は、WOWOWプライム、WOWOW 4Kほかにて4月18日(日)よりスタート

4月18日(日)より、WOWOWプライムにてスタートする「連続ドラマW 華麗なる一族」。このほど、本作の記者発表会見が行われ、主演を務める中井貴一の他、総勢11人のキャストが一同に集結した。その会見の模様を3回に分けてレポート。ラストとなる今回は、大介の娘たちや閨閥結婚のため“万俵家”の一員となったキャスト陣のコメントを紹介する。

これまで度々映像化されてきた山崎豊子の同名小説を、WOWOW開局30周年記念の一環として制作する本作。大阪万博を間近に控えた高度経済成長期の関西を舞台に、富と権力獲得の手段として関西の政財界で閨閥を張り巡らす阪神銀行の頭取・万俵大介を中心に、“華麗なる一族”の繁栄と崩壊を描く。

そんな中、今回は万俵大介を演じる中井貴一を筆頭に、万俵鉄平役の向井理、高須相子役の内田有紀、万俵銀平役の藤ヶ谷太輔、万俵寧子役の麻生祐未、安田万樹子役の吉岡里帆、万俵二子役の松本穂香、美馬中役の要潤、万俵一子役の美村里江、万俵早苗役の笹本玲奈、万俵三子役の福本莉子という“万俵家”の豪華なキャスト陣が登壇した。

中井&内田の“強さ”に松本穂香が戦いを挑む!

万俵家三姉妹の長女・一子を演じた美村里江は、「一子は大変保守的な役で、『何だか変だな、本当にそれでいいのかしら』と思いながらも(大介に)言われるがまま嫁いでいったんですが、二子や三子はすごく現代的な風の入ってきた女性で(一子とはタイプが違う)。

三姉妹が揃うシーンは家族の法事のシーンなどが多くて、密になってしまうので会話もなかなかできなかったんですけど、(妹役の)二人が本を読まれていたので、撮影の最後の方にちょっと読書の話とかができたのはうれしかったですね」と、空き時間での様子を交えて告白。

次女の二子を演じた松本穂香は、「二子という女性はとても芯があって、自分の気持ちに正直な人なので、自分の意志に反する閨閥結婚にあらがっていくんですが、私自身はそこまで芯がまっすぐしていないというか、ちょっとふにゃふにゃしているところがあって。

相子さんやお父さまと対立するシーンが結構あったんですけど、(演じた)中井さんも内田さんも“強い”ので、とにかく私自身『負けないようにしなきゃ、二子として強くいなきゃ』と思って、いつも全身に力を入れてふんばっていました」と、大先輩との“戦い”における心情を吐露。

三女・三子役の福本莉子は、「三子はこの家族の中で一番陽気な女の子かなと思います。思ったことをすぐ言っちゃう子なので、家族が言い争うような時に『そんなこと言う?』って思うようなせりふを言うので、福本的には『これ言って良いのかな?』みたいな葛藤はありました(笑)」と明かした。

また、家族の会話シーンでせりふとせりふの間を繋がなければならない際、監督からの要望で松本と福本がアドリブで演技をする場面もあったそうで、福本は「ちょっとした無茶ぶりみたいな(笑)。そこは結構悩みましたけど楽しかったです」と振り返った。

万俵家は魑魅魍魎の集まり? 感情揺さぶられっぱなしの撮影を吉岡里帆が暴露

銀平の見合い相手として万俵家と関わっていく安田万樹子役の吉岡里帆は、「私が演じた万樹子は本当に不幸な女性で、どのシーンも胸がグッと苦しくなるシーンが多かったです。その中でも、内田さん演じる相子と対峙するシーンは、忘れられない恐怖の時間となりました(笑)。

万樹子が万俵家の秘密を知ってしまうシーンで、相子が『万樹子が秘密を知った』と悟った瞬間に見せたあの空気が、シンプルな恐怖で涙が止まらなかったです。初めての経験だったんですけど、本当に忘れられないですね」と、内田の醸し出すオーラに圧倒されてしまった様子。

また、「藤ヶ谷さんとのシーンも言い合ったりけんかしたりギスギスするシーンが多かったんですけど、一番ヒートアップしたシーンの後に藤ヶ谷さんが『いや~、このシーン楽しいね!』ってすごく爽やかに仰っていて、『この人すごいな』と思いました(笑)」と新たなタレコミを。

それに対し藤ヶ谷は、「やっぱりコロナ禍もありましたので、いっぱい話し合って作るというよりは、お互いの思いをぶつけるような形で演じていて。そこの生感というかライブ感に対しての『楽しかったね』なので、そこは誤解しないでいただきたいです(笑)」と再び弁明に追われていた。

美村演じる一子の閨閥結婚相手・美馬中役の要潤は、「美村さんと夫婦役なんですけど、全話を通して幸せなシーンが一つも無かったんです。顔を合わせれば僕が嫌味を言ってけんかのようになるシーンばかりで、夫婦感が…」と、夫婦役にも関わらずなかなか関係性を築けなかったことを告白。

美村も「構築しきれないうちに(撮影が終わった)というよりも、多分(一子と美馬も夫婦関係を)構築できていないんでしょうね」と分析し、要は「なので、これが『閨閥結婚』だというのをすごく感じました」と明かした。

そして、向井演じる鉄平の妻・早苗役の笹本玲奈は、「鉄平に対して『家族は離れちゃだめ。どんな時でも、どんな住まいでも一緒にいるべき』と告げるせりふがあるんですけど、そのせりふはすごく早苗の人柄や愛情深さを表現しているような気がして。

皆さん『幸せなシーンが無かった』と仰っていましたが、早苗と鉄平のシーンは、唯一皆さんが見ていて温かい気持ちになるシーンなのではないかなと思っています」と語り、野望や愛憎が渦巻く万俵家で唯一と言っていい誠実な営みへの期待を抱かせた。

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