ドラマ『エイジハラスメント』で主演する武井咲【モデルプレス】

武井咲「ちょっと怖い」 反逆ヒロインに抜擢

2015.05.22 12:57

女優の武井咲が、7月スタートのテレビ朝日系木曜ドラマ『エイジハラスメント』(午後9:00~)で主演することが決まった。

同作は、いまだ日本企業にはびこる「年齢差別=エイジハラスメント」に敢然と立ち向かう孤高のヒロインが、さまざまなハラスメントと陰湿ないじめを鮮烈かつ痛快に打ち砕いていく。武井はその反逆のヒロイン、OL用の制服着用を余儀なくされる一流商社の新入社員・吉井英美里(22)役。英美里は、意欲、能力、向上心にあふれる上、若さと美貌をあわせ持った、一見すると幸せのパスポートを手にしたも同然の存在。しかし、“女性活用”は口先だけの旧体質な総務部に配属されたことで、彼女の持つものすべてがハラスメントの対象となる。

英美里は多くの方の共感を得られる普通の女性という武井は「夢や目標をきちんと持って一生懸命に頑張っている彼女が、思いもよらないことでハラスメントの対象になってしまい、曲がったことを押し付けられるのですが、最後には毎回、溜まりに溜まったフラストレーションをスカッと吹き飛ばす筋の通った展開になっています」と見どころを明かした。

脚本家・内館牧子氏が新しいドラマ作品を作る

同作は、脚本家の内館牧子氏が、2008年に刊行した自著『エイジハラスメント』(幻冬舎)を原作に、自らドラマ脚本の筆を執る。内館氏が連続ドラマを担当するのは2005年に放送された『汚れた舌』(TBS系)以来10年ぶり。テレビ朝日作品では、2007年に放送された新春ドラマスペシャル『白虎隊』以来となる。

日本の企業にはびこる嫉妬と焦りにまみれた年齢差別の現状を、30代女性のもがき苦しむ姿を通して描き話題となった原作『エイジハラスメント』を、今回、武井という瑞々しいヒロインを得て、原作の鮮烈なエッセンスはそのままに、視点を若く美しい新入社員へと置き換え、新しいドラマ作品として送り出す。

「気持ちよく反逆ヒロインになっていきたい」

内館氏の脚本について武井は「小さなことだけれど女性として確かに気になったり、イラっとしたりする “嫉妬のポイント”が本当にリアルに描かれています。これが、新人OLが受けるハラスメントの実態なのだとしたら、ちょっと怖い(笑)ですが、日常では自分が抱いていることも認めたくないような負の感情までセリフにし、映像にしていく作業は面白そう」と期待。

『ゼロの真実~監察医・松本真央~』(2014年7月クール)に続く、2年連続で木曜ドラマの主演をつとめることになるが、「これまでテレビ朝日のドラマでは感情を表に出さない役が続いたので、英美里のように感情をぶつけられる役は楽しみです」と意気込んだ。

エイジハラスメントは「悔しい思いをされている方も多く」

エイジハラスメントについては「人をうらやむ経験は誰にもあると思います。また、どんな仕事をしていても人と出会っていく中で直面する問題だと思います。これだけ世の中でハラスメントという言葉が使われているということは、悔しい思いをされている方も多くいらっしゃるはず。そんなみなさんの思いを代弁する意気込みで、気持ちよく反逆ヒロインになっていきたいと思います」と語った。

内館氏は「そんな社会で生きる女性新入社員の痛快劇は、視聴者の溜飲を下げるはずです」とアピール。内山聖子ゼネラルプロデューサーは「セクハラ、パワハラ、モラハラと会社は理不尽なハラスメントでいっぱいです。会社の建前と闘いながら、働く女のホン音を吐き出す武井咲の痛快な人間ドラマをお楽しみに」とコメントした。(modelpress編集部)
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