フジテレビ、視聴率苦戦の原因は?
2017.03.06 12:41
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6日、都内でフジテレビの4月改編記者発表が行われた。
フジテレビはここ数年、2014年4月が改編率19.8%、15年4月の改編率が36.6%、16年4月の改編率が19.9%だったが、今年4月の改編率は6.5%と大幅に減少。世帯視聴率は依然苦戦している中での今回の改編について、会見に出席した同局編成局次長の宮道治朗氏は「これはフジだけに限った話ではない」としつつ「テレビというメディアはメディアの王様としてやってきた期間が非常に長かったので、見てもらえて当たり前という感覚が、我々のなかにどこかあった。そこで疎かになりがちなのが、視聴者に対するサービス精神だと思っている」と説明。今回の改編ではそれを踏まえ「番組で伝えたいことを視聴者の皆さんと共有できるよう翻訳できているか、視聴者の皆さん需要に対して我々が応える内容を放送できているか強く意識して改編した」と意図を明かした。
視聴率苦戦の理由は?
また「我々がこの時代に表現したいというクリエイターとしての思いが詰まっているのは当然。そこにプラスして視聴者へのサービス精神、共有できる我々の表現の仕方はこれまで以上に工夫して臨みたい」と語った宮道氏。視聴率低迷の原因は「視聴者の皆さんが決めるのではっきりと理由は断言できない。我々はしっかりとこれまで通り番組を作っていくつもり」と前置きし「今までのように支持が集まっていないということで言うと、メインターゲットだった若年層が、ネットを含めほかのメディアに分散してしまっている。これを止めるために、世帯視聴率はもちろん大事ですが、それだけではない内容や若い人の需要に対して諦めずにしっかりと応えていく必要がある。その答えが、今回の4月改編の22時以降のタイムテーブルに体現されている」と見解と対策を述べた。深夜は若年層ターゲットに振り切る
「22時以降は若年層をターゲット」と振り切った姿勢を見せたフジテレビ。深夜枠では「SML」ほか「ネタパレ」(金曜23時30分~)「新しい波24」(月曜24時25分~)「もろもろのハナシ」(水曜24時25分~)「セブンルール」(仮・火曜23時~)「LOVE Music」(日曜24時30分~)と新番組がスタートするが、宮道氏は「意欲作をラインナップ出来た。ここでしっかりフジらしさを視聴者へ届けたい。視聴率でも内容でも『やっぱりフジは面白い』と思って頂けるよう誠心誠意頑張っていく」と語った。(modelpress編集部)
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