『連続ドラマW 沈黙法廷』で主演をつとめる永作博美(写真提供:WOWOW)

永作博美、手錠をかけた妖艶ビジュアル解禁<沈黙法廷>

2017.08.07 07:00

女優の永作博美がWOWOWの『連続ドラマW 沈黙法廷』(9月24日スタート、毎週日曜よる10時~※全5回)で主演を務める。この度、妖艶なキービジュアルが解禁となった。

原作は『廃墟に乞う』や『警官の血』、『制服捜査』など、多くの警察小説を手掛けてきた直木賞作家・佐々木譲氏が初めて挑んだ法廷ミステリー『沈黙法廷』。

永作が演じるのは、老人の不審死が連続して起こるなか、捜査線上に浮上する家事代行の山本美紀。ドラマは、キーパーソンとなる山本美紀に対して、警察、弁護士、マスコミ、そして彼女を信じる者、それぞれの立場からの視点が過熱し展開されていく。悪女なのか、淑女なのか、見る者をも翻弄するほどの圧倒的な表現力で見事に体現する。

永作博美のキャスティング理由とは?

永作を主演にキャスティングしたプロデューサーは「前回、『連続ドラマW 私という運命について』でご一緒させていただいた際、永作博美さんの穏やかな表情の奥にある、沸き起こる熱量を目の当たりにし、人間が本能で持っているあらゆるパワーに驚かされるばかりでした。今回、“山本美紀”という主人公はもっとも難しい役柄だと思っています。セリフで感情を語れる人物ではありません。このドラマは、彼女のふとした表情やその奥にある感情に登場人物や視聴者が翻弄される作品だと思っています。この難役を演じられるのは、永作博美さんしかいない、そう確信し、オファーさせていただきました」と起用の理由を語る。

キービジュアルの手錠をかけた永作の写真は、まさに妖艶な雰囲気に包まれている。祈っているようにも見える両手は、希望への祈りなのか、それとも贖罪なのか。悪女にも、淑女にも受けとれる二面性を秘めたビジュアルに仕上がった。(modelpress編集部)

永作博美 コメント

私が演じる山本美紀という女性はひと言で言うと、とても“地味”な女性です。自分の運命を受け入れ、淡々とした日々を過ごす、そんな緩急のない女性を演じるというのは、実はとても難しいことで……。でも、私自身が歳を重ね、様々な人たちの人生に触れたり、経験を積んできたりしたからこその今、やっとこういう役に挑戦できるのかなと思います。恐怖と狂気と悲哀が混在する世界に生きるそんな彼女を、私がどう演じていくのかはまだ模索中ですが、この難役にやりがいを感じている自分もおりますので、ぜひ皆さん放送を楽しみにお待ちいただければと思います。
 
ドラマでは、美紀は、老人の連続不審死の容疑者として裁判にかけられるのですが、声高々に「私は無実です」と叫ぶわけでもなく押し黙ってしまうことから、彼女が“悪女”なのか、“聖女”なのか、周囲の妄想が勝手に膨らんでいきます。恐らく、美紀がどういう人間なのかということを想像しながらご覧になるという点では、美紀を取り巻く登場人物たちと同じ視線でこの作品を楽しめるのかなと思います。 

また、佐々木先生の原作は、人は一瞬の小さなことがキッカケで運命が変わってしまうものなのだ、ということを深く考えさせられる作品でした。人との距離感の保ち方ひとつで、周囲からの印象が一変してしまうということが描かれています。本作をご覧になった皆さんが、“人との距離の取り方”について考え直すキッカケになったら嬉しいです。
【Not Sponsored 記事】

関連記事

  1. 永作博美「世にも奇妙な物語」の歴史に残る怪演 6年ぶり主演は「かなりブッとんだ脚本」
    永作博美「世にも奇妙な物語」の歴史に残る怪演 6年ぶり主演は「かなりブッとんだ脚本」
    モデルプレス
  2. 永作博美、“衰え知らずの美貌”の裏側 「自分の顔が嫌いだった」過去とは
    永作博美、“衰え知らずの美貌”の裏側 「自分の顔が嫌いだった」過去とは
    モデルプレス
  3. 永作博美、初の試みに挑戦 怠け者で太ったアネゴ役?<コメント到着>
    永作博美、初の試みに挑戦 怠け者で太ったアネゴ役?<コメント到着>
    モデルプレス
  4. 永作博美、浅見れいな、黒田エイミら豪華ランウェイ 今季秋冬トレンドが一挙集結<InRedフェス 写真特集>
    永作博美、浅見れいな、黒田エイミら豪華ランウェイ 今季秋冬トレンドが一挙集結<InRedフェス 写真特集>
    モデルプレス
  5. 永作博美、美肌キープの秘訣&子育てへの想い告白
    永作博美、美肌キープの秘訣&子育てへの想い告白
    モデルプレス
  6. 永作博美「ベストマザー賞」受賞に喜び 「毎日ドタバタ」子育てと女優業の両立に奮闘
    永作博美「ベストマザー賞」受賞に喜び 「毎日ドタバタ」子育てと女優業の両立に奮闘
    モデルプレス

「ニュース」カテゴリーの最新記事

  1. SixTONES田中樹「タイプロ」ガチ推し明かす「かっこいい」
    SixTONES田中樹「タイプロ」ガチ推し明かす「かっこいい」
    モデルプレス
  2. SixTONES田中樹、“同期”timelesz寺西拓人と「タイプロ」中の連絡やり取り告白「何回も電話した」
    SixTONES田中樹、“同期”timelesz寺西拓人と「タイプロ」中の連絡やり取り告白「何回も電話した」
    モデルプレス
  3. ちゃんぴおんず・日本一おもしろい大崎、結婚・妻の妊娠発表 お相手はマッチングアプリで出会った看護師
    ちゃんぴおんず・日本一おもしろい大崎、結婚・妻の妊娠発表 お相手はマッチングアプリで出会った看護師
    モデルプレス
  4. 「シューイチ」土曜MCは入社5年目・田辺大智アナに決定 中山秀征とタッグ【コメント】
    「シューイチ」土曜MCは入社5年目・田辺大智アナに決定 中山秀征とタッグ【コメント】
    モデルプレス
  5. SixTONESジェシー「タイプロ」推し候補生・前田大輔とサシで食事&カラオケへ 脱落への思いも
    SixTONESジェシー「タイプロ」推し候補生・前田大輔とサシで食事&カラオケへ 脱落への思いも
    モデルプレス
  6. <冬ドラマ“バッテキ“俳優インタビュー>日曜劇場『御上先生』に出演中の22歳・永瀬莉子、将来の目標を明かす「是枝裕和監督の作品に出演することが夢」
    <冬ドラマ“バッテキ“俳優インタビュー>日曜劇場『御上先生』に出演中の22歳・永瀬莉子、将来の目標を明かす「是枝裕和監督の作品に出演することが夢」
    Deview
  7. <冬ドラマ“バッテキ“俳優インタビュー>『アリスさんちの囲炉裏端』主人公の幼なじみ役で出演中の佐藤瑠雅、役者としての目標は「まずは自分が求められている役を全力でやり切ること」
    <冬ドラマ“バッテキ“俳優インタビュー>『アリスさんちの囲炉裏端』主人公の幼なじみ役で出演中の佐藤瑠雅、役者としての目標は「まずは自分が求められている役を全力でやり切ること」
    Deview
  8. <明日のおむすび>松平健“永吉”&宮崎美子“佳代”、突然神戸にやって来る
    <明日のおむすび>松平健“永吉”&宮崎美子“佳代”、突然神戸にやって来る
    WEBザテレビジョン
  9. のん「殺し屋っぽさが出る場所」で大人なモードコーデで美脚スラリ!!
    のん「殺し屋っぽさが出る場所」で大人なモードコーデで美脚スラリ!!
    WWS channel

あなたにおすすめの記事