「日本アカデミー賞」で涙のスピーチ “映画の申し子”藤野涼子が大物の予感
2016.03.05 02:38
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4日、都内にて行われた「第39回日本アカデミー賞」授賞式に「新人俳優賞」を受賞した女優の藤野涼子(16)が登壇。主演映画『ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判』で鮮烈なデビューを果たした彼女は、同作での演技が評価され受賞した。生徒役のオーディションにはおよそ1万人が参加し、その中から主演に選ばれた逸材で、芸名は映画で演じた役名と同じ。映画の世界で発掘され、その中から生まれた“映画の申し子”だ。
2000年2月2日年生まれ。小学校6年生の頃に芸能界入り。本格的な演技は『ソロモンの偽証』がはじめてとなったが、「第40回報知映画賞 新人賞」「第37回ヨコハマ映画祭 最優秀新人賞」「第70回毎日映画コンクール スポニチグランプリ新人賞」と新人賞を総なめにした。
「第39回日本アカデミー賞」では、有村架純(『映画 ビリギャル』)、土屋太鳳(『orange~オレンジ~』)、広瀬すず(『海街diary』)らすでに抜群の知名度と人気を誇る女優たちと並んで新人賞に選ばれた。
エキストラから主役に…涙のスピーチ
授賞式のスピーチでは「名誉ある賞をいただけて、とても嬉しく思っております。エキストラ時代から始めて、主演に選ばれて、涼子に出会えて、涼子を演じて…」と言葉にならない感情が涙となって溢れ出すシーンもあり、ピュアな姿に客席からは拍手。さらに、司会を務めた宮沢りえが「ティッシュとかないですか?」とスタッフに呼びかけると、おもむろにポケットからティッシュを取り出し「花粉症なんです」と一言。これには、会場からも温かい笑いが起き、授賞式という緊張感漂う空間を“ほっこり”とした空気で包み込む一幕もあった。
今年の活躍にも期待
透明感のあるビジュアルに、どこか大物の風格を漂わせる佇まい。今回の受賞は、彼女がスクリーンで放った輝きが、本物だった証。6月には、自身2作目となる映画『クリーピー』の公開も控えており、今年の活躍からも目が離せない。(modelpress編集部)藤野涼子 プロフィール
生年月日:2000年02月02日身長:160cm
特技:ヒップホップダンス、テニス
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