心を開くこと、理解しあうこと<真崎ゆか「Tokyo REAL Style」 Vol.42>

2012.09.05 18:25

2011年度「第44回日本有線大賞」にて「有線放送協会賞」を受賞、2011年レコチョク新人アーティストランキング第5位を獲得。2012年8月8日には詩音・SIMON・K.J.とのフィーチャリングで話題となった楽曲を収録した2nd ALBUM「Tears of Heart」をリリース。

せつなく・儚い…数々の叶わない恋をテーマにした真崎ゆかの世界観が共感を呼び、今多くの女性たちから注目されるR&Bシンガー「真崎ゆか」が放つモデルプレス連載「Tokyo REAL Style」Vol.42。


心を開くこと、理解しあうこと

学生の頃の私は、大人になればなるほど、嘘の自分が増えていく気がしていました。

そう思っていたのは、なぜだかわかりません。まわりにいた大人を見て…とかではなく、ただ、なんとなく、イメージで。もともと、自分のリアルな感情を表現することが苦手ではあったけどね。

社会に出たら我慢しなきゃいけないこととか、妥協しなきゃいけないこと、人に合わせること、無理して笑うこと…なんだか色んなことに冷めていってしまう気がして怖かったんですよね。

人に心を開くことって、私にとってはすごく難しい…というか、心を開ける相手がなかなかいない。家族や友達、それがたとえ恋人だとしても、100%私を知ってほしいと思うことは滅多にない。

私を知ってるのは私だけでいい。そんな風に思って生きてきました。

最近になって感じるのは、自分自身が心を開こうとしたり相手を理解しようとすることが、人間関係を良くしていく為のひとつの方法だということ。

好きな人には、私を理解してほしいし相手を理解したい。そう思う。

家族や友達にも、自分の素直な気持ちをちゃんと表現していたいし、それがもし怒りや悲しみだったとしても、自分が心を開いた大切な人たちなら、それを受け止めてくれると思う。

自分の心を開いたからってなんになる?…って、実はずっと思っていたけれど、そう思ってきた自分に、なんてもったいないことをしてきたんだ…とも言いたくなります。

人との交流を避けることや会話少なめに過ごすことは、自分の人生そのものをつまらなくしているんだ…と最近本当に思うのです。

人の心って本当に単純なもので、嫌な事が続いたり気持ちが落ちついている時には、家からあまり出なくなったり人に会う事や連絡を取り合うことすら億劫になる。

でも気持ちが上がっている時には、どんどん外に出歩いて色んな場所に出向いてみたり、人に会って話をしたいって思う。どんどんモチベーションも上がっていくんですよね!

私はこの差がすごく激しいから、今の自分の心がどれだけ落ちてるのか…とか、どれだけ余裕がないかが自分の行動ですぐわかっちゃいます(苦笑)。

ただ、わかったからといって、コントロールできるわけではないんだけど。。

元々ものすごく人見知りで、人間関係が本っっっ当に苦手な私でした。初対面の人には何を話したらいいのかわからないし、表情が引きつっちゃったりもしてね。

そんな私が心がけていることが、相手を理解しようとすること。

いきなり理解しようとするのも難しいので、まずは相手に興味をもつ、気になることとか共通していそうな所をどんな小さなことでもいいから話題にしてみる。

それから、自分で勝手に作り上げている変な壁を取っ払う。恥ずかしいとか、人見知りだから…とか、そんなことを言っていたらものすごく損な気がするんです。

人との繋がりは今後どんな風に関わっていくかわからないから、その時の出逢いを大事にしたいですよね。

誰にでも心を開くなんて無理だし、心を開いたからって関係がイイように深まっていくとは限らないけれど、でもそれでも、少し心のバリアを緩めてラフな状態にしてみると、自分が受け入れられる容量がすっごく広がるんです。

苦手だ…と遠ざけるのではなく、自分から歩み寄って“あなたを知りたい”って思いをもって話をすれば、相手もイヤな気はしないはず。

人見知りを例に挙げましたが、どんな人間関係でもそんな大きな違いはなくて、仲が良くてもそうでなくても、100%心を開けなかったとしても、自分の想いを相手に知ってもらおうって一生懸命話をしたり、相手のことを一生懸命知ろうとすることが、本当に大事なことなんですよね。

本当に仲がいい友達とは、もう言葉にはしなくても通じる何かがあったりするけどね。

でもそれは、お互いに心を開いている分、表情だったり行動に表れたりもするし、フィーリングで感じたりもできるんだと思う。

今の私は、完璧に人見知りが克服できたわけでもなく、人間関係って本当に難しいなぁ…って悩む時もよくあります。

だけど、少しずつ自分でできることから意識したり工夫するだけで、人と話をすることがこんなに楽しかったんだって感じるの。

自分が今まで過去に感じてた“孤独感”は、きっと自分自身が作り出してたものなんだなって思った。

もし今人と向き合うことを怖れていたり、人付き合いが苦手な人がいたら、ゆっくりちょっとずつ自分の心を解放してあげて、バリアを緩めてあげてみてくださいね!

最近こんな風に“心を解放させる”とか“素直な心”とかよく話をする私ですが、8月にリリースしたセカンドアルバム「Tears of Heart」を制作している中で自分自身気付けたことが多かったから、自分自信と向き合うことや人と向き合うことを怖れている人にも気付いてもらえたらな…って、より強く想うようになりました。

“自分”っていうバリアを取っ払って、涙を流すことや怒りを爆発させること、そうやって感情的になれることってすごく素敵なことだって私は思うんです。

9月15日には、アルバム「Tears of Heart」を引っさげての、真崎ゆか初のワンマンライブを開催します!

このライブでは、来てくれるみなさんがそれぞれ心に溜めてる想い、普段吐き出せない感情を解放できるような、そんな空間にしたいと思っています。

ぜひ9月15日は真崎ゆかワンマンライブ@渋谷VUENOSに足を運んでみてください!お待ちしています♪


今週の真崎ゆか私服コーデ

テーマ「友達とライブレストランコーデ♪」
テーマ「友達とライブレストランコーデ♪」
総レースパフショルT(MURUA)…\6,300
フェイクレザーミニSK(MURUA)…\6,825

少し雰囲気のいいライブレストランやラウンジに行く時には、上品な印象になるようなコーデで。

フェイクレザーのスカートも、レースと合わせれば強すぎる印象もなく、大人の女性らしさが出せます。

パフショルで腕のラインも綺麗に見えるんですよ♪

真崎ゆか(まさきゆか)プロフィール

真崎ゆか
真崎ゆか
生年月日:1986年3月4日、血液型:A型、出身地:埼玉県、特技:ダンス、ハンドボール、マッサージ

2009年、ユニバーサルJで行われた日韓共同オーディションでレコード会社の目に留まる。音楽活動と並行して自身もヘビーユーザーであった人気アパレル「MURUA」でビジュアルプレス/ショップスタッフとしての活動も開始。

新世代R&Bシンガーとして2010年11月、シングル「LOVE SONG」で念願のメジャーデビュー。雑誌「JELLY」、「BLENDA」などの人気ファッション誌でも特集が組まれた。

3rdシングル「Lady Luck」(2011年7月発売)は、日本テレビ系ドラマ「ゴシップガール セカンド・シーズン」エンディングテーマに起用。さらに、4thシングル「Change Myself」(2011年8月発売)はフジテレビ系ドラマ「明日の光をつかめ2」主題歌に起用された。

2012年7月4日には、R&Bシンガー「詩音」とのせつなすぎるガールズコラボソング「SWEET PAIN feat.詩音」をリリース。楽曲に注目が集まるとともに、女性誌「JJ」の専属ブロガーモデルが出演するミュージックビデオも話題を呼んだ。(モデルプレス)


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