がん公表のNosuke「ステージは3a」5年生存率40%だった 投薬の結果を報告「少し涙出ました」

2018.12.23 11:03

精巣がんによる胚細胞腫瘍で闘病中の、ロックバンドHighsidEのドラマー・Nosukeが22日、ブログにて、妻のmisonoとともに聞いたという治療の結果を報告。抗がん剤治療を受ける前の診断も明かした。

misono、Nosuke/Nosuke オフィシャルブログ(Ameba)より
misono、Nosuke/Nosuke オフィシャルブログ(Ameba)より

Nosuke、がん公表 左睾丸摘出も告白

Nosukeは11月に精巣がんによる胚細胞腫瘍があると診断され、闘病中であることを公表。すでに外科手術により左睾丸を摘出したが、胃の下にできた直径15cmの腫瘍は摘出できておらず、現在は抗がん剤治療を受けている。


Nosukeはこの日、血液検査の結果を報告。「まず治療は順調で白血球の数値(ざっくり言うと免疫力、自然治癒力etc…)、そして血小板の数値(ざっくり言うと止血力)が危険数値を下回っていませんでした。むしろ正常値」「抗がん剤治療前に最悪だったAFPの数値(腫瘍マーカーと言って、健康な成人の血液にはそもそも含まれていないもの)が大幅に下がっておりました」と明かした。AFPの数値に関し、抗がん剤治療を受ける前には「55000以上という数値を告げられていて、ステージは3a」と診断されていたそうで「最悪です。フリーザの戦闘力のような言い方されたなと思ってました。5年生存率40%と言われていた数値です」と説明した。

続けて今回の治療により「こちらが1度目の投薬から約2週間で19000弱と言う数値まで下がりました」「生存率が上がったのかはわかりませんが確実に腫瘍が消滅している証拠だと思います。精密な検査こそしてはいませんが、今のところ医師からも転移の可能性も低いと言われました」とも報告。「もちろん投薬している薬と自分との相性の良し悪しもあるでしょうし、気持ちの問題ですが不安もなく毎日過ごせている等、いろいろなことが重なっての個人的な結果ではあると思います」としつつも「2週間で半分以上減らすことが出来たんです。これは精巣がん患者さんにとってはかなり希望のある結果ではないかと思います」「状況は良くはなっていますが、されど癌。油断は禁物という事も忘れず、調子に乗りすぎないように心掛けます」とし、今回の結果に「少し涙出ました。隣には嫁もいたので尚更」と伝えた。

Nosuke、ブログの趣旨・目的は?

Nosukeは、19日の投稿で自身のブログの趣旨を「精巣がん・胚細胞腫瘍の認知度を上げる事、1人でも多くの早期発見につなげる事、共に戦う人たちの不安を少しでも和らげる事」としている。(modelpress編集部)
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