「あなたの番です」第15話、新事実＆新たな謎を整理＜視聴者の考察まとめ＞

「あなたの番です」第2章“反撃編”

第11話（6月30日放送）から、第2章「あなたの番です-反撃編-」に突入した同作。都内のマンションで起こる”交換殺人ゲーム”を描くノンストップ・ミステリーで、田中と原田が、住民たちの“殺人ゲーム”に巻き込まれていく“年の差新婚夫婦”を演じる。

企画・原案は、一昨年放送され、話題となった日曜ドラマ「愛してたって、秘密はある。」を手がけた秋元康氏が担当。謎が謎を呼ぶストーリーにハマる人が続出中で、Twitter上では「#あなたの番です考察」のハッシュタグとともに様々な考察が飛び交うなどブームを巻き起こしている。

第15話で明らかになった新事実

・そら（田中レイ）を“実験”と称して殺そうとしていた総一（荒木飛羽）は少年鑑別所に収監。榎本（阪田マサノブ）の証言によると、以前はたまにしか手錠をしておらず、度々部屋の外に出てはマスターキーをつかって藤井（片桐仁）の部屋に侵入したり、脅迫の動画を早苗（木村多江）とともに作成したりしていた。

・二階堂のAIによる分析では、菜奈（原田知世）を殺した犯人は現時点で赤池夫妻（峯村リエ・徳井優）、浮田（田中要次）、そして佳世（片岡礼子）の4人も殺している可能性が高いという結果が出て、その犯人像に近い人物として、西村（和田聰宏）の名前があがる。翔太が問い詰めると床島管理人（竹中直人）に生前麻雀ボードを貸していたことを明かす。交換殺人ゲームのことは木下（山田真歩）から聞いたと話すが、木下はその発言に引っかかった様子。

・赤池夫婦の死体発見時、ケーキにのっていた「赤池美里」プレートがなくなっていたが、早苗が食べたと自白。犯人が交換殺人ゲームで起きた殺人だとアピールしようとしていると気付き、幸子（大方斐紗子）を周りが介抱しているときにこっそりと食べたと明かした。

・早苗が書いた名前は床島管理人（早苗の証言より）。

・新住人の南（田中哲司）の正体は、事故物件に住んでネタにするという売れない芸人・南サザンクロス。

・田宮（生瀬勝久）は甲野（鈴木勝大）が死ぬ直前、忠告をするために銀行を訪ね甲野と会っていた。甲野を殺した人物は身長170cm前後。

・久住（袴田吉彦）が記憶喪失のフリをしているのは確定。藤井（片桐仁）は久住に、お互いの秘密を話して協力し合おうと持ちかける。

・翔太は、幸子（大方斐紗子）の小銭入れから“児嶋佳世”と書かれたメモを見つける。美里が引いた紙が“児嶋佳世”だった。

・黒島（西野七瀬）は全ての事件でアリバイがある。両親と話すときは方言。地方出身か。

第15話で新たに生まれた謎

・尾野（奈緒）は黒島の入院中、友達のふりをして黒島の両親に取り入る。→目的は？

・南が黒島の病室に警備員の格好で侵入（？）。→南は本当に芸人だけなのか？

・足以外が見つかっていなかった佳世の遺体が、佐野（安藤政信）が出入りしていた冷凍倉庫にぶら下がっている状態で発見される。→犯人は？佐野との関係は？

・謹慎中も独自に犯人を追い続け、意外な事実にたどり着いた神谷は翔太と会うことを約束。しかし、約束の夜、待ち合わせ場所にあったのは釘を滅多打ちにされ笑いながら死んでいる神谷の遺体だった。→神谷が握った事実とは？

・田宮が家に帰らず、妻の君子（長野里美）が探す描写。→田宮はどこに行ったのか？事件との関係は？

「あなたの番です」第15話　視聴者の考察ツイート

（modelpress編集部）

第15話あらすじ　ネタバレあり

翔太（田中圭）、二階堂（横浜流星）、南（田中哲司）は、総一（荒木飛羽）を捕まえ、そら（田中レイ）を保護する。そらは澄香（真飛聖）のもとに戻り、総一は警察に引き渡される。翔太たちは、現場に駆けつけた水城（皆川猿時）から、黒島（西野七瀬）が電車のホームから突き落とされたと聞いて…。

神谷（浅香航大）は、正志（阪田マサノブ）の供述から収賄と交換殺人ゲームの隠蔽によって、懲罰会議にかけられることになり、当面謹慎処分となる。神谷のために手柄を上げると息巻く水城をよそに、神谷は独自に捜査を続け、思わぬ事実にたどり着く。一方、翔太は、早苗（木村多江）と正志の協力者である謎の声の主が神谷だと気付いて…。

二階堂のAIによる分析では、菜奈（原田知世）を殺した犯人は現時点で赤池夫妻（峯村リエ・徳井優）、浮田（田中要次）、そして佳世（片岡礼子）の4人も殺している可能性が高いという結果が出る。そして、その犯人像に近い人物として、ある住民の名前が挙がる――。

夏祭りでの出店で使った金の精算をするため、住民たちが集まる。出席者は翔太と二階堂の他、俊明（坪倉由幸）、洋子（三倉佳奈）、柿沼（中尾暢樹）、シンイー（金澤美穂）、西村（和田聰宏）、尾野（奈緒）、木下（山田真歩）、藤井（片桐仁）、江藤（小池亮介）、南。南は、黒島の話を持ち出して「知ってることがあるなら何でも言い合いましょう」と言い出す。南に焚き付けられ、お互い疑心暗鬼になる住民たち。彼らは事件に興味を持つ南に疑念を抱き、彼を問い詰める。すると南は、自分の正体を明らかにする――！

南は、自分が事故物件に住んでネタにするという売れない芸人だと明かす。翔太は、身勝手な南に怒りをぶつける。二階堂は、犯人を憎むあまりに暴走してしまう翔太を落ち着かせるため、AIで菜奈と会話できる“AI菜奈ちゃん”というアプリを作って翔太のスマホに入れる。

一方、久住（袴田吉彦）は警察にマークされつつも、退院してマンションに戻ってくる。久住を見かけた藤井は、彼が記憶喪失のフリをしていると気付く。藤井は久住に、お互いの秘密を話して協力し合おうと持ちかける。

二階堂は、一命を取り留めたものの、意識を取り戻さない黒島の見舞いを続けていた。ある日病室を訪れると、駆けつけた黒島の両親に取り入っていたのは、二階堂にすり寄る尾野だった…！

翔太は、施設にいる幸子（大方斐紗子）を訪ねる。ずっと黙っていた幸子が突然、翔太に向かって飲み物を買ってきてと頼む。そして翔太は、幸子の小銭入れから“児嶋佳世”と書かれたメモを見つける。美里が引いた紙が“児嶋佳世”だったのだ。そんな中、食肉加工場の冷凍庫で佳世の遺体が発見される――！

翔太に背中を押され、自分の気持ちに素直になろうとする二階堂は、眠っている黒島に酸素マスク越しにキスをする。と、次の瞬間、黒島が目を覚ます。神谷と会う約束をしていた翔太は、その当日、神谷から会う時間を早めてほしいという連絡を受ける。神谷は、菜奈を殺した犯人が分かったような気がすると翔太に伝える。翔太は、急いで神谷との待ち合わせ場所の公園へ向かう。しかし神谷は、ビスで手足を打ちつけられ、こめかみにもビスを打たれた姿で、微笑みながら死んでいた――！

情報：日本テレビ