

「殴り愛、炎」酒井若菜、主演・山崎育三郎について「真ん中に立つべき方」<インタビュー前編>

山崎育三郎主演ドラマスペシャル「殴り愛、炎」(夜11:15-0:15ほか、テレビ朝日系)が4月2日(金)、9日(金)の2週にわたり放送される。
同ドラマは、婚約者を愛し抜く主人公・明田光男(山崎)を中心に、いびつな愛の炎に包まれた男女5人の激愛模様を描く、“底なしクレイジー恋愛ドラマ”となっている。
秀実(瀧本美織)と結婚することを決意した幼なじみの光男の気持ちを自分に向けようと、あの手この手で暗躍しまくる徳重家子を演じる酒井若菜のインタビュー前編。演じるキャラクターや共演者の印象、そして出演が決まった時の気持ちなどを聞いた。
――出演が決まった時の気持ちは?
鈴木おさむさんの脚本作品は4度目の出演になります。今回、久しぶりにおさむさんの作品に出演できることが決まり、ワクワクでいっぱいでした。
――企画書または台本を読んだ時の感想を教えてください。
私が今まで出演させていただいてきたおさむさんの作品は、すごくヘヴィな作品性だったり、シリアスな背景のあるキャラクターだったりすることが多かったんです。今回は、おさむさんがいわゆる「鈴木おさむワールド」なテイストの脚本を書かれるようになってからは初めての参加になったんですけど、いい意味で、すごくくだらないな~と思える面白い脚本でとても好きでした(笑)。私はもともとコメディーがやりたくて女優をはじめたので、くだらないことを目いっぱいやらせてもらうことができるって最高だなとも思いました。
――各出演者が「笑いがこらえきれなかった」と言っていましたが、酒井さんはそのようなシーンはありますか?
私は基本的にはなかったです。みんなそろって一緒に撮影するというシーンが私は少なかったので。山崎さんと2人のシーン、(瀧本)美織ちゃんと2人のシーン、イッチー(市原隼人)と2人のシーン、と裏でいろいろなことを仕掛ける役だったので、どうかき乱そうかと考えていたことが多かったように感じます。それでも、イッチーと2人のシーンのテストで、イッチーが私が想像していたアプローチと真逆のお芝居をされたので、「え、そっちでくる?」とおかしくて、それは笑ってしまいました。
酒井若菜が思う徳重家子とは?
――徳重家子はどのようなキャラクター?
社長令嬢で元モデルで現インフルエンサーで占い好きで、今は院長秘書をしている、という設定が渋滞した役です(笑)。基本的に好きにやらせていただきましたが、シーンごとに多面性を持っていた方が面白いだろうなと思ったので、つどつど監督はじめスタッフと話し合いながら作り上げました。
――衣装のこだわりポイントは?
いつもはプロに衣装はお任せして、用意してもらった衣装からインスピレーションを受けてキャラクターを作っていくのですが、今回は、私の要望を入れ込んだ衣装になっています。最初はモノトーンで、シンプルなお嬢さまのような衣装だったんです。でも、インフルエンサーという設定もありますし、家子のキャラクターを考えた時に、もっとど派手で分かりやすくしようと意見を出させていただきまして、今回の衣装になりました。派手な色調は私の理想をかなえていただいた衣装です。
――「奪いなさいよー!」という場面が印象的でした。
「奪いなさいよー!」というシーン、宣伝でたくさん使われていますもんね。あのせりふがあるシーンがクランクインの日で、撮影一発目だったんです。そこを振り切ったテンションで演じられるかどうかで、そのあとに控える家子の大部分のシーン撮影におけるテンションが変わってくるだろうなと思っていました。なので、とりあえずあのシーンは萎縮しないよう、マックスのテンションで演じると決めて演じました。それにしてもすごい顔をしてましたね(笑)。
共演者についての印象とは?
――山崎さんの印象は?
山崎さんとご一緒するのは今回が初めてでした。本当に紳士的で、現場の空気をいち早く読んで、スタッフキャスト全ての方がやりやすい環境を作ってくださる方だなという印象です。真ん中に立つべき方だなとも思いました。
ハイテンションでカロリーが高いシーンが続くので、撮影の合間は、「連ドラだったらここまではやっちゃいけないよね」「単発ドラマはここまでやらなければいけないよね」という線引きについてよくお話させていただいてました。鈴木おさむさんの脚本作品には初参加ということでしたが、事前にたくさん予習もされていたようで、本当に真摯(しんし)に取り組んでらっしゃいました。
――瀧本さんの印象をお願いします。
瀧本さんも今回が初めての共演でした。美織ちゃんはとても人懐っこい方で、会ってすぐに好きになっちゃう感じの方です。醸し出す雰囲気もよくて、かわいくて、笑い上戸な印象。劇中では、私と美織ちゃんの役は対比になるキャラクターなので、私は彼女ができないことをやって、私にはできないことを美織ちゃんがやってというバランスについて、口に出さなくても、何となくお互いに感じ取れていたんじゃないかと思います。山崎さんもそうですが、役として、ここは引く、ここは自分が出るという暗黙の了解が自然とできる方という印象です。
――瀧本さんとのエピソードはありますか?
美織ちゃんは私が使っているメークボックスを気に入ってくれて、次に撮影で会った時に「同じの買っちゃいました!」と持ってきたりしていました。それがすごくかわいかったです!
――かわいすぎるエピソードにきゅんとしました。姉妹のようにも思えます。
きゅんってしますよね! 美織ちゃんみたいな妹がいたら最高です。女優さんは美しい方が多いですけれど、あんなに精神的にも美しい女優さんと出会ったのは久しぶりでした。
(後編へ続く)
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