「紅白」で2つの“卒業”
2014.01.01 00:35
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2013年12月31日に放送された「第64回NHK紅白歌合戦」には、2つの卒業のドラマがあった。
北島三郎、50回目の紅白で有終の美
出演50回目の節目となる昨年の「紅白」で、同番組からの引退を発表していた北島三郎。演歌界の重鎮として長年紅白を引っ張ってきた北島の引退には、大きな反響が寄せられていた。最後の紅白では、フィナーレにふさわしい巨大な動く龍の頭に乗って登場。北島の乗る龍は、出場者全員に囲まれ、その中で代表曲「まつり」を声高らかに歌唱。最後には、「このホールにお集まりの皆さん、テレビでご覧のみなさん、ありがとうございました。歌の仲間たちがこんなに厚く応援して頂き、北島はこれで紅白から卒業させていただきます」と宣言し、豪華な共演者に見守られ有終の美を飾った。
大島優子、突然の卒業発表にNHKも驚き
一方、AKB48の大島優子は「大島優子はAKB48を卒業します」とメドレー曲の変わり目で突然の発表。誰にも「言ってない」という卒業は、視聴者だけでなく司会の嵐やメンバーまでをも驚かせた。ステージでは、「こうして紅白歌合戦に出演するのも、最後になります」とコメントし、AKB48の代表曲で大島がセンターを務める「ヘビーローテション」を披露。高橋みなみ、指原莉乃らが涙を流す中、大島は笑顔で歌唱。しかし、最後のポージングを決める場面では、少し目を潤ませた。その後は、「AKB48を卒業させて頂きます。これからもソロで大島優子として活動していきます」と挨拶し、深々と一礼した。
また大島の卒業についてNHK広報は、「NHKとして聞いていませんでした」と驚きを隠せない様子でコメント。さらに、前田敦子や板野友美らも大島の卒業についてTwitterでコメントしたほか、ファンから多くの反響が寄せられており、まだまだ余波は続いている。
2つのドラマが生まれた「第64回NHK紅白歌合戦」
事前に発表されていた北島の卒業と突然舞い込んできた大島の卒業。2つのビッグニュースが「第64回NHK紅白歌合戦」に様々なドラマを生んだ。「紅白」終了後には、北島が舞台裏にて「さっきの若い女の子(大島)みたいに新たに女優の道を進むっていうのはかっこいい」と大島についてコメント。「私も紅白は最後になりますけど、新しい道を進んで行きたいと思います。アメリカのジャズ、フランスのシャンソン、日本の演歌といわれるように、演歌の道を極めて行きたいと思います」と次なるステージ向け、早くも歩み始めた。
大御所と新世代を担うアイドルの「卒業」は、各方面に影響を与えそうだ。(モデルプレス)
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