“竹内涼真効果”でCGいらず 「陸王」スタッフが感謝<エランドール賞>
2018.02.02 00:50
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俳優の竹内涼真が、日本映画テレビプロデューサー協会主催の「2018年 エランドール賞」新人賞を受賞。1日、都内で行われた授賞式に出席した。
竹内涼真が新人賞
竹内は映画「帝一の國」「LAST COP THE MOVIE」、ドラマ「THE LAST COP/ラストコップ」「ひよっこ」「過保護のカホコ」「陸王」での演技を評価され受賞。上下真っ白なスーツを着て登場し、「まず、本当にこのような素敵な賞をいただけて嬉しいです」と関係者に御礼の言葉を送りつつ、感激。さらに「作品に関わっている皆さんに恵まれて、楽しい1年を過ごせました。今年も新しくて、もっと見たいと思うような表現をしていきたい。これからも頑張ります」と意気込みを語った。
“竹内涼真効果”でCGいらず
プレゼンターには、竹内がマラソンランナー・茂木裕人を演じた「陸王」の福澤克雄ディレクター(TBS)が登場。福澤氏は「マラソン選手という本当に大変な役を演じていただきました。竹内さんが出るということで、平日でもエキストラの方が3000、4000(人)と来ていただきました。CG代も浮かせていただき、ありがとうございました」と笑いを交えながらも感謝。「主役になって日本のテレビドラマ、映画を引っ張ってくださると期待しております。また出てくださいね」とさらなる活躍に期待を込めた。
真っ白スーツを選んだ理由は?
また、授賞式後に行われた囲み取材では、多忙を極めた1年を「まだマックス忙しくない」「今やらないと」と振り返り、この日着こなした衣装について「スタイリストさんに何着か用意してもらって、一番似合っていたからです」と選んだ理由を説明。今後は「正義の味方(の役)をやりたい。ヒーローになりたい」と願望を明かし、休日の過ごし方に関し質問が飛ぶと「自分で調べたお店に友達を連れて行って、美味しいって言ってもらえるのが嬉しい」と笑顔を浮かべた。
「エランドール賞」とは
1956年にスタートした「エランドール賞」は優れた映画・テレビの作品、プロデューサー、俳優の顕彰制度(選考対象期間:2016年12月1日~2017年11月30日)。「新人賞」は出演した作品で新鮮かつ優秀な演技を示し、将来有望な新人俳優に贈られ、今年度は竹内のほか高橋一生、門脇麦、杉咲花、ムロツヨシ、吉岡里帆の6名が受賞。
プロデューサー賞には「三度目の殺人」(映画)の松崎薫氏、「カルテット」(テレビ)の土井裕泰氏、佐野亜裕美氏、プロデューサー奨励賞には「22年目の告白 -私が殺人犯です-」(映画)の北島直明氏、小出真佐樹氏、「ひよっこ」(テレビ)の菓子浩氏、「奥様は、取り扱い注意」(テレビ)の枝見洋子氏、特別賞には「精霊の守り人」制作チーム、「やすらぎの郷」制作チームがそれぞれ選ばれた。
協会が主催するオーディション「アクターズセミナー」受賞者として小出薫、鈴木勝大、真凛、百瀬美鈴、谷口翔太、唯月ふうかも登壇した(真凛は欠席)。(modelpress編集部)
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