稲垣吾郎、3年ぶり主演舞台の再演決定 剛力彩芽がヒロインに<No.9-不滅の旋律->

稲垣吾郎が主演をつとめた舞台『No.9-不滅の旋律-』が3年ぶりに再演。さらに、女優の剛力彩芽も出演することが決まった。
稲垣吾郎、剛力彩芽(提供写真)
稲垣吾郎、剛力彩芽(提供写真)

舞台『No.9-不滅の旋律-』とは

「運命」(交響曲第五番)、「田園」(交響曲第六番)、「エリーゼのために」、「悲愴」など…聴力を失いながらも数々の名曲を残し、後世の音楽家達にも多大な影響を与えた“楽聖”ベートーヴェン。その波乱に満ちた苦悩の人生を新しい視点と意欲的な演出&音楽表現で描き、絶賛を浴びた舞台『No.9-不滅の旋律-』が、2015年の初演から3年を経て、ついに再演を果たす。

タイトルの “No.9(ナンバーナイン)”が指すのは、ベートーヴェンが書き上げた9番目にして最後の交響曲、「交響曲第九番ニ短調作品125」。日本では“第九”と呼ばれ、特に第4楽章の主題は『歓喜の歌』として親しまれている。その“歓喜”に至るまでのベートーヴェンの葛藤と情熱の物語は、劇場に感動の渦を巻き起こし、クラシック音楽ファンをも魅了。初演時のカーテンコールでは「ブラボー!」の声が飛び、全公演スタンディングオベーションとなった。単なる評伝劇に終わらない、まさに音楽と演劇が融合した感動のエンターテイメント。その伝説の第2章が、今秋また新たに始まる。

稲垣吾郎が“ベートーヴェン”に

稲垣は今回もベートーヴェンを演じる。2015年の初演では、幼少期の父親からの暴力、母の死、貧困と孤独、報われぬ想い、そして音楽家にとって致命的ともいえる聴覚障害…多くの困難に見舞われ、偏屈な激情家と化した天才が持つ人間味溢れる様々な面を、文字通り全身全霊で熱演し、観客を魅了。“ハマり役!”“ベートーヴェンが降りてきたかのよう”と絶賛された。3年を経て、新たな地平に立った今、さらにどんな深化&進化を見せるのか?

ベートーヴェンを支える架空の人物、マリア役で新たに出演する剛力との共演にも期待は膨らむ。折しも、ベートーヴェンが活躍したのは、フランス革命と新時代の英雄ナポレオンの台頭が貴族社会を揺るがし、さらにナポレオンの没落によって保守・反動体制へと舵が大きく切り戻された時代。そんな中、失いゆく聴力への焦りと絶望を抱えながらも、音楽で新しい時代を切り拓き、ともに生きる喜びを讃えた芸術家の姿は、今を生きる私達の道標ともなる。

最強トリオが集結

舞台『No.9-不滅の旋律-』(提供写真)
舞台『No.9-不滅の旋律-』(提供写真)
稲垣ベートーヴェンの世界を構築したのは、総勢130名のキャストで、壮大かつ壮絶な人間ドラマを紡ぎ出した舞台『ジャンヌ・ダルク』を手がけた、演出の白井晃、脚本の中島かずき(劇団☆新感線座付き作家)、音楽監督の三宅純という最強トリオ。史実や実在した人物に独自の解釈と俳優の持ち味を織り込み、うねりのある物語をドラマチックに紡ぎ出す中島は、孤高の作曲家ベートーヴェンを周囲の人々との関係性の中で生きる一人の人間として描写。自身もピアノに覚えのある白井は、初演では舞台空間にキャストのほかに複数のピアニストを配置。ベートーヴェンの人物像や人間模様を、誰もが知るベートーヴェンの様々なメロディの生演奏とともに、繊細かつダイナミックに立体化した。

そして、CM音楽を多数手がけ、リオ五輪閉会式での「君が代」のアレンジでも注目を集めた世界的音楽家・三宅純は、「ベートーヴェンの人物像や人間模様は、すべて彼の楽譜に書かれている気がする」と語り、ベートーヴェンの頭の中に渦巻く音を、ピアノ工房で採取したシュールな環境音のコラージュや、生演奏によるピアノソナタを中心としたベートーヴェンの名曲などで表現。さらに大団円の“第九”には、20名のコーラスによる生の合唱が加わるという贅沢さ。天才作曲家の波乱の人生と、彼が生み出した珠玉の調べが響き合う交歓のシンフォニーとなる。

舞台『No.9-不滅の旋律-』の東京公演(TBS赤坂ACTシアター)は2018年11月11日(日)~12月2日(日)、大阪公演と横浜公演は12月、久留米公演は2019年1月に上演される。(詳細は後日発表)

稲垣吾郎コメント

僕にとってはとても大きな作品でしたので、再演できることが夢のようで嬉しいです。もともとクラシック音楽もピアノ音楽も好きでしたが、この作品を通してベートーヴェンが好きになりました。演じるにあたって勉強させていただいたことで、よりベートーヴェンの素晴らしさや音楽の素晴らしさを感じ、今では自分の生活の色々な場面で聴いています。演じるまでは、音楽室にある肖像画の、ガウンを着て、気難しそうな顔をして、「ジャジャジャジャーン」なイメージでしたが、こんなにも人間らしくて、強くて弱くて、性格悪くて、性格良くて、優しくて……人間の魅力が詰まった人物だとは!わずかな瞬間でもステージの上で彼になりきって、疑似体験できたのは最高の時間でした。

この「No.9」は、俳優としてさらに舞台が好きになった作品でもありました。演出の白井さんの頭の中と、ベートーヴェンの頭の中が、一気に劇空間となって表れた作品だと思っています。白井さんとも久しぶりなので今から楽しみです。今回は約半分が新キャストですが、舞台はキャストが1人変わるだけでも全く違うものになるので、前回ご覧になった方にも楽しんでいただけると思います。僕も3年ぶりで、成長していますしね。

剛力彩芽コメント

まだ実感が湧いていないというのが正直な気持ちです。2年ぶりで緊張もありますが、舞台は大好きなので、お話をいただいた時はすごく嬉しかったです。演出の白井晃さんが以前から大好きで、演出された作品も色々観に伺っていました。いつかご一緒できたらと思っていたので、ドキドキしながらも本当に楽しみです。

稲垣さんは、お芝居でご一緒するのは初めてです。お稽古でしっかりぶつかっていきながら、そこで生まれるものを大事にしていきたいです。私の演じるマリアはベートーヴェンを支える女性でもありますので、私もそうなれるように頑張りたいと思います。

ストーリー

1800年、ウィーン。作曲家ベートーヴェン(稲垣吾郎)は、聴覚障害に犯され始めていた。音楽と孤独に向き合い、身分の差から愛する人ともうまくいかず、その心は荒んでいく。しかし、ピアノ工房で出会ったマリア(剛力彩芽)や弟達をはじめとする周囲の人々との触れ合いが、彼に変化をもたらし始める。

国の情勢が刻々と変化していく中、ナポレオン軍の敗北をテーマとした曲『ウェリントンの勝利』で成功を収めたベートーヴェンは、頭の中に鳴り響く音楽をひたすら楽譜に書き留め、名曲を生み出していく。その一方で、幼少期に父親から暴力を伴う厳しい教育を受けた影響で、苦しい幻影には悩まされ続けていた。そんな自分を自覚しながらも、自ら後見人となった次弟の息子カールに、自分の音楽の全てを託そうと異常なまでに執心してしまう。そして迎えた『第九』の演奏会。その創造的な試みに対する聴衆の反応は、彼の耳に届いたのか?ベートーヴェンが生涯を賭けて問いかける本当の芸術とは……?

(modelpress編集部)

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