影響を受けた本＜真崎ゆか「Tokyo REAL Style」 Vol．47＞

影響を受けた本

私は一年前くらいから、本を読むようになりました。

読み始めたきっかけは、友達が一冊の本をくれたことから。ちょうど仕事や自分自身…色んなことで思い悩んでいた時期で、「もしかしたら少しは気持ちが楽になるかもよ…」そう言って友達がくれた本。

それまでは本を読むことってなんだか気が進まなかったんだけど、この頃から本の魅力に惹かれていったのかもしれない。

自分が今まで正解だと思っていたことが、別の視点から見ると不正解となる。頭の中で悩んでも出なかった答えが、本を読んだことで導き出される。自分の知らない世界や価値観を知ることが出来る。

本の世界に入り込むと、自分じゃない自分になれる。…そんな本の色んな魅力に惹かれてたんです。もう秋も終わってしまいますが、「読書の秋」にちなんで、私のオススメの本をいくつか紹介したいと思います！

◯「100％幸せな1％の人々」小林正観

これは約1年前、悩んでる私に友達がくれた本。

デビューしてから初めてのことがたくさんで、頭の中は常にパンパンでした。何にも余裕がなくなって、まわりが見えなくなって、ただでさえ苦手だった人付き合いも更に悪い方向にいってる気がしていた。。笑うことも、人に優しくすることも、自分に自信を持つことも、色んなことに臆病になっていました。

そんな時にこの本と出逢いました。

“すべてのことを受け入れて、100％幸せに生きる「1％の人」になる”…そんな言葉が帯に書かれていました。が、本を読んだら何かが変わる…そんなこと読み始めた時は一切思ってませんでした。

この本では、物事の考え方や捉え方を少し変えてみることで、“幸せ”と思える生き方ができる59の法則が書いてあります。自分の身の周りで起こることすべてを受け入れてみると、イライラすることも愚痴を言うこともなく、「人に喜ばれる存在になる」…と。

読み終わってみたら、心がす～っと軽くなった気がしました。今まで重く心にのしかかっていたモノがなくなっていく感じ。きっと普段生活、仕事をしている中で、どんな人でも多少なりとも悩みや不安があったりすると思います。

そこからなかなか抜け出せないでいる人や、“幸せ”を感じたい人にはぜひオススメの一冊です☆

◯「Good Luck」Alex Rovira，Fernando Trias de Bes，田内志文 訳

実はこの本も、友達がくれた大切な本です。

この本には、“運と幸運の違い”が物語の中でたくさん綴られているんです。運を待っているだけでは、幸せを手にすることはできない。自分の手で準備したり作り出した幸運は、永遠に尽きることはない。。夢や仕事…自分の求める何かを成し遂げる為に必要な心の持ち方が書かれているんですよね。

私は「運がいいよね」ってよく言われます。自分でも運はいいほうだと思う時がよくある。だけど、決して“運”に頼って生きてきたわけではないし、自分が何もしてこなかったとは思っていません。

だから「運がいいよね」って言われて、悔やしくなることもたくさんあったんだ。それでも時々、自分の状況や環境に甘えてしまっている時があります。それに気付かずに愚痴をこぼしてしまったこともあります。

そんな時に友達がくれた本。

待ってるだけじゃダメなんだ…。自分から動き出さなきゃ…。そう思わせてくれるとーーーっても素敵な本。今何も上手くいかないと思っていたり、なかなか結果が出せない…そんな人にぜひ読んでみてほしい一冊です☆

◯「にんげんだもの」「いのちのバトン」相田みつを

昔から実家には、相田みつをさんのカレンダーが数ヶ所に置かれていました。そんな中でもトイレにある日めくりカレンダーは、毎日毎日私の心を「うん、うん」と頷かせてくれていました。

たった一言の言葉なのに、なぜだかそこには重く胸に突き刺さる何かがあるんですよね。しかも、トイレの日めくりカレンダーは毎月同じ内容なのに、「あ～そうだよなぁ」って、一ヵ月前と同じようにまた心が頷く。

人はきっと、言われればちゃんと覚えているしわかっているんだけど、日頃の当たり前のことも忘れてしまってる時もたくさんある。相田みつをさんの言葉には、そんな日常の中で忘れてしまっているような当たり前を思い出させてくれる大きな力があると思う。

この本を買ったきっかけは、一人暮らしを始めてから。実家では毎日カレンダーにかかれた相田みつをさんの言葉を見ていたけど、引越したらそれがなくなっちゃう…そう思って買った本です。

全部を読まなくても、なんとなくパッと開いたページに、今ものすごく自分が欲していたような言葉が書かれていることもある。時間がある時には、ゆっくりじっくり読んで、言葉のひとつひとつ、想いのひとつひとつを噛み締めてみる。

本を読むこと、活字を読むことが苦手、本を読み始めてもすぐ飽きちゃう…そんな人にも、相田みつをさんの詩集はそんなに頭の中を固くせずに読めるからオススメです☆

本を読んだからって性格が変わるわけじゃい。どこか旅に出たって人生が変わるわけじゃない。ただ、自分が何をどう感じて、どれだけ吸収できるか…。自分の引き出しが多ければ多いほど、視野を広く持ち色んな角度から物事を見ることができると思います。

私は本を読むことで、今までなかった考え方を自分の中に取り入れることができるようになりました。小説でも同じで、主人公と同じ状況にもし自分がなったら、きっと私はこう考えるだろうな…とか、こんな考え方もあるんだな…とか、とにかくすごく視野が広がる。

ぜひみなさんも、ゆっくり読書の時間を堪能してみてください♪自分も知らない自分に、もしかしたら出逢えるかも…（^-^）？

今週の真崎ゆか私服コーデ

ティアードフリルチュニック（MURUA）…¥5,775
タックショルダーポンチJK（MURUA）…¥7,875
切替ニットボーダーバンテージSK（MURUA）…¥6,825
スクエアストーンネックレス（MURUA）…¥3,675
ピアス（dadaflora）
リアルレザー細ベルト（MURUA）…¥2,940
パンプス（インポート）

ホワイト＆ブラックのタイトSKがお気に入り♪

大人な印象にしたかったのでジャケットもブラックでシックに。

中に着ているのは、フリルがとっても女の子らしくてピンクベージュの色味もすごく綺麗なチュニック。

細ベルトで締めて目線を上げることでスタイルアップ♪

（モデルプレス）

■真崎ゆか（まさきゆか）プロフィール

生年月日：1986年3月4日、血液型：A型、出身地：埼玉県、特技：ダンス、ハンドボール、マッサージ

2009年、ユニバーサルJで行われた日韓共同オーディションでレコード会社の目に留まる。音楽活動と並行して自身もヘビーユーザーであった人気アパレル「MURUA」でビジュアルプレス／ショップスタッフとしての活動も開始。

新世代R＆Bシンガーとして2010年11月、シングル「LOVE SONG」で念願のメジャーデビュー。雑誌「JELLY」、「BLENDA」などの人気ファッション誌でも特集が組まれた。

3rdシングル「Lady Luck」（2011年7月発売）は、日本テレビ系ドラマ「ゴシップガール セカンド・シーズン」エンディングテーマに起用。さらに、4thシングル「Change Myself」（2011年8月発売）はフジテレビ系ドラマ「明日の光をつかめ2」主題歌に起用された。

2012年7月4日には、R＆Bシンガー「詩音」とのせつなすぎるガールズコラボソング「SWEET PAIN feat．詩音」をリリース。楽曲に注目が集まるとともに、女性誌「JJ」の専属ブロガーモデルが出演するミュージックビデオも話題を呼んだ。