2021年の新成人メンバーは“雑草魂世代” AKB48が神田明神で成人式を開催

2021.03.21 16:53

3月21日、AKB48が東京・神田明神で成人式を行った。例年はAKB48グループ合同で行っていたが、2021年は新型コロナウイルスの影響で各地方からの移動を自粛し、各グループでの開催に。AKB48の成人式は延期となっていて、成人の日から約2カ月遅れての実施となった。

新成人メンバー17人は御神殿で祈祷を受け、成人の儀を終えると、浅井七海、倉野尾成美、坂口渚沙、福岡聖菜、横山結衣が、成人を迎えた感想やこれからの意気込みなどについて質問に回答。

坂口が「頼りないと思われがちなので、『坂口渚沙になら何でも任せられる！』と思われるような大人になりたいです」と答えると、横山は「年齢にとらわれず、何事にも物怖じせずにチャレンジしていきたいです。また、一つ一つ小さなことにも感謝できる人になりたいと思います」とコメント。

浅井は「成人式をこうして無事に迎えることは自分一人ではできなかったことだと思うので、家族やファンの皆さま、AKB48メンバーやスタッフの皆さん、関わってくださっている全ての方に感謝したいです」と語った。

さらに、地元の成人式には参加せず、友達が会場から出てくるのを待っていたという倉野尾は「AKB48の成人式に参加することが夢の一つだったので、今日はうれしさでいっぱいです」と話すと、12歳からAKB48メンバーとして活動してきた福岡は「加入して8年たちますが、毎年先輩方の晴れ姿を見てAKB48成人式に憧れていたので、本日こうして開催でき、晴れ着姿を皆さまに見ていただけたことが何よりうれしいです」と喜びを明かした。

また、毎年恒例となっている「今年の新成人を表現するなら何世代？」という質問には、倉野尾が「雑草魂世代です！」と回答。「個性が強く、いろいろなメンバーがいる世代だと思います。エリートコースではないけど、中学生からAKB48として活動している子も多く、根性があると思います。それぞれがいろいろな道で活躍しているので、これからも“雑草魂”を忘れず、AKB48を新成人メンバー17名でさらに盛り上げていきたいです！」と意気込みを話した。

そして、振り袖の話になると、黄色を基調とした鮮やかなデザインを選んだ倉野尾は「他のメンバーとかぶらないように選んだので、ファンの方も意外だったのではないでしょうか？　新しい私を見せられていればいいなと思います」とコメント。一方、白地にピンクの牡丹が描かれ、レースをあしらうなど着こなし方に独自のセンスを見せた横山は「トータルで見たときに印象を大事にしました」と語った。

成人式終了後には、ライブ配信アプリ・17LIVEで「2021年新成人メンバー成人式＆スペシャルアフタートーク」が開催。正午から成人式の模様をVTR配信し、昼1時からはMCを武藤十夢が務め、新成人メンバーによる振り袖のお披露目や、抱負の発表などが行われた。