卒業発表の柏木由紀、初の30代AKB48メンバー 3期生として加入し17年…ソロでも活躍<略歴>
2023.10.20 20:11
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AKB48が20日から22日にかけて東京・日本武道館にて『MXまつり AKB48 62ndシングル「アイドルなんかじゃなかったら」発売記念コンサート』3公演を開催。20日の「古参も新規も⼤集合︕なんでもありのAKBでっせスペシャル」公演にて、メンバー最年長でAKB48歴17年の3期生・柏木由紀(かしわぎ・ゆき/32)がグループを卒業することを発表した。ここでは、柏木のこれまでの活躍をまとめる。
柏木由紀、2006年に3期生としてAKB48加入
柏木は1991年7月15日生まれ、鹿児島県出身。愛称はゆきりん。キャッチフレーズは、「寝ても覚めてもゆきりんワールド! 夢中にさせちゃうぞ!『ゆきりん』こと、柏木由紀です」。2006年第3期、AKB48オーディションに合格。同期には芸能界を引退した渡辺麻友さんやJKT48に移籍し活躍した仲川遥香などがいる。2007年に初代チームBとしてAKB48劇場公演デビュー。4thシングル「BINGO!」でシングル表題曲選抜メンバーに初めて選ばれる。2009年の第1回総選挙では9位にランクイン。選抜総選挙での最高位は第7回の2位。チームBキャプテンも経験し、2014年から2015年にかけてNMB48チームN兼任、2015年から2019年にかけてNGT48を兼任した。
柏木由紀、ソロアーティストとしても活躍
倉持明日香、高城亜樹とともに派生ユニット「フレンチ・キス」としても活躍したほか、2013年にはソロデビュー。ソロアーティストとしては2013年に横浜アリーナ公演、2016年には全5都市を回る全国ツアー、2018年1月、8月には上海公演、そして、さらに10月には重慶、台湾、香港でも公演を行い、AKB48グループ在籍中のメンバーとして単独で初の海外ツアーを成功させる。2021年にWACK渡辺淳之介氏を新プロデューサーに迎え「CAN YOU WALK WITH ME??」をリリースして以降、WACKとのコラボレーションを行っている。女優としても活躍しており、主な出演作に「黒服物語」(2014)、「ミエリーノ柏木」(2013)、「この恋はツミなのか!?」(2018)など。2018年大河ドラマ「西郷(せご)どん」で大河ドラマ初出演を果たした。
柏木由紀、アイドルとしての魅力と愛される人柄
AKB48加入前はモーニング娘。の熱烈なファンだったことで知られ、細部にまでこだわりを感じる表現力や伸びやかな歌声を武器にした抜群の歌唱力で、多くのメンバーのロールモデルとなってきた。劇場公演やコンサートのプロデュースも手掛けファンからの信頼も厚い。一方で周りを楽しませる大きなリアクションやファンへの歯に衣着せぬ発言、後輩メンバーからもイジられがちな飾らない人柄で愛されてきた柏木。YouTubeチャンネル「ゆきりんワールド」で公開したすっぴんからのメイクテクニックも話題となり、2023年にはコスメブランド「u pink (ユーピンク)」を立ち上げた。
柏木由紀、初の30代AKB48メンバーとして名を刻む
「30歳までAKB48を卒業しない」を宣言し、AKB48史上初の30歳以上のメンバーとして歴史に名を刻んだ。2023年5月13日、48グループに在籍する現役メンバーで初めて在籍日数が6,000日目に到達した。10日に行われた会見では、「アイドルとは?」の質問に「趣味ですね」と回答し、「20代の頃はわりと『本当に自分の天職です』とか言っていたのですが、さすがにこんなに長くやっているのって仕事の域をちょっと超えてるなと感じるというか(笑)」「『たぶん好きなんだな』ということに自分が気付いたので、軽い気持ちという意味ではなく、仕事を超えた自分の心から好きなもの、楽しいと思えるものがアイドルかな」と年を重ねるうちに自分の中で起きた変化を語っていた。(modelpress編集部)
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