男の中の男が魅せる大人セクシー「本当のイケメンが見たい」 ドラマファンが夢見る理想のドラマが実現
2013.06.20 05:00
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俳優の高橋克典が、CS放送女性向けエンターテインメントチャンネル「女性チャンネル♪LaLa TV」のレギュラー番組「THEドラマカンファレンス」から誕生した初のオリジナルドラマ「恋愛ドラマをもう一度(仮)」に主演することが20日、わかった。高橋は、CSドラマ初主演となる。
テレビ業界騒然の「ドラカン」から生まれた初のオリジナルドラマ
「THEドラマカンファレンス」は、司会に脚本家の鈴木おさむ氏、国内ドラマ応援隊長にアーティストのつんく♂を迎え、視聴者代表の女性5名が地上波で放送されている民放連続ドラマについて、勝手に討論するという番組。ドラマ批判ではなく、民放連ドラ離れしている視聴者を呼び戻すことを目的とし、「地上波には絶対にできない番組作り」をコンセプトとして制作。テレビ業界の常識を覆した企画意図で、業界内で話題となっている。そんな中、昨年末(2012年12月)に放送されたのが、スタッフと視聴者代表が勝手に賞を与えてしまう「THE ドラマカンファレンス演技大賞」というアワード番組。そこで「勝手に主演男優賞」を受賞したのが今回主演に抜擢された高橋克典であり、この番組がきっかけでドラマ制作が決定した。
「いい男がいないとダメでしょ」の声から誕生した大人が演じるラブコメディ
番組内で語られた視聴者の、ドラマには「いい男がいないとダメでしょ」という意見が反映されている今回のドラマ。高橋演じる主人公は、かつて大ヒットドラマメーカーと呼ばれた男性脚本家で、得意分野は恋愛ドラマ、平均視聴率25%の連ドラを幾つも生み出してきたが、ここ5年ほどは脚本が書けずにいたという設定。大ヒットメーカーの異名を返上したまま、50歳を迎えてしまった彼が、再び珠玉の恋愛ドラマを書けるまでを追う、大人が演じるラブストーリーとなっている。ドラマ界に一石を投じる
高橋は、脚本を呼んだ感想を「すごく面白いのですが、一方ですごく恐ろしいとも思いました。『恋愛ドラマをもう一度』というタイトルが示す通り、ドラマ界の裏側が描かれている脚本です。『これは誰の嘆きなんだ!?』と考えさせられる台詞が満載なんです」とコメント。「(スタッフが)恐ろしいくらい面白そうな面子!出来上がりが楽しみです。スキームも含め、ドラマ界に一石を投じるような作品に仕上がれば嬉しいです」と熱く語っている。また、同ドラマは「THEドラマカンファレンス」の栗原美和子プロデューサーが担当。栗原プロデューサーは、トレンディドラマ全盛期に「For You」「ピュア」「バージンロード」などを手掛けたヒットメーカー。
今回のドラマ制作にあたっては、「LaLa TV視聴者は30~40代女性が中心なので、イケメン・大人の恋愛がキーワードとなっています」とコメント。「本当の意味でのドラマを視聴者は欲しています。今の時代は、連続性のあるものや続きが見たいというものをオンエアで観て、そうでないものは録画。なので、続きも見たくなるように作りました」と制作秘話を明かしている。
さらに、「高橋さんの肉体美やラブシーンの演出、いかに大人の男をセクシーに撮るかという点にもこだわっています。期待してください」と栗原プロデューサー。「視聴者の意見は一致しないと思います。全員に受けようと思って作るのは無理だし、満場一致は無いので…」と本音を吐露し、「製作者は熱い気持ちをぶつけるだけです」と意気込みを語った。
セリフ量5倍の会話劇で王道ドラマを描く
ドラマは、3つのシチュエーションの中で展開。通常の約5倍のセリフ量で構成される“シーン数が少なく芝居で見せる会話劇”となっている。そんな脚本を担当するのは「THE ドラマカンファレンス演技大賞」にて、小泉今日子・中井貴一主演の連続ドラマ「最後から二番目の恋」で「勝手に脚本賞」を受賞した岡田恵和氏。「この物語の登場人物である〝イケてない〟人たちの、人生や恋を応援したくなる、笑えて、泣けて、情けなくて、ちょっと切ない、観た人が明日から頑張ろうと思えるような、気持ちのいい王道ドラマを目指しました」とコメントを寄せている。
共演には、女優の伊藤歩、佐津川愛美、余貴美子、俳優の佐藤二朗ら実力派が集結。さらに、「THEドラマカンファレンス」の司会を務める鈴木氏、応援隊長のつんく♂も登場するなど、個性溢れる布陣で高橋をサポートする。
なお、撮影は7月に行われ、11月に前編が、12月に後編が放送される予定。(モデルプレス)
■栗原美和子プロデューサー プロフィール
1964年、福岡県生まれ。1987年フジテレビ入社し、辣腕プロデューサーとして数々のヒットドラマを生み出す傍ら、脚本・小説・エッセイ等、執筆活動も精力的に行っている。ドラマの代表作は「ピュア」「バージンロード」「人にやさしく」「ムコ殿」「東京湾景」など。
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