ラブリ、偏見は「まだ残っている」フィリピンハーフとして決意
2016.01.10 16:52
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モデルのラブリが9日、ブログを更新し、お正月に母親の故郷であるフィリピンを訪れたことと旅を通じて感じたことを報告。小さい頃から母親に対し周囲から偏見が向けられているのを感じていたことをつづり、フィリピンへの偏見を「関係なくしていきたい」と改めて自身がフィリピンハーフであることに胸を張りたいという心境と決意を明かしている。
ハーフであることを「堂々としていたい」
「フィリピンに行って感じた事」と題したエントリーでラブリは、「今までフィリピンというのはどこか偏見を持たれていると感じるところがありました」と切り出し、幼い頃、母親が周りの日本人の母親から偏った目で見られていたことを告白。「小さいながらにそれを全身で感じてしまっていたし、なによりママが傷つかないかすごく小さいながらに心配してたのです」と思い返した。母親を「いつも明るくてそんな事なに一つ感じさせなくて陽気で強くて無邪気で今もそれは変わらなくてとても強くてたくましい」と表現。今回フィリピンを久しぶりに訪れ、改めて「素晴らしい国」と感じ、自身がハーフであることを「堂々としていたいと思った」と明かした。
フィリピン旅行で決意
続けて「世界に行けば本当にどこの国とかって関係ないんだなってすごく感じるのに日本にいるとまだ残っている偏見っぽさ。とても寂しいけれどまだ、仕方ないのかもしれない」と日本の中にまだ存在する国への偏見に言及。「そんなの関係なくしていきたいの」というラブリは自身がそのために出来ることを思案し、「フィリピンの人が、フィリピンの女の子が自分のしたいことややりたいことを見つけられるようなそんなきっかけを作りたいって思った」と旅行を通じて固めた決意を表明。ハーフとして、自身が発信することを通じて日本にもフィリピンにも貢献したいという強い思いをつづっている。
「感動しました」共感の声
難しい問題に正面から向き合い思いを語ったラブリにファンからは「感動しました」「もっとラブリちゃんの言葉がたくさんの人に心から響いて伝わるといいな」「すごく共感しました!」「素敵なブログをありがとう」など感動のコメントが寄せられ、「自分がフィリピンのハーフってことにもっと自信とか誇りを持とうって思いました」など、同じ立場のハーフの人からの共感の声も上がっていた。(modelpress編集部)
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