遠藤憲一が“女子力男子”に 菅田将暉とW主演で親子演じる
2015.05.12 11:41
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俳優の遠藤憲一と菅田将暉が、7月スタートのドラマ「民王(たみおう)」(テレビ朝日系/毎週金曜よる11:15~)でW主演を務めることがわかった。
今作は、池井戸潤氏の同名小説が原作。中小企業や銀行などを舞台に、男たちの戦いを描く硬派なものが多い池井戸作品の中で、一線を画するファンタジックコメディー。ある日突然、互いの“心”と“体”が入れ替わってしまった内閣総理大臣である父・武藤泰山(遠藤)とその息子の大学生・翔(菅田)が、“女子力男子”&“オッサン若者”を体現するというユーモラス溢れるストーリーである。
鋭い目つきといかつい風貌で“コワモテ俳優”として名高い遠藤だが『ドクターX~外科医・大門未知子~』シリーズ(同局系)では、どこかコミカルな中に中間管理職の悲哀を感じさせる絶妙な表情と演技で、視聴者の熱い共感を呼んだ。今回は、見た目は50代だが中身は大学生で、国会という場でちょっぴりオドオドしながらおバカな発言を繰り返す。遠藤は「『民王』は池井戸さんの作品の中では軽快なテンポなので、楽しく見ていただけるのではないかと思う反面、心と体が入れ替わってしまうという突飛なストーリーではあるので、演じるのは難しいところがあるかもしれないですね(笑)」と不安をのぞかせながらも、「そこは新たな課題と思って頑張りたいと思っています」と意気込み。総理大臣という珍しい役どころを楽しみにしていると話し「そばにいる菅田くんのお芝居から感化されつつ、彼の言動から(若者の素振りを)拾いながら演じていこうかなと思います。菅田くんと2人で『大真面目にやる中で面白さを出したいね』という話をしていたので、お互い同じ方向を向いて作品を作っていけるような気がしています」と早くも菅田との親子共演を心待ちにしているようだ。
そしてその泰山の心が入り込んでしまった息子・翔を演じる菅田は、今作で民放連続ドラマ初主演を迎える。『死神くん』(同局系)での好演も記憶に新しく、昨年公開の映画『そこのみにて光輝く』で数々の映画賞の助演男優賞を受賞するなど、若手実力派として最注目株の俳優であるが、中身は50代総理大臣という若々しさゼロの大学生を演じるにあたり「これまで政治にはそれほど関心を持っていなかったので、劇中に出てくる専門用語を自分の言葉に落とし込む必要がありますし、知識として色んな物を入れておかなければならないと感じています」と気を引き締めるようにコメント。「遠藤さんと共演させていただける機会も本当にありがたいです。芝居中に何が出来るか、っていうのが役者の楽しみだと思いますが、遠藤さんを自分の息子として激励したり、ときには殴ったり、体育座りさせたり…。こんな幸せなことはないですよね(笑)」と役者冥利に尽きることを明かし、「遠藤さんが横にいるというだけで、僕はすごく自由に演技ができるような気がしています。きっと3ヶ月間楽しいことばかりだと思うので、失礼にならない程度にはしゃぎたいです!」と語った。
そしてそんな真衣の後輩として登場する謎の美人女子大生・村野エリカ役には、同局ドラマ初出演となる知英が決定。なにかと翔に挑発的な言葉をかけるが、実は彼女の正体が物語の重要な鍵を握っている…という役どころだ。物語中盤、エリカに起きたある異変が、武藤親子の入れ替わり事件をさらに混乱させることになる。
この他、超真面目で現実的な公設秘書に高橋一生、涙もろい官房長官に金田明夫、総理を含め政治家をテレビで酷評する政治評論家に六角精児、敵対政党・憲民党の党首に草刈正雄など、コメディセンス抜群の演技派キャストが勢揃い。個性的な共演者たちが紡ぎ出す物語に注目が集まる。(modelpress編集部)
鋭い目つきといかつい風貌で“コワモテ俳優”として名高い遠藤だが『ドクターX~外科医・大門未知子~』シリーズ(同局系)では、どこかコミカルな中に中間管理職の悲哀を感じさせる絶妙な表情と演技で、視聴者の熱い共感を呼んだ。今回は、見た目は50代だが中身は大学生で、国会という場でちょっぴりオドオドしながらおバカな発言を繰り返す。遠藤は「『民王』は池井戸さんの作品の中では軽快なテンポなので、楽しく見ていただけるのではないかと思う反面、心と体が入れ替わってしまうという突飛なストーリーではあるので、演じるのは難しいところがあるかもしれないですね(笑)」と不安をのぞかせながらも、「そこは新たな課題と思って頑張りたいと思っています」と意気込み。総理大臣という珍しい役どころを楽しみにしていると話し「そばにいる菅田くんのお芝居から感化されつつ、彼の言動から(若者の素振りを)拾いながら演じていこうかなと思います。菅田くんと2人で『大真面目にやる中で面白さを出したいね』という話をしていたので、お互い同じ方向を向いて作品を作っていけるような気がしています」と早くも菅田との親子共演を心待ちにしているようだ。
そしてその泰山の心が入り込んでしまった息子・翔を演じる菅田は、今作で民放連続ドラマ初主演を迎える。『死神くん』(同局系)での好演も記憶に新しく、昨年公開の映画『そこのみにて光輝く』で数々の映画賞の助演男優賞を受賞するなど、若手実力派として最注目株の俳優であるが、中身は50代総理大臣という若々しさゼロの大学生を演じるにあたり「これまで政治にはそれほど関心を持っていなかったので、劇中に出てくる専門用語を自分の言葉に落とし込む必要がありますし、知識として色んな物を入れておかなければならないと感じています」と気を引き締めるようにコメント。「遠藤さんと共演させていただける機会も本当にありがたいです。芝居中に何が出来るか、っていうのが役者の楽しみだと思いますが、遠藤さんを自分の息子として激励したり、ときには殴ったり、体育座りさせたり…。こんな幸せなことはないですよね(笑)」と役者冥利に尽きることを明かし、「遠藤さんが横にいるというだけで、僕はすごく自由に演技ができるような気がしています。きっと3ヶ月間楽しいことばかりだと思うので、失礼にならない程度にはしゃぎたいです!」と語った。
入れ替わり親子を取り巻く2人のヒロイン
また、魅力的なヒロインとして入れ替わった武藤親子による複雑な三角関係に巻き込まれる若き女社長・南真衣役には実力派若手女優・本仮屋ユイカが出演。翔は真衣に密かに想いを寄せているが、当の本人は“女子力男子”な翔にはあまり興味を示していない様子。しかし泰山と入れ替わった後、自信に満ち溢れた姿と化した翔に、次第に心惹かれていくことになる。泰山、翔、真衣というややこしい三角関係が完成し、複雑な恋愛事情の渦中に置かれることになってしまうが、そんな役どころに対し本仮屋は「ワクワクする高揚感と爽快感を、毎週楽しみに観ていただける作品になると思います!」とアピールした。そしてそんな真衣の後輩として登場する謎の美人女子大生・村野エリカ役には、同局ドラマ初出演となる知英が決定。なにかと翔に挑発的な言葉をかけるが、実は彼女の正体が物語の重要な鍵を握っている…という役どころだ。物語中盤、エリカに起きたある異変が、武藤親子の入れ替わり事件をさらに混乱させることになる。
この他、超真面目で現実的な公設秘書に高橋一生、涙もろい官房長官に金田明夫、総理を含め政治家をテレビで酷評する政治評論家に六角精児、敵対政党・憲民党の党首に草刈正雄など、コメディセンス抜群の演技派キャストが勢揃い。個性的な共演者たちが紡ぎ出す物語に注目が集まる。(modelpress編集部)
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