フジ永島優美アナが初挑戦「ものすごく体力が必要」
2019.01.09 17:00
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東京2020オリンピック・パラリンピックを前に、昨年7月にスタートした『めざましテレビ』25周年企画「日本つながるプロジェクト」。東京1964オリンピック聖火リレーのルートを、約1年かけて“たすき”でつなぐプロジェクトとなっており、ランナーたちの物語にスポットをあてたミニ番組(1月10日スタート/毎週木曜午後10時54分~11時放送※初回は午後11時9分~11時15分放送、関東ローカル)がスタートする。そのナレーションを永島優美アナウンサーが担当することが決定した。
永島優美アナが初挑戦
永島アナは、今まで『めざましテレビ』番組内コーナー「キラビト」のナレーションを務めたことはあるが、意外にも番組ナレーションに挑戦するのは初めて。「お話がきたタイミングが急でしたので…現場に行ってナレーション原稿を見て、“長編ナレーションのお話が初めて来たんだ!”と実感しました(笑)。この25周年のプロジェクトでは自分も沖縄、兵庫に行って走りましたし、皆さんとつながってきたのですごく思い入れも強く、はじめてのナレーションがこの“日本つながるプロジェクト”で幸せだなと感じながら、そんな思いものせて臨みました」と感想を語り、「ナレーションブース(※ナレーションの声を録音する部屋)の中で一人の空間で原稿と向き合って画に合わせて読む、自分の声だけが聞こえる、というのは声をなりわいにしている私たちにとってはすごくテンションが上がりますし、同時に緊張もしました。ですが、マイクに向き合う時間は自分を見つめ直す大切な時間でもあり、好きな空間だと改めて感じました」と回顧。
「終わった後は…ナレーションってものすごく体力が必要だと思いました。画面では、顔の表情や身ぶり手ぶりで伝えられる部分もありますが、声だけで感情を伝えることは難しいことだと改めて実感しました。いつか『ザ・ノンフィクション』や、ドキュメンタリーのナレーションにも挑戦できたらと思います」と新たな目標も生まれたようだ。
“たすき”でつなぐ
プロジェクトのスタート地点、沖縄でたすきをつないだのは、聖火リレー第1走者の宮城勇(みやぎ・いさむ)さん(76)。1964年当時、沖縄はアメリカの統治下にあり、日の丸を自由に掲げることも禁止されていた。それが、この聖火リレーの日、日の丸の国旗を振って応援する人たちの姿で沿道が埋め尽くされた。その責任の重大さ、祖国との一体感、そして宮城さんが感じたこととは?福岡でたすきをつないだのは、梶屋とよみ(かじや・とよみ)さん(72)。あの日梶屋さんが履いていた白いシューズをよく見ると、沖縄、北海道…聖火ランナーはどこも同じシューズを履いている。道がほとんど舗装されていなかったあの頃、無事に聖火を運べるよう、当時の最新技術で最先端の靴が作られた。シューズメーカーの新入社員だった永冨公彦(ながとみ・まさひこ)さんは最終聖火ランナーが履くシューズを福岡から東京まで夜行列車で届けたという。東京でひとつの炎となった聖火の裏にある、日本が誇る技術の結晶とは?
1945年、原爆によって一度は焦土と化した広島の町。それが19年後の1964年、聖なる炎を迎え入れた。その様子を撮影した貴重なカラーの8ミリフィルムがある。大勢の人が集まっている広島県庁前。人垣の間からオレンジ色の聖火の炎が近づいてきて…ここでたすきをつないだのは松尾和恵(まつお・かずえ)さん(72)。「変わらぬ平和への願いをのせて」再び聖火が広島を駆け抜けた。
ほかにも、1964年台風で中止となった幻の聖火リレー、聖火リレー時に流行った流行歌や子ども遊びなど、当時の知られざる「聖火の物語」にスポットをあて、当時の熱い思いをよみがえらせ、2020年に向け、再び日本を一つにつなぐ。(modelpress編集部)
永島優美(フジテレビアナウンサー)コメント
Q.今回のナレーションの話が来たときの感想は?お話がきたタイミングが急でしたので…現場に行ってナレーション原稿を見て、“長編ナレーションのお話が初めて来たんだ!”と実感しました(笑)。この25周年のプロジェクトでは自分も沖縄、兵庫に行って走りましたし、皆さんとつながってきたのですごく思い入れも強く、はじめてのナレーションがこの“日本つながるプロジェクト”で幸せだなと感じながら、そんな思いものせて臨みました。
Q.初回ナレーションを終えた感想は?
『めざましテレビ』の番組内で生でナレーション原稿を読むことがありますが、ナレーションブース(※ナレーションの声を録音する部屋)の中で一人の空間で原稿と向き合って画に合わせて読む、自分の声だけが聞こえる、というのは声をなりわいにしている私たちにとってはすごくテンションが上がりますし、同時に緊張もしました。ですが、マイクに向き合う時間は自分を見つめ直す大切な時間でもあり、好きな空間だと改めて感じました。
この番組は“人”にスポットをあてた企画ですので、その人の思い出や、当時の葛藤をくみ取ってその人に寄り添えるような、そして見ている人に聞き心地のいい、そんなナレーションを心がけました。いつも『ザ・ノンフィクション』をはじめとして、先輩方のナレーションを見ていますが、スッと入ってきて映像を邪魔しない、でも映像を引き立たせる声色や口調・・・本当に勉強になると思っていましたので、そこを意識して心をこめて読ませていただきました。
終わった後は…ナレーションってものすごく体力が必要だと思いました。画面では、顔の表情や身ぶり手ぶりで伝えられる部分もありますが、声だけで感情を伝えることは難しいことだと改めて実感しました。いつか『ザ・ノンフィクション』や、ドキュメンタリーのナレーションにも挑戦できたらと思います。
Q.最後に番組の見どころをお願いします。
当時のオリンピックの映像やその地域の歴史や風景の移り変わりが、短い尺の中にもふんだんにちりばめられているので、是非ご覧いただきたいと思います。スポットをあてている方は皆さん“あの頃の思い出が誇りで、忘れられないんです”とキラキラした表情でおっしゃるのです。そこを見ていただけると2020年の東京オリンピックもすごく楽しみになりますし、こうやってスポーツの祭典はつながっているのだと実感できると思います。勇気をもらえるミニ番組になっていると思います。
【Not Sponsored 記事】
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