<真崎ゆか「Tokyo REAL Style」 Vol.31>過去の恋愛~愛されるより愛したい編~

2012.04.11 12:46

2011年度「第44回 日本有線大賞」にて「有線放送協会賞」を受賞、2011年レコチョク新人アーティストランキング第5位を獲得。2012年第1弾…叶わない恋を歌うシンガー・真崎ゆかの真骨頂「不倫」ソング「願い feat. K.J.」(3月14日発売)も話題を呼んでいる。

せつなく・儚い…数々の叶わない恋をテーマにした真崎ゆかの世界観が共感を呼び、今多くの女性たちから注目されるR&Bシンガー「真崎ゆか」が放つモデルプレス連載「Tokyo REAL Style」Vol.31。


過去の恋愛~愛されるより愛したい編~

みなさんは愛するより愛されたいですか?
それとも、愛されるより愛したいですか?

前回のコラムでは、自分が相手を好きすぎて辛くて苦しくて悲しくてたくさん傷ついて、そして好きだけど別れを選んだ…って話をしたんですが、この頃から私の恋愛に対する考え方は一気に変わってしまったんです。

私はどちらかと言えば追いかけたいタイプ。相手がグイグイくるような人だとちょっと引いちゃう...ちょっとくらい素っ気ない人とか、突き放されるほうが燃えちゃうんですよね。笑

そんな私は“愛されるより愛したい”派でした。

でもね、心から信頼していた人、大切だった人、大好きだった人に裏切られたとわかった時、私の中で、すべてがどうでもよくなっちゃったんです。誰かと付き合うっていうことの意味も、人を好きになる意味も。

この時、私は考えました。「誰かを本気で好きになって、結局傷つくのなら、人を好きになんかならなければいい」と。

“好き”の感情は決してコントロールできるものではないけれど、恋愛…というか人間関係自体に冷めてしまった私は、心から誰かを好きになることも、心から誰かを信頼・信用することもなくなっていきました。

この時期、こんな冷めきった私に、猛烈にアタックしてくる一人の男性がいました。
はじめの印象は、私が落ち込んでたりするとなんとか笑わせようとしてくれたりする、結構優しい人でした。

でも私は好きでもないし、誰かと付き合う気になんかなれず、ずっと断り続けていたんです。何度断ってもめげないっていう、ある意味強い心の持ち主だったな…(笑)。

でもね、ある時ふっと思ったんですよね。「自分が好きになって付き合ってたら傷つくけど、好かれて付き合うなら傷付かないで済むじゃん」ってね。(この頃は、なんか私だいぶ上から目線でしたね…苦笑)

この頃の私は“愛するより愛されたい”派になっていました。その人と付き合いはじめて最初の2、3ヵ月くらいは、まぁ至って普通に、そしてわりと平穏に時は流れていました。

でもあることをきっかけに、彼のなんかのスイッチが入っちゃったみたい…

あることって言うのは、私が男の人と電話をしていたこと。もちろんそれは、決して怪しい関係の男性ではなく、イベントのオーガナイザーさんとの打ち合わせの電話。それもちゃんと伝えているのに、相手が男の人というだけでめちゃめちゃキレ始めたんです。

そこから、彼のありえないくらいの束縛や怒りと、私の彼に対する反抗がぶつかり合う毎日。喧嘩をしない日を数えたほうが早いんじゃないかってくらいほとんど毎日言い合いをしていたし、友達と会うこともほとんどさせてもらえなかったし、携帯電話はまっぷたつに折られるし、もう私にとってサバイバルでしたよ…(苦笑)。

別れ話をしても、彼の頭の中には“別れ”という選択がこれっぽっちもなかったみたいで、まず会話にならない。でも自業自得な部分もあるから…って我慢したりもしていたけれど、あいにくその束縛に持ちこたえられるだけの心の強さと相手への少しの愛情も、私は持ち合わせていませんでした。

限界の限界まで我慢して…最終的には別れました。

冷静になって考えてみると、彼の束縛が酷かったとは言え、少なくとも彼の私に向けていた気持ちを踏みにじってしまった私。傷付けた。もうこの時は、本当にイヤになっちゃったんですよね…

好きとか嫌いとか男とか女とか。傷付きたくないし、傷付けたくないのに。悩んで泣いてばっかり、恋なんて。愛しても、愛されても、うまくいかないじゃん。結局どちらかが傷つくんじゃん。なら恋なんてしないほうがいいじゃん。

そんな風に思うようになっちゃったんです。過去の自分は結局ひとりよがり。

“愛されるより愛したい”…なんて言っていた私は、自分の感情を相手に押し付けていただけのただの自己満にしかすぎないし、自分が相手に対する愛情がなく愛されるだけでは、バランスがうまく取れるわけがない。自分が愛していないのに愛をもらおうなんて、どれだけ自己中だったのか…。

人は生きている中でほとんどの人が恋をして、誰かを愛して、だけど時々傷付いて、恋や人付き合いがめんどくさくなっちゃったりして…そんなことを繰り返して強くなっていくんだと思うけれど、いつでも忘れちゃいけないのは、自分がどれだけ愛情を持って人や物事に接することができるか…ですよね。

「見返りを求めない」…最近私はこれをよく言うんだけれど、自分自身普段から心がけているからなんです。見返りを求めずに「幸せになってほしいな」とか「笑顔になってほしいな」って行動や言葉にしたことは、カタチには見えないかもしれないけれど、そこにあたたかい絆が生まれて、あたたかい空気に包まれる気がするんです。

そしてそれが相手に伝わった時には、「ありがとう」っていう言葉が返ってきたり、笑顔をくれたり。そういう意味で“愛されるより愛したい”。

どっちの愛が大きい!とか、自分はこんなにあなたに愛情示してるんだ!とかそんなんじゃなく、ただただ相手を大切に想って触れ合っていきたい。自分が愛すること…それが相手に愛されるための一番大事なところ。

だから私は次に恋をする時には、そんな風にお互い「ありがとう」って言葉が絶えないような、無償の愛を捧げられるような、そんな二人でいたいなって思います!

先日の友達の結婚式でブーケもGETしたし、そろそろ私も出逢えるかな…(^-^)


今週の真崎ゆか私服コーデ

テーマ「淡色エアリーコーデ」
テーマ「淡色エアリーコーデ」
チュニック(Spiral Girl)
ウエストベルト(インポート)…¥5,775
プリーツシフォンマキシSK(MURUA 2011 SS)…¥11,340
パンプス(インポート)…¥10,290
3連ネックレス&ピアス(dada flora)

レースチュニックとプリーツシフォンスカートでエアリーで爽やかなコーディネートにしてみました。

ホワイトとベビーピンクの組み合わせに、ブラウンのウエストベルトを合わせて、大人っぽい印象に。

桜をイメージしたふんわりコーデです♪

真崎ゆかプロフィール
真崎ゆか
真崎ゆか
生年月日:1986年3月4日、血液型:A型、出身地:埼玉県、特技:ダンス、ハンドボール、マッサージ

2009年、ユニバーサルJで行われた日韓共同オーディションでレコード会社の目に留まる。音楽活動と並行して自身もヘビーユーザーであった人気アパレル「MURUA」でビジュアルプレス/ショップスタッフとしての活動も開始。

新世代R&Bシンガーとして2010年11月、シングル「LOVE SONG」で念願のメジャーデビュー。雑誌「JELLY」、「BLENDA」などの人気ファッション誌でも特集が組まれた。

3rdシングル「Lady Luck」(2011年7月発売)は、日本テレビ系ドラマ「ゴシップガール セカンド・シーズン」エンディングテーマに起用。さらに、4thシングル「Change Myself」(2011年8月発売)はフジテレビ系ドラマ「明日の光をつかめ2」主題歌に起用された。

K.J.(KOHEI JAPAN)をフィーチャリングに迎えた5thシングル「願い feat. K.J.」(3月14日発売)は、叶わない恋を歌うシンガー・真崎ゆかの真骨頂「不倫」をテーマにした禁断のラブソングとなっており、現在絶賛発売中。(モデルプレス)


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