橋本愛、10年前との変化に「全部違う」＜同期のサクラ＞

同ドラマは、主演に高畑、脚本に遊川和彦氏を迎え、「過保護のカホコ」の制作チームが再結集して制作されるオリジナルドラマで、過疎の離島で育ち、故郷の島に橋をかけるという夢のため、どんなときも自分を曲げず、忖度できない主人公・北野サクラ（高畑）が、ゼネコンの花村建設に入社し、同期たちと出会った2009年の春から10年間を、1話ごとに1年ずつ描いていく。

橋本愛、5年ぶり民放連ドラ出演

サクラの同期・百合を演じる橋本は、民放の連続ドラマに出演するのは5年ぶりだそうで「5年ぶりというのはネットニュースで知ったんですけど、ドラマって期間も長いですし、本当に自分が伝えたいものがあるって思ったものに力を注ぎたいなと思っていて、今回の作品だと、自分の信念と言ったら堅いかもしれないけど、信念と同じような匂いを感じたので、大丈夫だな、頑張ろうって思えたのが最初の入り口です」といい、「高畑さんが演じるサクラちゃんは本当に変な人で、目をずっと見開いていて、瞬きもしないし、日常では出会うことのない妖怪レベルの人に、ドラマという特殊な世界で出会えるのも面白いし、サクラの中にある根っこの部分は人間らしいもので、それを見るたびに“私に近いかもしれない”って。でも自分が演じる百合ちゃんは真逆なので、それをどうにか百合ちゃんの思考と感情に引き戻すのが今は大変で、応援したくなっちゃうところをどうにか心の中で毒づいて頑張っています」とコメント。

また「初日に子どもを抱いたんですけどかわいくて、あの子にもう一度会うために頑張ります」と声を弾ませ、「母親役が初めてで、やりたいというか、いつかできたらいいなと思っていたんですけど、今回特殊な形でそれが叶って、知らないうちにお母さんになっていて、10年後の母親になった百合ちゃんをやって、その子を抱いて、お母さんの気持ちはわからないけど、0.01ミリくらいは感じられたのかなと思うので、またあの子に会いたいです」と目を輝かせた。

同じく同期の葵を演じる新田は、どんなキャラクターを演じていきたいか聞かれると「みんなの前ではお調子者で、でも自分が抱えているものがあるわけですが、それがいつ出てくるかはお楽しみなんですけど、『トドメの接吻』では明石（広人）監督と一緒にできたので、またできて嬉しかったです」と微笑み、脚本や同期のメンバーを見てどんな作品になりようか追及されると「とても頼もしいですし、1番年下なので、お兄ちゃん、お姉ちゃんに頼って頑張っていきたいなと思っています」と微笑んだ。

10年前と変わったところは？

同ドラマの内容にちなみ、10年前の自分と比べて変わった点を質問されると、高畑は「10代のときは1人が好きな人間だったので、1人で全部完結していたというか、あまり人と関わらないでいたいなと思っていたし、閉ざしていたんですけど、10年前と比べたらものすごく社交的になったと思います。人とちゃんと喋ろうって思うようになりました」と答え、橋本は「13歳と比べたら何もかもが違いすぎてちょっと（笑）。全部違うな、どうしよう（笑）」と苦笑しつつ、「身長がすごく伸びました。20センチくらい伸びました」とニッコリ。

新田は「日本に来たことが1番大きなことですかね」といい、竜星は「先輩が差し入れてくれたものを、生意気にも『仕事中なのでいいっす…』って言っていたけど、今となっては自分も差し入れをする立場になってみると、なんてバカなことを言っていたんだろうって。今では率先して差し入れがあったら食べる。多分尖っていたんでしょう。成長しましたね」としみじみと語り、岡山は「当時15歳なんですけど、橋本さんと逆で、身長も伸びてないし、中身もほぼ変わっていないんですけど、人見知りがちょっと薄くなったくらいですかね」と語った。（modelpress編集部）