吉岡里帆(C)モデルプレス

吉岡里帆が涙 「この世界で生きていけるんだろうか」下積み時代も回顧<エランドール賞>

2018.02.01 21:06

女優の吉岡里帆が、日本映画テレビプロデューサー協会主催の「2018年 エランドール賞」新人賞を受賞。1日、都内で行われた授賞式に出席した。


“新人賞”吉岡里帆、下積み時代を回顧

吉岡は、映画「STAR SAND-星砂物語-」、ドラマ「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断」「カルテット」「ゆとりですがなにか 純米吟醸純情編」「朗読屋」「ごめん、愛してる」 での演技を評価され受賞。

周りの人達への感謝を語り、「東京に通いながらお仕事をさせていただいたときは、共同シャワーの1泊2000、3000円ほどのホテルに(泊まっていた)。少し冷たいシャワーにあたっていると、『この世界で生きていけるんだろうか』と不安になり、その日々の連続の中で、与えてくれる役が背中を押してくれていたと思います」と下積み時代を回顧。

「身に余る賞。自分なんかがもらっていいのかと思います」と恐縮しながらも、「この賞はお守りになると思います。2018年2月、このような賞をいただけた1日があったんだと、心が挫けそうなとき思い出すと思います。心から、本当に心から感謝しています。一生頑張ります。お約束します。本当にありがとうございました」と何度も受賞の喜びを噛み締めた。

吉岡里帆、アツいエールに涙

吉岡里帆(C)モデルプレス
吉岡里帆(C)モデルプレス
またプレゼンターとして、吉岡が連続ドラマ初ヒロインを務めたTBS系日曜劇場「ごめん、愛してる」の脚本を担当した浅野妙子氏が登場。

浅野氏は、吉岡を「一番ワクワクして期待している女優さん」と評価し、「こんなに可愛らしいのに、自信なくて『私なんか』とか『私華がない』とかって言われて。『真ん中に立つ人間じゃない』とか。今の吉岡さんは華があります。真ん中に立つ人です。そのことを忘れないでほしい。自身を持って、自分を信じてほしい。悪いことを言われてもそんなこと忘れて、良いことを言われたときのこと思い出して、自分を信じて進んで行ってほしい」とアツいエール。この言葉に、吉岡は涙した。

「エランドール賞」とは

1956年にスタートした「エランドール賞」は優れた映画・テレビの作品、プロデューサー、俳優の顕彰制度(選考対象期間:2016年12月1日~2017年11月30日)。

「新人賞」は出演した作品で新鮮かつ優秀な演技を示し、将来有望な新人俳優に贈られ、今年度は吉岡のほか高橋一生、門脇麦、竹内涼真、杉咲花、ムロツヨシの6名が受賞。

プロデューサー賞には「三度目の殺人」(映画)の松崎薫氏、「カルテット」(テレビ)の土井裕泰氏、佐野亜裕美氏、プロデューサー奨励賞には「22年目の告白 -私が殺人犯です-」(映画)の北島直明氏、小出真佐樹氏、「ひよっこ」(テレビ)の菓子浩氏、「奥様は、取り扱い注意」(テレビ)の枝見洋子氏、特別賞には「精霊の守り人」制作チーム、「やすらぎの郷」制作チームがそれぞれ選ばれた。

協会が主催するオーディション「アクターズセミナー」受賞者として小出薫、鈴木勝大、百瀬美鈴、谷口翔太、唯月ふうかも登壇した(真凛は欠席)。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】

関連記事

  1. 吉岡里帆「カルテット」は「今でも私の背中を押してくれている」受賞に感極まる<エランドール賞>
    吉岡里帆「カルテット」は「今でも私の背中を押してくれている」受賞に感極まる<エランドール賞>
    モデルプレス
  2. 吉岡里帆、ランジェリー姿でランウェイシーン「きみが心に棲みついた」体当たり演技に反響
    吉岡里帆、ランジェリー姿でランウェイシーン「きみが心に棲みついた」体当たり演技に反響
    モデルプレス
  3. 吉岡里帆の“女っぽさ”のヒミツ
    吉岡里帆の“女っぽさ”のヒミツ
    モデルプレス
  4. “ゆるニット”1枚の吉岡里帆が最高に可愛い
    “ゆるニット”1枚の吉岡里帆が最高に可愛い
    モデルプレス
  5. 高橋一生、竹内涼真、吉岡里帆らが新人賞 「2018年 エランドール賞」受賞作品・受賞者発表
    高橋一生、竹内涼真、吉岡里帆らが新人賞 「2018年 エランドール賞」受賞作品・受賞者発表
    モデルプレス
  6. 吉岡里帆“生きるレジェンド”と共演 初の時代劇挑戦<眠狂四郎 The Final>
    吉岡里帆“生きるレジェンド”と共演 初の時代劇挑戦<眠狂四郎 The Final>
    モデルプレス

「ニュース」カテゴリーの最新記事

  1. 本田望結、清楚白ドレスで唯一無二のかわいさ披露!
    本田望結、清楚白ドレスで唯一無二のかわいさ披露!
    WWS channel
  2. あらた唯、モノトーンコーデで美脚みせ!
    あらた唯、モノトーンコーデで美脚みせ!
    WWS channel
  3. 工藤静香、飯島直子との仲良し2ショットが話題に「美人姉妹みたい」
    工藤静香、飯島直子との仲良し2ショットが話題に「美人姉妹みたい」
    ENTAME next
  4. 『日本統一』地上波ドラマシリーズ第3弾がテレ東で放送決定、名バディが大活躍
    『日本統一』地上波ドラマシリーズ第3弾がテレ東で放送決定、名バディが大活躍
    ENTAME next
  5. 松田元太“人見”が、前田敦子“真野”の本音を引き出す「真野さんはもっと泣いていいんすよ」<人事の人見>
    松田元太“人見”が、前田敦子“真野”の本音を引き出す「真野さんはもっと泣いていいんすよ」<人事の人見>
    WEBザテレビジョン
  6. 本編とのギャップがスゴイ…麻生久美子&落合モトキ、笑顔が素敵な仲良しツーショットに「オフショの醍醐味」の声<魔物>
    本編とのギャップがスゴイ…麻生久美子&落合モトキ、笑顔が素敵な仲良しツーショットに「オフショの醍醐味」の声<魔物>
    WEBザテレビジョン
  7. 小泉今日子&中井貴一、二人でハートを作る仲良しオフショットに「カワイイ」「愛おしい」の声<続・続・最後から二番目の恋>
    小泉今日子&中井貴一、二人でハートを作る仲良しオフショットに「カワイイ」「愛おしい」の声<続・続・最後から二番目の恋>
    WEBザテレビジョン
  8. 賀来賢人、新CMで“父の顔”披露 子どもに250%の力発揮する瞬間も明かす「良い動きしていると思います」
    賀来賢人、新CMで“父の顔”披露 子どもに250%の力発揮する瞬間も明かす「良い動きしていると思います」
    モデルプレス
  9. 『バカリズムのオールナイトニッポン』放送が決定 個人冠では約7年ぶり
    『バカリズムのオールナイトニッポン』放送が決定 個人冠では約7年ぶり
    WEBザテレビジョン

あなたにおすすめの記事