吉高由里子、北村匠海(C)テレビ朝日

吉高由里子、テレ朝連ドラ初主演 大石静脚本で北村匠海と大人のピュア・ラブストーリー<星降る夜に>

2022.07.23 05:00

女優の吉高由里子が2023年1月スタートのテレビ朝日系火曜よる9時の新ドラマ枠にて放送される『星降る夜に』(毎週火曜よる9時~)で主演を務めることがわかった。俳優の北村匠海が相手役を演じる。

  

吉高由里子&北村匠海「星降る夜に」

なんだか息苦しい毎日の中、本音を暗闇の中に押し込めて生きる彼女の前に突如現れ、ちょっと強引な性格と不意のキスでまばゆい光をもたらしてくれたのは、どこまでも自由に生きる10歳下の彼だった…。完全オリジナル作品となる本作は、胸躍る10歳下の彼との大人のピュア・ラブストーリー。

今回主演を務める吉高はゲスト出演した『時効警察』、『PS -羅生門-』(共に2006年)以来、約17年ぶりにテレビ朝日のドラマに凱旋。『花子とアン』(2014年)、『東京タラレバ娘』(2017年、2020年)、『最愛』(2021年)といったヒット作を多数経て、2024年放送のNHK大河ドラマ『光る君へ』でも主演の座も射止めるなど、今や押しも押されもせぬ一流女優となった吉高が、満を持してテレビ朝日連続ドラマ初主演を飾る。

そんな吉高の相手役を務めるのは北村。『君の膵臓をたべたい』(2017年)や『東京リベンジャーズ』(2021年)などのヒット映画をはじめ、テレビ朝日の連続ドラマ『にじいろカルテ』(2021年)でも鮮烈な印象を残してきた彼が、今回は自身のドラマ出演作では希少なピュア・ラブストーリーに真っ向から挑み、全国の女性を魅了する。

そして、吉高&北村の魅力を最大限に引き出すのが、脚本を手掛ける大石静。『セカンドバージン』(2010年、2011年)や『大恋愛~僕を忘れる君と』(2018年)、『あのときキスしておけば』(2021年)など珠玉のラブストーリーを次々と生み出し、前述の『光る君へ』も執筆することが決定している恋愛ドラマの名手が、乾きがちな大人の心を潤す新たなオリジナル恋愛ドラマを創出。シリアスな表現も軽やかな表現も見事に包括する繊細な表現で人々の心をとらえてやまない吉高&北村と手を組み、令和の恋愛ドラマ史に新たな歴史を刻む。

吉高由里子&北村匠海、10歳差恋愛を育む

のどかな海街の病院で働く産婦人科医・雪宮鈴(35歳/吉高)と、高齢化社会となった日本で今まさに注目を集めている職業=遺品整理士として働く柊一星(25歳/北村)。そんな命のはじまりと命の終わりをつかさどる2人が、ひたむきな10歳差恋愛を育んでいく本作。

実は鈴、新たな命の誕生という輝かしい瞬間に真摯に手を差し伸べる一方、窮屈で息苦しい社会の中で心がすり減り、誰に弱音をはくこともできない“孤独”な女性。必死に勉強して医者になり、努力してお金と地位を築いた代わりに、共に戦った仲間や、昔抱いていたはずの熱意や夢は失ってしまった。「女性の社会進出」と無駄に時代に誉めそやされ、かと思えば「上を目指す女は面倒」とむげに扱われ、社会は必ずしも正しい者の味方ではないし、戦っても疲れるだけと学んだ鈴。「辞めたい」と思うほどもう若くないし、いまさら熱意あふれた自分には戻れない。いつの間にやら笑顔も涙もどこかに置いて、どこか死んだ魚のような目で働きながら毎日を消化する。ヒロイン・鈴はそんな現代女性の権化だ。

そんな彼女はある日、息抜きのためソロキャンプへ。一人で酒をあおり、燦然と輝く星空を見上げる鈴。そこへ現れたのは、何も語らず、自分に向かってカメラのシャッターを連続で切る一星。しかも彼、いきなり鈴にキスをして!?そんなドラマチックな出来事を経た翌朝、微妙に記憶のない頭を抱えて目覚めた鈴は、一星が何か手でサインを伝えたまま、去ってゆく背中を見送ることに。夢かうつつか…ふと現実に戻った鈴は、やがて一星のサインの意味に気づく。それは、「お前のゲロは全部片付けた、バカ女」。

そう、実は一星、手話で悪態をついていた。しかも、この出会いは、やがてお互いにとってかけがえのない運命の出会いとなることに。音のない世界を生き、映画鑑賞にキャンプに世界旅行にカメラ…と多趣味で自由奔放、心のままに人生を謳歌している一星。世界中に友人を持ち、自信に満ちあふれ、どこまでもフラットで、コンプレックスもない。そんな10歳も年下で、時々妙に強引で子どもっぽいけれど、どうにも目を逸らすことのできない輝きを放つ彼に触れ、さまざまな既成概念に押しつぶされて窮屈に生きる鈴の心は、どんどん解放されてゆき…。

理屈や常識、世の中にはびこるさまざまな既成概念をすべてひっくりかえす、純度120%で描く本能の恋。新たな価値観で繰り広げるヒューマンドラマとなる。

気鋭のスタッフが集結

本作には数々のヒット作を生み出してきたヒットメーカーも集結。メイン監督を務めるのは映画『白夜行』(2011年)や『神様のカルテ』シリーズ(2011、2014年)、『にじいろカルテ』などで、温かくも美しい世界観を表現し、類まれなる手腕を発揮した深川栄洋。さらに、『民王』シリーズ(2015年、2016年)や『おっさんずラブ』シリーズ(2018、2019年)など話題のドラマでメガホンを取った山本大輔も、監督として参戦する。

また、劇中音楽は『アンナチュラル』(2018年)や『監察医 朝顔』シリーズ(2019年、2020年)、『MIU404』(2020年)などを手掛けた得田真裕が担当する。(modelpress編集部)

主な登場人物

【雪鈴(ゆきみや・すず)(35)…吉高由里子】

のどかな海街にある「マロニエ産婦人科医院」で働く産婦人科医。勉強家で優秀な医師であり、どんな患者が緊急搬送されても、必ず受け入れることを信条としている。患者に嘘はつかない性格で、たとえ辛辣であっても言うべき真実はきちんと伝える一方、患者に自分の価値観を押し付けることはない。誰に対しても甘すぎず優しすぎず、厳しい中にも時にユーモアを持ち合わせたサバっとした言動が多く、患者からも同僚からも頼りにされる存在。医者が感情を表に出すことを嫌い、常に毅然と冷静に振る舞う。その実、鈴自身は誰かに頼ることが苦手。親戚づきあいも薄く、周囲に本音を打ち明けることのない日々を送っている。食事にもさほど興味がなく、コンビニやゼリー飲料で済ませることが多い。自炊はまったくしない、お酒は好き。

ある日、息抜きのために行ったソロキャンプで、10歳下の柊一星と運命の出会いを果たすことに。しかし出会い頭にとんでもなく最悪な酔っ払い姿を見られ、子どものような喧嘩で言い争ううち、どこまでも自由な一星の価値観に導かれ、自分でも気付かぬうちに閉ざしていた心の扉が自然と開いていく。

もともとは大学病院に勤務していた。実はある医療事故がきっかけで、医療裁判を抱えていて…?

【柊一星(ひいらぎ・いっせい)(25)…北村匠海】

遺品整理士の青年。性格はストレートで直情的、かつ感情表現が豊かで明るく陽気&おしゃべり。生まれつき聴覚を持たず、音のない世界で生きており、手話や筆談、スマホ、ジェスチャーを用いて会話をする。自分の感情に正直であるがゆえに口が悪い時もあるが、嘘がないので信頼できる人間。両親を学生時代に亡くしており、その遺品整理で出会った遺品整理士の仕事ぶりに感銘を受け、自らも遺品整理士を目指す。現在の職場「ポラリス」での仕事ぶりの評価は非常に高く、顧客満足度NO.1を獲得。残された遺族の人生にも、お節介にも踏み込んでいくタイプ。現在は祖母と2人で古い一軒家で暮らしている。映画鑑賞にキャンプ、カメラ、料理…と非常に多趣味であり、高校卒業後は、海外でヒッチハイク旅を楽しみ、世界中に友人も多数いる。

ある日偶然出会った雪宮鈴に、一目惚れをして、激しく恋に落ちてゆく。ぐいぐい彼女を誘い、いろんな場所へ連れ出すが、恋愛においてはかなりのやきもち焼き。思い通りにいかなければむくれるし、抱きしめるし、キスをする。子どもっぽい発言や行動も多く、それがケンカの原因になることも…。

一度目の衝撃的な出会いの後、ある遺品整理の仕事で、遺品を遺族に届けに行ったところ、鈴とまさかの再会を果たすことに――。

大石静(脚本)コメント

2021年4月期に放送した『あのときキスしておけば』の台本を執筆している頃、貴島プロデュ―サーから、この企画をやらないかというお話をいただきました。貴島Pは学生時代に手話サークルに所属されていた経験があり、長い間温めてこられた企画だそうです。私もそれから取材をしたり、音のない世界を経験したりしながら、一緒に物語を作ってゆきました。

当たり前の価値観の向こう側にあるかもしれない“真実”を求めて、ドラマを作っているのだと、私は常日頃から思っています。このドラマは産婦人科医の女性と、遺品整理士の聾の青年のラブストーリーですが、青年は音のない世界に生きているからこそ、逆にのびやかで、感情豊かで、自由な魂の持ち主です。固定観念を鮮やかに飛び超える、10歳年下の青年との出会いによって、ヒロインも閉ざしていた心を次第に解放させ、自分らしさを取り戻してゆきます。

吉高由里子さんとは2度目の連ドラで、この先、大河ドラマもご一緒する予定ですが、彼女は美貌で華やかなだけでなく、孤独な心を胸にしみるリアリズムで表現できる稀有なる女優さんです。この閉塞した時代を生きる“出来る女の孤独”を、今回もしみじみと表現してくれると思います。平安時代に行くとしばらく戻って来られませんので、吉高さんの才能と素敵さを現代劇で思いっきり味わっていただきたいと思いながら書いています。

北村匠海さんとは初めての仕事ですが、『君の膵臓をたべたい』で彼を知った時の衝撃は忘れられません。色っぽさと透明感が同居していて、シビレました。あの映画の頃よりずっと大人になった北村さんが、今回、強気でわがままで、一直線で、既成の価値観を軽々と越えて行く聾の青年を、どのように演じてくれるのか、楽しみにしています。

“命の始まりと終わり”を司る産婦人科医と遺品整理士の、星降る夜の宿命の出会い、そして恋。テレビ朝日火曜9時の“新枠”ということで、2023年幕開けにふさわしい記念すべきドラマとなるよう、頑張ります。このドラマが提示する新しい価値観が、日本の中だけでなく、国境を越えて世界中の方に届くことを祈りながら…。どうぞ、ご期待下さい。
【Not Sponsored 記事】

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関連ドラマ

  1. 星降る夜に

    星降る夜に

    2023年01月17日(火)スタート

    毎週火曜21:00 / テレビ朝日系

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