田中光(提供写真)

お笑いタレント・田中光、芸人初「日本絵本賞」受賞「希望を込めての挑戦でした」

2020.07.15 18:47

グレープカンパニーに所属するお笑いタレントの田中光が、全国学校図書館協議会によって1年間に日本で出版された中から優れた作品に贈られる「第25回日本絵本賞」を受賞したことがわかった。お笑いタレントの同賞の受賞は初となる。この度、コメントが到着した。


田中光、初絵本で「日本絵本賞」受賞

田中の受賞作は「たなかひかる」名義で出版した絵本「ぱんつさん」(ポプラ社刊)。大賞は作・絵を田中清代氏が手掛けた「くろいの」で、それに次ぐ絵本賞3作の1つに選ばれた。

また田中は漫画家として1コマ漫画『サラリーマン山崎シゲル』の作者としても活動。今回自身初の絵本での受賞となった。

今作について田中は発想を『お笑い』ではないものとして作ったとコメント。

続けて「人前に出るのが苦手ですが、形を変化させながらお笑いをやってきたつもりです。お笑いの発想は、角度をちょっと変えればきっと芸術にもなるし、ホラーにもなる、そして絵本にもなるんじゃないだろうか」と発想の転換をしたと告白。そして「お笑いの戦い方は、思っていた以上にたくさんあるのではないか。そんな希望を込めての挑戦でした」と語った。

また「内容はありません。メッセージ性も全くありません。ただ、子どもたちの柔軟な考えが育つ材料にちょっとでもなれたらいいなと思って作りました」と回顧。受賞の喜びと感謝を伝えた。(modelpress編集部)

田中光コメント

このたびは、「日本絵本賞」という素晴らしい賞をいただき、大変光栄に思います。

今、僕が主に取り組んでいるギャグ漫画を始め、漫才やコント、大喜利などはお笑いの発想を『お笑い』として出力しています。でも今回の絵本は、その発想を『お笑い』ではないものとして作ってみました。

人前に出るのが苦手ですが、形を変化させながらお笑いをやってきたつもりです。お笑いの発想は、角度をちょっと変えればきっと芸術にもなるし、ホラーにもなる、そして絵本にもなるんじゃないだろうか。お笑いの戦い方は、思っていた以上にたくさんあるのではないか。そんな希望を込めての挑戦でした。

内容はありません。メッセージ性も全くありません。ただ、子どもたちの柔軟な考えが育つ材料にちょっとでもなれたらいいなと思って作りました。

「なんかよくわからないけどおもしろいですね」と出版に力を貸してくださった方々、おもしろがって読んでくださった皆さまのお陰で、とても嬉しい賞をいただけました。感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
【Not Sponsored 記事】

関連リンク

関連記事

  1. 振り回される女から卒業します!恋愛依存から抜け出すための方法4つ
    振り回される女から卒業します!恋愛依存から抜け出すための方法4つ
    Grapps
  2. ずっと愛されてたい!彼の興味を自分だけに引き付けておく方法
    ずっと愛されてたい!彼の興味を自分だけに引き付けておく方法
    Grapps
  3. 男がほっとけない星座ランキング!全てまとめてチェック
    男がほっとけない星座ランキング!全てまとめてチェック
    MOREDOOR
  4. これが本当のイケメン♡女性が顔以外で「惹かれる男性」とは
    これが本当のイケメン♡女性が顔以外で「惹かれる男性」とは
    MOREDOOR
  5. 着たい水着でわかる!あなたの「男子からのモテ度」
    着たい水着でわかる!あなたの「男子からのモテ度」
    愛カツ
  6. これは何かのご褒美ですか!?男性がキュンとする「甘え方」4つ
    これは何かのご褒美ですか!?男性がキュンとする「甘え方」4つ
    MOREDOOR

「ニュース」カテゴリーの最新記事

  1. 大空愛が妖艶なカラーで魅せた美ボディ!ボリューミーバストに釘付け<ミスジェニック2025 グランプリ・受賞者授与式>
    大空愛が妖艶なカラーで魅せた美ボディ!ボリューミーバストに釘付け<ミスジェニック2025 グランプリ・受賞者授与式>
    WWS channel
  2. 松田元太“人見”ら人事部は、社員たちから副業の相談を次々と受ける「副業ってどこからが副業なんですか?」<人事の人見>
    松田元太“人見”ら人事部は、社員たちから副業の相談を次々と受ける「副業ってどこからが副業なんですか?」<人事の人見>
    WEBザテレビジョン
  3. 柳原可奈子が長女&次女と過ごした休日ショットを公開、星野真里ファミリーとの写真も
    柳原可奈子が長女&次女と過ごした休日ショットを公開、星野真里ファミリーとの写真も
    ENTAME next
  4. 前例のない遅咲き52歳 山口馬木也『侍タイムスリッパー』でブルーリボンも「喜べたのは夜12時まで」
    前例のない遅咲き52歳 山口馬木也『侍タイムスリッパー』でブルーリボンも「喜べたのは夜12時まで」
    ENTAME next
  5. ドラマ『死ぬほど愛して』出演・山口馬木也、「俳優としてのゴールは見えない」それでも進み続ける理由
    ドラマ『死ぬほど愛して』出演・山口馬木也、「俳優としてのゴールは見えない」それでも進み続ける理由
    ENTAME next
  6. Snow Manが“近未来的な惑星”を舞台に9人一緒に旅をする…スポーツブランド新キャンペーンビジュアル&ムービー公開
    Snow Manが“近未来的な惑星”を舞台に9人一緒に旅をする…スポーツブランド新キャンペーンビジュアル&ムービー公開
    WEBザテレビジョン
  7. 岡田准一・吉岡里帆・バナナマン、ビール新CMで乾杯 GWの楽しみ方も語る
    岡田准一・吉岡里帆・バナナマン、ビール新CMで乾杯 GWの楽しみ方も語る
    モデルプレス
  8. 長澤まさみ、クリスマスに手料理振る舞ったアーティストとは 新CMインタビューで“絆”明らかに
    長澤まさみ、クリスマスに手料理振る舞ったアーティストとは 新CMインタビューで“絆”明らかに
    モデルプレス
  9. 「モーターファンフェスタ2025 in 富士スピードウェイ」2万5,000名以上の来場者数を記録し盛況のうちに閉会
    「モーターファンフェスタ2025 in 富士スピードウェイ」2万5,000名以上の来場者数を記録し盛況のうちに閉会
    WWS channel

あなたにおすすめの記事