吉岡里帆“生きるレジェンド”と共演 初の時代劇挑戦<眠狂四郎 The Final>
2018.01.21 10:35
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俳優・田村正和による時代劇「眠狂四郎」シリーズ総決戦となる「眠狂四郎 The Final」が2月17日よる9時から放送されることが決定。女優の吉岡里帆が出演することが発表された。
柴田錬三郎の豪剣小説の主人公「眠狂四郎」。これまで、幾度となく映画やテレビでシリーズ化され人気を博し、何人もの名俳優たちが眠狂四郎を演じてきた。
その中でも異彩を放っていたのが1972年~73年の連続ドラマで主人公を演じた田村。武家社会の醜さや町人世界のあくどさを嫌悪しながら、彼の腕や美貌を利用し、甘い汁を吸おうとする悪徳大名や商人に正義の剣をふるい、注目を浴びた。
そして、今回およそ半世紀の時を経て「田村正和×眠狂四郎」が復活。自らの出生や運命に立ち向かう中、シリーズ史上最強の敵となる加賀美耀蔵(椎名桔平)が立ちはだかる。
出演を聞いたときの心境を「私の祖父母が時代劇好きで、父が歴史好きなこともありつつ、私自身やっと念願の時代劇に出演できるという喜びでいっぱいです」と明かし、出身地・京都で撮影できたことにも歓喜。太秦はエキストラとして訪れたいたこともあったそうで、「その時は“いつかちゃんとセリフを言いたいな”と憧れていたので、自分のセリフを持って、自分の役を担って帰って来られてとてもうれしいです」と喜んだ。
「撮影現場でも田村さんとのお芝居の呼吸もぴったりで、その掛け合いにも注目していただければと思います」とアピールした。(modelpress編集部)
私の祖父母が時代劇好きで、父が歴史好きなこともありつつ、私自身やっと念願の時代劇に出演できるという喜びでいっぱいです。また京都で撮影出来るのもうれしかったです。私は撮影所の近くの太秦で育ち、18歳のころ、エキストラとしてお世話になったこともありました。その時は“いつかちゃんとセリフを言いたいな”と憧れていたので、自分のセリフを持って、自分の役を担って帰って来られてとてもうれしいです。
― 田村正和さんとの共演について
田村さんとご一緒できると聞いて、とても驚きました。今回出演するにあたって(市川)雷蔵さんの作品から拝見させていただいたのですが、『眠狂四郎』というこんなに長年愛されている歴史小説の作品の中に自分も入れて頂けるかと思うと不思議な気分です。田村さんは、私の中では“生きるレジェンド”と言いますか、“本当に実在されるんだろうか?”と思うくらいの銀幕スターという存在です。そんな田村さんのお芝居をそばで見られること、眠狂四郎として存在していらっしゃるお姿を拝見できることは、役者としてとても貴重な経験で、一生忘れることのない時間を過ごしているんだろうなとかみ締めています。
― 自身の役どころについて、演じる上で気をつけたこと
私が演じる操は、武家の娘さんなので、すごく活発で芯がしっかりしていて筋が通った、まっすぐで凛(りん)とした女性だと思います。しかも頭がよくて 人の心をしっかり読み取ろうとする温かい心を持ち合わせているのですが、実は父の教えに縛られていると感じました。今までの時代劇ではあまり見ない新しい風が吹くような女性ととらえて演じました。
― 時代劇を演じる難しさについて
やはり時代劇の所作はとても難しく、先生に横について頂き、1シーン、1シーン丁寧に撮影しました。仕草やそぶりは役の延長線上にないといけないと思っているので、表現がとても難しかったのですが、微妙な機微やニュアンスは撮影しながら日本人が忘れかけている仕草やあり方を学ばせていただきました。
― 視聴者へのメッセージ
この作品は、当時の宗教や差別のある世界で生きてきた人たちの“叫び”や言葉にして発せられなかった繊細な思いが詰まっている切なく、そして求心力のある作品です。狂四郎が長年抱えてきた想いが今作でこぼれ落ちるのではないかと操からみていて思います。ぜひ見て下さい。
孤独の中で生きる狂四郎に初めて、光が差し込み希望をもたらすような女性でもあり、同時に自身も何か得体の知れないものを抱えている。そんな複雑な役所を吉岡さんは見事に演じてくださいました。撮影現場でも田村さんとのお芝居の呼吸もぴったりで、その掛け合いにも注目していただければと思います。
その中でも異彩を放っていたのが1972年~73年の連続ドラマで主人公を演じた田村。武家社会の醜さや町人世界のあくどさを嫌悪しながら、彼の腕や美貌を利用し、甘い汁を吸おうとする悪徳大名や商人に正義の剣をふるい、注目を浴びた。
そして、今回およそ半世紀の時を経て「田村正和×眠狂四郎」が復活。自らの出生や運命に立ち向かう中、シリーズ史上最強の敵となる加賀美耀蔵(椎名桔平)が立ちはだかる。
吉岡里帆、初時代劇
初めて時代劇に出演する吉岡が演じるのは、ある日突然、狂四郎の前に現れ、狂四郎のことを「父上」と呼んで周囲を驚かせる武家の娘・操(みさお)。美しく快活な娘で、狂四郎を慕うが正体は分からない。出演を聞いたときの心境を「私の祖父母が時代劇好きで、父が歴史好きなこともありつつ、私自身やっと念願の時代劇に出演できるという喜びでいっぱいです」と明かし、出身地・京都で撮影できたことにも歓喜。太秦はエキストラとして訪れたいたこともあったそうで、「その時は“いつかちゃんとセリフを言いたいな”と憧れていたので、自分のセリフを持って、自分の役を担って帰って来られてとてもうれしいです」と喜んだ。
田村正和と初共演
さらに、初共演となる田村を“生きるレジェンド”と表現。「“本当に実在されるんだろうか?”と思うくらいの銀幕スターという存在です。そんな田村さんのお芝居をそばで見られること、眠狂四郎として存在していらっしゃるお姿を拝見できることは、役者としてとても貴重な経験で、一生忘れることのない時間を過ごしているんだろうなとかみ締めています」とコメントした。吉岡里帆の起用理由
そんな吉岡について、編成企画・加藤達也氏は「操というキャラクターは、いわば光と闇を同時に内包するような女性です。吉岡さんのもつ聡明さと、可憐さ、それでいて、お芝居をすると変幻自在に雰囲気が変わるミステリアス面もある、吉岡さんしかいないと今回はオファーさせていただきました」と起用理由を説明。「撮影現場でも田村さんとのお芝居の呼吸もぴったりで、その掛け合いにも注目していただければと思います」とアピールした。(modelpress編集部)
吉岡里帆コメント
― 出演を聞いた時の感想私の祖父母が時代劇好きで、父が歴史好きなこともありつつ、私自身やっと念願の時代劇に出演できるという喜びでいっぱいです。また京都で撮影出来るのもうれしかったです。私は撮影所の近くの太秦で育ち、18歳のころ、エキストラとしてお世話になったこともありました。その時は“いつかちゃんとセリフを言いたいな”と憧れていたので、自分のセリフを持って、自分の役を担って帰って来られてとてもうれしいです。
― 田村正和さんとの共演について
田村さんとご一緒できると聞いて、とても驚きました。今回出演するにあたって(市川)雷蔵さんの作品から拝見させていただいたのですが、『眠狂四郎』というこんなに長年愛されている歴史小説の作品の中に自分も入れて頂けるかと思うと不思議な気分です。田村さんは、私の中では“生きるレジェンド”と言いますか、“本当に実在されるんだろうか?”と思うくらいの銀幕スターという存在です。そんな田村さんのお芝居をそばで見られること、眠狂四郎として存在していらっしゃるお姿を拝見できることは、役者としてとても貴重な経験で、一生忘れることのない時間を過ごしているんだろうなとかみ締めています。
― 自身の役どころについて、演じる上で気をつけたこと
私が演じる操は、武家の娘さんなので、すごく活発で芯がしっかりしていて筋が通った、まっすぐで凛(りん)とした女性だと思います。しかも頭がよくて 人の心をしっかり読み取ろうとする温かい心を持ち合わせているのですが、実は父の教えに縛られていると感じました。今までの時代劇ではあまり見ない新しい風が吹くような女性ととらえて演じました。
― 時代劇を演じる難しさについて
やはり時代劇の所作はとても難しく、先生に横について頂き、1シーン、1シーン丁寧に撮影しました。仕草やそぶりは役の延長線上にないといけないと思っているので、表現がとても難しかったのですが、微妙な機微やニュアンスは撮影しながら日本人が忘れかけている仕草やあり方を学ばせていただきました。
― 視聴者へのメッセージ
この作品は、当時の宗教や差別のある世界で生きてきた人たちの“叫び”や言葉にして発せられなかった繊細な思いが詰まっている切なく、そして求心力のある作品です。狂四郎が長年抱えてきた想いが今作でこぼれ落ちるのではないかと操からみていて思います。ぜひ見て下さい。
編成企画・加藤達也氏コメント
今回、吉岡里帆さんに演じていただいた操というキャラクターは、いわば光と闇を同時に内包するような女性です。吉岡さんのもつ聡明さと、可憐さ、それでいて、お芝居をすると変幻自在に雰囲気が変わるミステリアス面もある、吉岡さんしかいないと今回はオファーさせていただきました。孤独の中で生きる狂四郎に初めて、光が差し込み希望をもたらすような女性でもあり、同時に自身も何か得体の知れないものを抱えている。そんな複雑な役所を吉岡さんは見事に演じてくださいました。撮影現場でも田村さんとのお芝居の呼吸もぴったりで、その掛け合いにも注目していただければと思います。
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