忘れられなかった人(出逢い~一緒に過ごした時間)<真崎ゆか「Tokyo REAL Style」 Vol.48>
2012.11.21 15:30
views
2011年度「第44回日本有線大賞」にて「有線放送協会賞」を受賞、2011年レコチョク新人アーティストランキング第5位を獲得。2012年8月8日には詩音・SIMON・K.J.とのフィーチャリングで話題となった楽曲を収録した2nd ALBUM「Tears of Heart」をリリース。
せつなく・儚い…数々の叶わない恋をテーマにした真崎ゆかの世界観が共感を呼び、今多くの女性たちから注目されるR&Bシンガー「真崎ゆか」が放つモデルプレス連載「Tokyo REAL Style」Vol.48。
忘れられなかった人(出逢い~一緒に過ごした時間)
出逢いがあって別れがある…そんなこと誰に教わるわけでもなく、当たり前に日常にありふれている。学生の頃とは状況や生活環境が変わってくるし、なかなか時間が合わなくてたまに連絡を取る程度になっていたりもする。
学生時代同じクラスでものすごく仲が良くて毎日一緒にいたような友達でも、いつの間にか疎遠になってしまったっていう人も少なくはないんじゃないかな…?
実際私にもそういう友達が何人もいます。
20代前半までは、そういった友達のことを「本当の友達だ」って言えるのかな…って悩んだこともあったんだ。
学校という同じ空間の中に毎日居たっていうだけで、本当はただその狭い世界の中で共に過ごした人達ってだけ。
“友達”というよりも“共達”。
仲いいと思っていたのに、卒業して離ればなれになったらパッタリ連絡が来なくなった。。
彼氏が出来た途端、連絡がなくなった…かと思えば、彼氏と上手くいかない時だけ連絡がくる。。
なんて都合がいいヤツなんだ。そんな都合のいい付き合いをしてイライラしたり心が傷むくらいなら、深入りしなければいい。
「友達だけど友達じゃない」…心のどっかでそう言い聞かせている自分が数年前までは確かにいたんだ。
そうやって、自ら壁を作るような友達付き合いをするようになったのには、決定的な大きなキッカケがあったんです。
専門学校時代に出逢った友達A
入学して初めて喋ったその日から、すぐに意気投合して、学校生活のほとんど…むしろ授業が始まる前も終わった後も休みの日でもいっつもいっつも一緒だった。Aは出逢った時から、いわゆる“ギャル”だった。ファッション、髪型、メイク、話し方、メールの書き方…すべてが今までの私の中になかった“自由”を持っている気がしていた。
中学時代から6年間ずっと部活に明け暮れて、髪を染めることも伸ばすことも制服のスカートを短くすることも恋愛も…色んなことを禁じられた環境で育ってきた私にとって、Aは私の憧れだったんだ。
「私も自由に生きたい」…Aと一緒にいるうちに、そんな想いがどんどんどんどん強くなっていった。(今思うと、“自由”の意味をはき違えていたようなこともあるけれど…)
秩序正しく生きること、真面目に生きることが当たり前だった私の心の中に、初めて「“いい子”を脱ぎ捨てたい」という想いが生まれてきたの。
部活動でそれなりにいい成績を残してこられたのは、負けず嫌いの性格に相まって、まわりの大きな期待があったから。後押ししてくれる人たちが周りにいたから。
それは今振り返ればものすごくありがたいことなんだけど。。だけど、その期待が時々重荷だった。
期待に応えたい…、期待に応えなければ…、期待を裏切ってしまったら…。
期待されたり頼りにされることは嫌いではないのに、でも、だからこそ、自分で背負い込みすぎていつの間にかその期待が自分の中にある不安要素をどんどん大きくして、私を苦しめていた。
だから、高校を卒業して部活も辞めて、専門学校という新たな環境に飛び込んだ私は、誰も知らない私という存在を、私自身が知りたかったんだと思う。
それまで押し込めていた自分の理想や感情を、今までと違う自分になることでもっと掘り起こしたかった。まわりの目を気にせずに生きたかった。
本当はいい子なんかじゃない!真面目なんかじゃない!アホなことだって考えるし、面倒くさくなることもあるの!だから私に期待なんかしないで…!!私のことは放っておいて…!!!
そう心で叫んでいる私がいた。今言葉にするのはすごく恥ずかしいけど…“悪い子”になりたいって思う私がいたんだ。。
Aは、私の知らないことをたくさん知っていた。同い年なのに、歩んできた環境が違うだけでこんなにも違うのか!ってビックリするくらい、私がしたことのないような経験をたくさんしていた。(…って言っても、夜遊びをすることとか、家にあまり帰らなくなったりとか、苦手な先生の授業をちょいとサボっちゃうとかそんな感じのことね。。)
Aと一緒にいると初めてが多くて、毎日が刺激的でなんでも魅力的に見えて、楽しくて楽しくてしょうがなかったんだ。
今よりもずっと人見知りだった私も、Aといれば何も怖くない!他に何もいらない!私たち無敵だし!!…って、何を根拠にかわからないけれど、本気でそう思っていた(笑)。
少し大人になった私から言わせてもらえば「あの頃はだいぶやさぐれていたから…」と、かなり恥ずかしくなってしまうほど。。
一緒にバカをした。バカみたいに笑った。バカでもいいって思った。バカかってほどAが好きだった。
まるで彼氏彼女のような存在で、実際二人とも彼氏はいなかった。…依存しすぎちゃったんだ。たぶん私のほうが強く。。
一緒にいなければなんか不安だし、私は一人じゃ何もできないからって弱気になって…だからAが必要なんだって、心底思ってた。
ずっとこれからも、大人になっても二人でいっぱいバカして笑い合っていくんだと思ってた。
でも、出逢ってから1年くらい経ったある時を境に、ギクシャクした関係になってしまったの。この頃から私は、Aの顔色を伺いながら学校へ行くようになった。
寂しくて、苦しくて、辛くて、孤独な毎日が私を待っていたんだ。。
今回はここまで…続きは次回つづっていきますね!
こうして書いていて、そして当時の自分を改めて思い返してみて思うけど、私は人に心を開くまでにすごく時間がかかるけれど、ハマってしまうととことんその人に依存してしまうんだな…と。周りのことが見えなくなって理性も失ってしまう。
自分でもここ1年、ホント最近気付いたんだけど…そんな私だったようです(苦笑)。人間関係、人付き合いっていうのは、私にとって永遠の課題かもしれません。。
それではまた次回(^-^)
今週の真崎ゆか私服コーデ
ジャケット(インポート)…\11,340
スタッズTOPS(インポート)…\9,975
デニムSTP(昔のMURUA)
スタッズブーティ(インポート)…\20,190
ボーラーハット(インポート)…\5,775
スタッズを全身に散りばめて、ちょいハード感のあるコーディネートに。
ハードになりすぎないように、落ち着いた色味のジャケットと丸みのあるボーラーハットをオン。
最近買ったスタッズブーティはかなりのアクセントになるので、衣装はもちろんシンプルな普段のコーディネートでも重宝しそうです♪
(モデルプレス)
■真崎ゆか(まさきゆか)プロフィール
生年月日:1986年3月4日、血液型:A型、出身地:埼玉県、特技:ダンス、ハンドボール、マッサージ
2009年、ユニバーサルJで行われた日韓共同オーディションでレコード会社の目に留まる。音楽活動と並行して自身もヘビーユーザーであった人気アパレル「MURUA」でビジュアルプレス/ショップスタッフとしての活動も開始。
新世代R&Bシンガーとして2010年11月、シングル「LOVE SONG」で念願のメジャーデビュー。雑誌「JELLY」、「BLENDA」などの人気ファッション誌でも特集が組まれた。
3rdシングル「Lady Luck」(2011年7月発売)は、日本テレビ系ドラマ「ゴシップガール セカンド・シーズン」エンディングテーマに起用。さらに、4thシングル「Change Myself」(2011年8月発売)はフジテレビ系ドラマ「明日の光をつかめ2」主題歌に起用された。
2012年7月4日には、R&Bシンガー「詩音」とのせつなすぎるガールズコラボソング「SWEET PAIN feat.詩音」をリリース。楽曲に注目が集まるとともに、女性誌「JJ」の専属ブロガーモデルが出演するミュージックビデオも話題を呼んだ。
【Not Sponsored 記事】
関連記事
「ニュース」カテゴリーの最新記事
-
ヒカキンに関する怪しいチャンネルができていた!?「許せんなぁ…」らいばーずワールド
-
土ドラ10『アンサンブル』主演の川口春奈が所属する研音が新人を募集「冬の特別オーディション2025」Deview
-
風呂キャンセルや歯磨きキャンセルのせいで不快になった人も 「バレてないんじゃなくて…」Sirabee
-
越智ゆらの、美谷間際立つ水着ショット公開「憧れのボディ」「天使」と反響モデルプレス
-
久住昌之&奥山かずさが紅葉の栃木へ…地元グルメは絶品の豚ホルモンを堪能<久住昌之のニッポン箸休めさんぽ>WEBザテレビジョン
-
ちゃんみなプロデュース『No No Girls』から誕生した7人組「HANA」、プレデビュー曲「Drop」リリース日決定Deview
-
辻ちゃん長女・希空(のあ)青カラコン着用の接近ショット公開「雰囲気変わる」「似合ってる」と反響続々モデルプレス
-
元日向坂46影山優佳、計5品の豪華手料理公開「レパートリー豊富」「手が込んでる」と絶賛の声モデルプレス
-
およそ1割しか知らない「SOS」の由来 タイタニック号も救難信号に使用していたが…Sirabee