「ラーゲリより愛を込めて」二宮和也、2ヶ月で53キロ台まで減量は「桃李のせい」松坂桃李に申し立て

二宮和也、松坂桃李に申し立て

同作で、少しの食事で過酷な労働を強いられた捕虜を演じた俳優陣。同局の宇賀神メグアナウンサーから減量について尋ねられた二宮は「これ変なカラクリなんですけど」と切り出した上で「ちょっと桃李が痩せすぎなんだよ」「なんかバランスおかしくなっちゃうんだよなあ」といった監督からの言葉を振り返った。そして「だから桃李のせいです！」と申し立て。

これに対し、松坂は同作のクランクイン前に広瀬すずとW主演を務めた映画「流浪の月」（2022年）を撮影していたことを踏まえ「体重を落とさないといけなかった」と説明。

「流浪の月」で誘拐犯を演じるため約8キロの減量を行った後、「ラーゲリより愛を込めて」の現場に入ると「プロデューサー側からも『別にそのままでいいですよ』みたいな感じで（言われた）」ため体重をキープしていたと回顧した。

そんな中、衣装合わせに向かうと監督から開口一番「『痩せすぎだよ』って言われて『あれキープじゃないのか』と思ってちょっと食べて現場に入りました」と弁解しつつ、「痩せすぎ」の真相を明かした。

しかし、2ヶ月で53キロ台まで体重を落とした二宮に宇賀神アナが「松坂さんのせいで大変な減量を…？」と話を振ると、二宮は「うん。痩せすぎなんだもんだって」と再び松坂に一言。松坂も「いや違うんですよ！『このままで来い』って言われたから」と笑いながら返答し、周囲からは笑いが起こった。

二宮和也主演「ラーゲリより愛を込めて」

第二次世界大戦終了後、60万人を超える日本人がシベリアの強制収容所（ラーゲリ）に不当に抑留され捕虜となり、あまりにも残酷な日々に誰もが絶望する状況下において、ただ1人、生きることへの希望を捨てなかった人物、それが山本幡男。ラーゲリでの劣悪な環境により栄養失調で死に逝く者や自ら命を絶つ者、さらには日本人捕虜同士の諍いも絶えない中、山本は生きることへの希望を強く唱え続け、仲間たちを励まし続けた。自身もラーゲリに身を置き、わずかな食糧で過酷な労働を強いられていたが、仲間想いの行動とその力強い信念で多くの捕虜たちの心に希望の火を灯した実在の人物の物語である。（modelpress編集部）

情報：TBS